五色姫海浜公園海水浴場【子連れ安心の夕日が美しいビーチ】
瀬戸内海に面した愛媛県には海水浴場がたくさんある。愛媛の中心・松山市の近郊にはすぐにアクセスできて充実した施設の海水浴も多い。 そんな中でも子供を連れて夕方からでも泳げる海水浴場が「五色姫浜海浜公園」だ。松山の中心から30分ほどで到着するアクセスの良さ、充実の施設、そして夕日の美しさで人気の海水浴場だ。
夕方だと空いていて夕日が美しい五色姫海浜公園海水浴場
夕方の海水浴場はとても空いている。しかし、昼間は駐車場も満車になるくらい賑わっていたようだ。広いビーチが続く海水浴場はとても気持ちが良い。ちなみにビーチは西向きになっているので、美しい夕日を楽しみながらの海水浴が可能だ。
ビーチバレー大会が開かれるサラサラの砂浜
ビーチ上部は美しい砂だが、波打ち際に行くと細かく砕けた貝が混じる目の粗い砂になる。砂でお城などを作るのは難しく、穴を掘れば細かい砂が手にあたってちょっと痛い。とはいえ、素足で歩いたり寝転んだりするには全く問題なし。
ビーチの一角は本格的なビーチバレーのコートになっている。五色浜は県内のビーチバレーのメッカになっており、多くの大会がここで行われる。
子連れでも安心の穏やかな五色姫浜海水浴場
五色姫浜の海は松山市街地に隣接し、近くに工場が立ち並ぶため、水の透明度は抜群とは言えない。もう少し足を伸ばした「ふたみシーサイド公園」や「道の駅風早里」の海水浴場の方が断然水質は良い。とはいえ、子供連れで遊ぶには全く問題がない水質。海の深さは普通程度だが、子供が背が立つ範囲はあまり広くない。大人が背が立たなくなってくらいからの水深は急に深くならない様子だ。
子どもが背が立つ部分は少ないので、やはり浮き輪などがある方が楽しめる。浮き輪は海の家でもレンタルできる。ヤシの木が立ち並ぶビーチは、海から見ると周りの建物などは見えなくなっている。夏空、ヤシの木、砂浜が立ち並ぶ風景は夏を満喫させてくれる素敵な風景。五色浜の海からの眺めは秀逸だ。
充実した施設の五色姫浜海水浴場
五色姫浜のビーチのすぐ上には芝生広場があり、いくつかベンチもある。ビーチ際に立ち並ぶのは納涼席。平日2000円、休日3000円の料金で利用できる。
海の家は1軒だけだが、その規模は大きくて充実している。付近にはお店が無いので、弁当を持ち込まないならこの海の家が頼り。
屋外にも仮設のシャワーブースが多数並んでいる。着替えはできないが、海から出て気軽に使える所はありがたい。
管理棟にはトイレはもちろん、シャワー室や更衣室もあり、とても充実。しかも無料で使えるという至れり尽くせりぶり。ただし利用可能時間は9時から18時で、それ以外の時間はシャッターが閉まるので注意が必要。
シャワー室は無料なのにとても充実。温水ではないが、カーテン付の個室で清潔。しかもシャワー数は15箇所はある。更衣室もとても広い。100円リターン式のロッカー(実質無料)もあるので、荷物の管理もここでできる。写真に写っているのは更衣室の半分で、右側のロッカーの裏にまだ同じくらいのスペースがある。トイレも広くて使いやすい。ちなみにトイレだけは18時以降も利用可能。
駐車場。日中は混みあうので、朝早めの到着か夕方からの海水浴がおすすめ。付近の道は狭く、他に民間の駐車場などはないので注意が必要だ。
五色姫海浜公園海水浴場
住所: 愛媛県伊予市尾崎
電話: 089-982-1111
期間: 6月下旬～8月末
営業時間: 9:00～18:00
交通: JR予讃線伊予市駅・伊予鉄道郡中港駅から徒歩15分
松山自動車道伊予ICから車で約5分
駐車場: 約150台(無料)
施設: 売店・納涼席・無料シャワー・ビーチバレーコート(夏期限定)
トイレ・更衣室・コインロッカー(無料)
レンタル: パラソル1000円、ゴザ500円、水中メガネ100～200円
浮き輪200～500円、テント1000円、空気入れ50～200円
納涼席1日 平日2000円、休日3000円
1時間 平日500円、休日600円
【投稿時最終訪問 2013年7月】
夕日海水浴の後は松山・道後温泉に泊まりたい
日本最古の温泉とされる道後温泉には、数多くの宿があります。どの宿にも趣向をこらした温泉を楽しめ、さらには湯篭をもって浴衣姿で道後温泉本館や椿の湯といった外湯巡りも楽しめます。道後温泉から伊予鉄道の駅に続く商店街「道後ハイカラ通り」にはたくさんの店が並んでおり、各ホテルの軒先には無料の足湯があり、道後温泉は散策するにはもってこい。海にも近く美味しい魚を食べられる店も多数。道の駅ふたみから1時間もあれば道後温泉に到着するので、遅めの夕食を食べられる宿、夕食なしのプランの宿ならもってこい。また松山市内にも温泉つきのシティホテルがいくつかあるのでそちらに宿泊するのも気持ちが良いです。
