おばけ階段と異人坂【文京区根津】

東京23区のひとつ、文京区はその名の通り、東京大学をはじめとする教育機関が多く、閑静な住宅街が広がる町並みは散策するのにはもってこいのエリア。特に名前が付いた坂が多く独特な雰囲気を楽しむことが出来ます。その中でも名前が気になるのは「おばけ階段」。「異人坂」から登り、「おばけ階段」を降りて、「根津神社」へ向かう道はこのエリアの雰囲気やミステリアスを感じられる散歩道になっています。

落ち着いた雰囲気が残る異人坂

閑静な住宅街の中に伸びる異人坂。見た目では洋館などは無く、異人と名付けられた理由は感じられません。明治時代に坂の上に東京大学の外国人教師の官舎があったことに由来するそうです。

登リと下りがどこか違うおばけ階段

異人坂を進み、細い路地の閑静な住宅街を進むと道が終わり階段になります。この階段がおばけ階段です。以前はもっと狭くて暗い雰囲気だったそうですが、今は明るく広い階段になっており、お化けと呼ばれる理由は全く見当たりません。お化けと呼ばれる理由は下ると階段は39段なのに、登ると40段あるという摩訶不思議な階段だからです。