JR小海線・野辺山駅 【JR最高所駅】

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「野辺山高原」は八ヶ岳の東麓の広い裾野に広がる高原。牧場や畑が広がり、八ヶ岳の雄姿を見上げる高原で有名な清里の北側に位置する。野辺山高原は高原野菜の産地としても有名な場所で、一面に広がる畑は絶景。国道141号線で軽井沢方面から走ると、きついカーブを何度も曲がりながら標高をあげて野辺山高原へと入る。そして野辺山の中心部に近づいたら、国道から並走して走るJR小海線へと車を向かわせる。向かう先は「JR野辺山駅」だ。

日本で最も高い場所にあるJR野辺山駅

野辺山駅

たどり着いたJR「野辺山駅」。周辺は土産屋やちょっとした飲食店があるだけの駅。駅付近の雰囲気はとても北海道のJRの駅によく似ている。清里駅の次の駅になるのだが、清里のように大勢の観光客は訪れず、周辺の開発もほとんどされていない駅。しかし、この駅にはよく観光客は立ち寄り、記念写真など撮影していく。
この野辺山駅は「JRで一番標高が高い駅」であり、その標高は1345.67m。一般の旅客鉄道の駅としても、日本一高い場所にある。駅の入口には、ここがJRで一番高い駅であることを示す木製看板があるので、記念写真にはもってこいだ。

野辺山駅

野辺山駅のホームにも「JR最高駅」の碑が何本か立てられている。特に観光化されておらず、素朴な雰囲気の駅だが、それがまた旅情を感じさせてくれる。駅前には無料の駐車場もあるので、電車だけでなく、車で訪れてもふらっと立ち寄れる。

旅情もたっぷり感じられる野辺山駅

野辺山駅

野辺山の駅舎の中。洋風レトロが感じられ、とてもいい雰囲気がする。野辺山駅の歴史は古く、開業は昭和10年。開業当時の流線型の洋館風駅舎はとても目を引くものだったそうだ。今の建物は昭和58年に建てられたもの。また、駅前の「銀河公園」には、かつてこの小海線を走った小型蒸気機関車「C56-96」が展示されいてる。

野辺山高原

野辺山駅の付近は良い意味で何もない。市街地を1歩出れば、なだらかな丘にはカラマツの林と畑が広がる。この日はあいにくの天気だったが、晴れていれば正面に八ヶ岳の雄姿が見える。周辺の町並みも含めて、本当に北海道によく似た雰囲気。高原の雰囲気漂う駅は、とても旅情あふれる場所だった。
さて、JRで一番高い「野辺山駅」に訪れたら、セットで訪れたい場所がある。車で5分もかからない場所にある「JR最高地点」だ。

野辺山高原でゆっくり過ごせるホテル

野辺山駅

住所: 長野県南佐久郡南牧村野辺山306
電話: 0267-98-2313
休み: 対象外
営業時間: 8:15~16:55
交通: JR小海線野辺山駅
中央自動車道須玉ICから国道141号線を北上25km
駐車場: 約20台(無料)

【投稿時最終訪問 2008年7月】

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