雪の秩父・羊山公園【冬の見晴らしの丘と芝桜の丘】

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秩父の観光名所である「羊山公園」は、戦前に羊を飼育していたことより羊山と呼ばれる場所で、武甲山から北に尾根状に延びる羊山丘陵上にあり、秩父市街や武甲山を一望できます。公園は中央部にある小さな谷で南北に二分される形になっており、北側には「見晴しの丘」、南には「芝桜の丘」があります。冬には訪れる人は少なく、雪が積もると雪遊びが楽しめる美しい銀世界となる公園です。

牧水の滝

牧水の滝

羊山公園へは西武鉄道・秩父駅から徒歩20分。
駅から徒歩で訪れると、羊山公園への上り坂の途中に「牧水の滝」があります。大正9に若山牧水が詠んだ「秩父町出はづれ来れば機織の唄ごゑつづく古りし家並に」の歌碑がある日本庭園で、滝は人口のものですが落ち着いた雰囲気です。使われているた石はすべて秩父の石で、池は旧秩父市の地形を形どっています。

見晴らしの丘

羊山公園見晴らしの丘

まず、羊山公園の北側に広がる「見晴らしの丘」に登ります。広場の西側は展望が良くで、いくつもベンチが設置されています。冬場はは訪れる人は少なく、積雪があれば雪遊びスポットになります。
秩父市街はもちろん、秩父の山並みが見渡せる絶好の展望スポットで、春には桜が咲き誇り、お花見客席で賑わいます。また、「武甲山資料館」や「やまとーあーとみゅーじあむ」といった施設もあり、秩父夜祭の花火は、ここから打ち上げられています。

秩父公園橋

見晴らしの丘からは秩父の町並みを一望できます。
秩父市を流れる荒川は深い谷のようになっており、「秩父公園橋」という橋長530mの斜張橋がかかっています。その美しいフォルムから秩父ハープ橋とも呼ばれており、雲海の上に浮かぶその姿は、秩父の観光案内写真でお馴染みです。

羊山公園忠霊塔

見晴らしの丘の中心に鎮座し、シンボルのように見える忠霊塔。戦没者に敬意を表するモニュメントだそうです。羊山公園の塔、羊山公園のモニュメントとして有名になりそうなのですが、ほとんど紹介されていません。

羊山公園見晴らしの丘

見晴らしの丘の一角には小さな公園もあり、子連れでのピクニックも楽しそうです。冬場は訪れる人はほとんどいませんが、積雪があれば雪遊びができそうです。

羊山公園見晴らしの丘のモニュメント

見晴らしの丘からも武甲山の姿を望むことができます。真っ白な広場と忠霊塔の後ろに聳える武甲山の姿はとても雄大に見えます。

武甲山資料館

武甲山資料館

「武甲山資料館」では、貴重な武甲山の地質、動物、植物などの自然を紹介しています。武甲山は石灰岩でできた山で、現在も大規模な採掘が行われており、年々山の形が変わっています。失われていく武甲山の姿や自然を記憶に留め置くために開設された資料館です。

武甲山資料館

秩父山地のおいたちや武甲山の地形と地質。石灰石の分布と利用や石灰石の採掘。そして武甲山の動物・植物についてテーマ別に展示がされています。武甲山を中心とした立体模型を中心に、秩父山地の生い立ちを紹介するパネルや武甲山周辺に生息する動物の剥製、石灰岩地特有の植物、貴重なチチブイワザクラやミヤマスカシユリなどの写真など、充実した内容となっています。

営業時間: 9:00-16:00
定休日: 火曜日、12月29日~1月3日
料金: 大人 200円、小中学生 100円

葛葉稲荷神社

葛葉稲荷神社鳥居

続いて南側にある芝桜の丘を目指します。途中、道沿いに幻想的な鳥居の参道が並んでおり、雪の白さの中で一際鮮やかな鳥居の朱色がその上にある境内へと誘っています。

葛葉稲荷神社

「葛葉稲荷神社」(クズノハイナリ)という神社で五穀豊穣の神様を祀っています。鳥居の参道を抜けて訪れた、静かで真っ白な神社はとても神秘的です。

羊山公園わんぱく広場

境内に隣接するように、わんぱく広場が木立の中にあります。芝桜の丘に連なる森の中の開けた尾根部分に、アスレチック遊具が並んでいます。子供には大人気のスポットですが、残念ながら老朽化が進んでおり、遊べる遊具の数が年々少なくなっているようです。

冬の羊山公園

わんぱく広場からは道に戻らず、広大な雪の芝生広場をの中を武甲山に向かうように進みます。雪の中を歩くの面白く、子連れなら雪遊びを堪能できます。駐車場も近いので、グリーンシーズンならここでピクニックをするのも楽しそうです。

冬の芝桜の丘

冬の「芝桜の丘」に到着しました。春には秩父のシンボルである武甲山を背景にして一面に色鮮やかな芝桜が咲き誇る秩父の名所です。冬の芝桜の丘は色鮮やかな色彩はどこにもなく、真っ白な雪に覆われています。広大な丘陵と荒々しい山が織り成す真っ白な風景は、まるで水墨画のよう。静寂で殺伐とした景色は、この場所が春にはとても賑やかな景色になることが信じられないくらいです。

冬の武甲山

武甲山は標高は1,304メートルで日本二百名山のひとつ。北側斜面が石灰岩質であり、石灰岩の採掘が盛んに行われ、雪に覆われていても山の半分が段々に削り取られている様がよく分かる。雪に覆われた武甲山は、さながら火山や高山のようにも見えます。
普段の羊山公園には冬場にここまでの積雪はありません。都心にも積雪した大寒波の後の訪問です。そんな寒い日は都心から秩父に向かう途中にある「あしがくぼの氷柱」にもぜひ立ち寄って、冬の秩父の自然を楽しみたいですね。

羊山公園近くのオススメ秩父のホテル

羊山公園

住所: 埼玉県秩父市大宮6267
電話: 0494-24-7481
料金: 無料(開花時の芝桜の丘は300円)
営業時間: 24時間(開花時の芝桜の丘は 8:00~17:00)
休み: 無休
交通: 西武鉄道西武秩父駅より徒歩20分
    関越自動車道・花園ICより約30分
駐車場: 300台・無料(芝桜の時期は500円)

【投稿時最終訪問 2018年2月】

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