清泉寮と八ヶ岳自然ふれあいセンター
「清泉寮」は八ヶ岳の南麓、清里にある高原リゾート。戦前にキリスト教団体の自然学校として開かれた清泉寮は今は高原のホテルとなっており、隣接する「清泉寮ジャージーハット」では人気の清泉寮ソフトクリームをはじめとした清里の美味しいものが牧場を眺めるデッキでいただけます。また、「八ヶ岳自然ふれあいセンター」が道路をはさんだ場所にあり、八ヶ岳の自然について、無料で学ぶことができます。
まるでスイスの山小屋を思わせる清泉寮
まるでスイスを思わせるような清泉寮。昭和13年にキリスト教団体の自然学校として建てられました。現在の建物は昭和32年に再建されたものです。清泉寮本館の正面玄関には、「X」型の十字架が掲げられています。現在は高原のホテルとして人気を博しています。
デッキテラスで楽しむ清里の風景と美味しいもの
清泉寮に隣接したショッピングや美味しいものが楽しめる「清泉寮ジャージーハット」。お土産、ミルクバー、清泉寮バーガー、パン工房があり、高原の美味しいものを満喫できます。さらには牧場を一望するデッキテラスがあり、多数のベンチがあるので、ここで美味しいものをいただくこともできます。さらにはテラスの一角には足湯まであり、いたれりつくせりの空間です。
清泉寮があるのは、南八ヶ岳の山麓に広がる標高約1400mの高原。そこにいるだけで、清々しい高原の風景を満喫できます。
テラスからの眺めは絶景。晴れていれば広大な牧場の向こうに日本で2番目に高い北岳をはじめのする南アルプスが望める素晴らしい景色が広がります。
大人気の「清泉寮ソフトクリーム」。想像していた牛乳の味より、不二家のミルキーを爽やかにした風味で舌触りがとても滑らか。その分、涼しい高原でもすぐに溶け始めてしまうので、購入したらすぐに食べきることをオススメします。
無料で楽しめる清里高原のビジターセンター
清泉寮向かいに「山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター」があります。清里高原および南八ヶ岳のビジターセンターで無料で見学することができます。
ふれあいセンターの入口にある「マツボックス」と名付けられた遊具。松ぼっくりを放り投げて入ったボックスに記された得点を合計して遊びます。手作りの遊具ですが、子供には人気でした。
ふれあいセンターに入ると、ずらりとならぶたくさんのおしりがお出迎え。
おしりの正体は動物の剥製。よくある剥製ですが、このようにクイズ方式で工夫された見せ方で子どもたち。楽しませてくれます。またこのパネルに剥製と同じように顔を出して、動物たちと並んで写真を撮ることもできます。
展示室には八ヶ岳の自然や、そこで暮らす動物たちの生態が展示されています。
スタッフ手作りの実験コーナー。笹舟を作って水に浮かべる昔ながらの遊びですが、令和の親子にはとても新鮮な体験です。
建物の南側にはテラスがあり、展示ホールや特別展示ホールから出入りできます。テラスの一部は広い軒下になっており、雨天時でも深い森に降る雨の音と香りを楽しみながら、お弁当を食べたりくつろいだりできます。
学校のような図書コーナー。自然関連の図書がたくさんあり、閲覧することができます。
視聴覚ホール。八ヶ岳の四季折々の風景と、そこに暮らす野生動物の姿を大画面で放映されます。
清泉寮・八ヶ岳自然ふれあいセンター
場所: 山梨県北杜市高根町清里3545
電話: 0551-48-4441
営業時間:9:00~17:00
休館日: 無休 (八ヶ岳自然ふれあいセンターは火曜日定休)
料金: 無料
駐車場: 約200台 (無料)
アクセス: 中央自動車道・長坂ICより約20分
【投稿時最終訪問 2022年8月】