川の駅カヌー館キャンプ場【四万十川・梅雨にオススメ】

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西日本が梅雨に突入した6月中旬。そんな時に無謀にもキャンプを計画したが運良く梅雨の中休みに当たった。場所は高知県四万十川河川敷にある「川の駅カヌー館キャンプ場」だ。カヌー館があるのは高知県四万十市の江川崎。岩間沈下橋や口屋内沈下橋も近く、カヌーや自転車でのツーリングにも便利な場所だ。
アプローチはまず、松山から松山自動車道で大洲を経由し、西予宇和インターへと向かう。西予宇和インターから江川崎までは1時間強。松山からでも2時間半で到着が可能。瀬戸内海に面した松山からでも、意外に太平洋に近い四万十川は気軽に行ける場所である。
カヌー館キャンプ場の特徴のひとつが予約不可ということ。言い換えれば当日早い者勝ちのフリーサイトだ。そのため、天気予報を見てキャンプを決行したり、取り止めたりできるので、梅雨にはもってこいのキャンプ場と言える。
カヌー館に到着したら、前の駐車場に車をとめ、売店内で受付する。大人350円、子供210円の料金でとてもリーズナブル。受付が終われば、車はサイト横の駐車場まで入ることができる。

四万十川にある快適な芝生のフリーサイト

川の駅カヌー館キャンプ場

カヌー館入口から見下ろすキャンプ場。四万十川の流れの流れのすぐ近くで、とても気持ちが良い。
フリーサイトのみでオートキャンプは不可だが、サイトのすぐ横に駐車場があり便利。洗い場・トイレ(水洗)は1箇所で、小ぎれいではあるが数は少ない。シンプルなバンガローとコテージもあり、こちらは予約可能。温水シャワーがあるが、近くに温泉が2つあるのでそれもお気に入りだ。
橋の向こうにはスーパーと肉屋があるので、買出しにも至極便利。電車の駅から歩いて15分ほどのキャンプ場も珍しい。シーズンには多くのカヌーイストたちでも賑わう。

川の駅カヌー館キャンプ場

キャンプ場は一面芝生でとても快適。橋の下は雨が降ったときに緊急避難用のスペースにもなる。もし、天気予報が急変して雨が降っているときも、橋の下にテントを張れば、快適に過ごせそう。橋の下なので車の音が頭上から降るが、橋は高く交通量も極めて少ないので問題はない。

川の駅カヌー館キャンプ場

テントサイトのセッティング完了。さすがに急にできた梅雨の中休みにキャンプには来る人はそうはいない。今日のサイトは僕達で貸切だ。
2年前に6月の10日くらいにもここにキャンプに来たが、その時も僕達を含めて3組のみ。6月はこのキャンプ場は比較的空いていて、雨さえ降らなければ快適なキャンプを楽しめる時期だ。
ゴールデンウィーク中にはテントがあふれて立ち並ぶ大混雑だったのがウソみたいだった。

キャンプ場をしながら四万十川でたっぷり遊べる

川の駅カヌー館キャンプ場と四万十川

キャンプサイト横を流れる四万十川。カエルの鳴き声と、川のせせらぎが、水面に反射する光に包まれて山間に響く。
四万十川の悠久の流れが慈しむ自然。思いっきり深呼吸をしてその気持ちの良い空気を体中いっぱいに取り込みたくなる。

川の駅カヌー館キャンプ場からの四万十川

キャンプサイトから四万十川の河川敷にも降りれる。流域に大きな町が少なく、緑に抱かれた四万十の流れ。とても澄んでいて美しいというほどの川の水ではないが、ここが中流域であることを考えると、その美しさは他の河川をはるかに上回るだろう。
川の中には漁具が沈められていて、船で漁に出る人を見かけるのはここでは珍しくない。そんな、人が生きる糧を得られ、自然のままの川の流れが「最後の清流」と呼ばせるのだろうか。

川の駅カヌー館キャンプ場

場所:高知県四万十市西土佐

電話:0880-52-2121

交通:松山自動車道松山インターから2時間

   JR予土線江川崎駅から徒歩15分

料金:大人350円 子供210円

予約:不可(先着順)

付帯施設:炊事場、トイレ(水洗)、テニスコート、屋根付バーベキューサイト(要予約)

     コテージ(要予約)、バンガロー(要予約)、温水シャワー(有料)

     レンタルMTB、カヌー教室・レンタルカヌー

近隣施設:スーパー・肉屋(徒歩5分)

     西土佐山村ヘルスセンター(温泉・徒歩10分、350円)

     ホテル星羅四万十(温泉・徒歩10分、1000円)

近隣観光地:岩間沈下橋、口屋内沈下橋

【投稿時最終訪問 2007年6月】

川の駅カヌー館のバンガロー

川の駅すぐ近くのリゾートホテル

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