六甲山・再度公園駐車場【市ヶ原川遊び・キャンプ・摩耶山登山】

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布引渓谷上流の水遊びやキャンプを楽しめる市ヶ原や、大自然と神戸の絶景を見下ろす摩耶山。地下鉄も乗り入れている新幹線新神戸駅からアクセスできるとはいえ、朝早く訪れたい場合や荷物が多い時は車で行きたくなります。そんな時に便利な六甲山中の無料駐車場が「再度公園」です。再度山ドライブウェイで三宮から20分の場所にある再度公園には広い駐車場があり、再度公園はもちろん、再度山、鍋蓋山、高尾山など、六甲全山縦走路や大師道など主要なハイキングコースの結節点になっている場所です。

六甲山中のアウトドアに便利な再度公園駐車場

再度公園駐車場

再度山ドライブウェイから再度公園への道を400m入ったところに再度公園の駐車場があります。無料で使用できるのがとてもありがたいですが、再度山ドライブウェイは夜11時から朝5時まで通行止めになるので注意が必要です。駐車場内、写真右側にはトイレもあります。比較的大きな建物で水洗できれいに清掃されていますが、和式です。駐車場へ向かう道の途中にもうひとつ、約50台停められる臨時駐車場があります。この場所のトイレまでは歩かないといけませんが、直接市ヶ原や摩耶山に向かうなら臨時駐車場の方が便利です。市ヶ原にもトイレがあります。

再度公園駐車場

森の中の駐車場。木立に囲まれた駐車場でとても自然が豊かで180台もの駐車スペースがあります。ただし、気を付けないとバックで枝に当たってしまう区画もあるので注意が必要です。また夏場はブヨがおり、車を停めると熱を感知してか何匹かが車の周りを飛び回ります。しばらくすればどこかに行くので、それから外に出るようにしましょう。駐車場や湖畔の開けた場所ではほとんどんブヨには出会いませんが、山道に入るとブヨに時々まとわりつかれるので防虫対策は必須です。また、携帯の電波は再度公園駐車場から市ヶ原、摩耶山頂まではほとんど圏外になります。

まるで高原のようなアウトドアスポットの再度公園

再度公園修法ヶ原池

再度公園の中心にあるのが「修法ヶ原池」。標高380mの再度公園は町からわずかに高いだけですが、それでもコンクリートに覆われた下界に比べるととても涼しい。神戸の中心、三宮からわずか車で20分ほどの場所ながら、高原に来たかのような美しい場所です。

再度公園テーブルベンチ

池の畔から少し離れた場所には広場があり、多くのテーブルベンチがあります。火を使った料理などはできませんが、お弁当などを持ってきてここでピクニックをするグループも多いです。ここから大荷物を持って市ヶ原まで歩くなら、こだわりのアイテムをテーブルに広げてアウトドアというのも楽しい選択です。

再度公園広場

広場にはログコテージがあり、その一角には茶屋「森の四季」があります。おでんが人気で、付近のテーブルベンチで頂けるようになっています。自販機の設置もあり、気軽にアウトドアランチやアウトドアモーニングができる場所でもあります。

再度公園から市ヶ原へのアクセス

再度公園から市ヶ原へ

市ヶ原や摩耶山に向かうには駐車場を出発し、ドライブウェイから車を走らせた舗装道路を戻ります。修法ヶ原池を越えたところに左へと下る山道の分岐があるので、ここを下ります。

再度公園から市ヶ原へ

修法ヶ原池から流れ出す川沿いを進むと、再度山ドライブウェイをくぐるようになっています。

駐車場から自転車やカートを引いて市ヶ原に行くことは可能で、その場合は山道に下らず大龍寺まで再度山ドライブウェイを行くことになります。路肩がなくアップダウンの激しい見通しの悪い道ですので、その場合は注意して進みましょう。

蛇ヶ谷

ドライブウェイをくぐり、坂を下ると蛇ヶ谷を進む道となります。朝は光が入らない暗い谷ですので、夜明けと同時なら照明が必要です。夏でも朝の蛇ヶ谷はとても涼しく、ヒグラシの鳴く声と川のせせらぎを聞きながら下っていきます。

蛇ヶ谷

蛇ヶ谷の道は広く、危険な場所はありません。緩やかな坂道と石段が続き、車を停めた再度公園の修法ヶ原池から流れ出した川が小さいながらも美しい渓谷美を織りなしています。人工の池から流れ出した川も沢水を集めてどんどんと澄んだ水になっていきます。

再度公園から市ヶ原へ

やがて道は舗装道路に出ます。これは再度山スカイラインの大龍寺前から市ヶ原手前まで通じていますが阪神高速道路の保守道路のため一般車両の通行はできません。またこの道の入口であるスカイラインには大龍寺の駐車場がありますが、参拝専用のためアウトドアでの利用は禁止されています。

市ヶ原への舗装道路

川沿いに舗装道路を下っていきます。この川と生田川の合流地点に市ヶ原があります。道はどんどんと山を下っていきます。

市ヶ原舗装道路からの入口

やがて舗装道路は終点となります。この付近には六甲山を抜ける阪神高速道路のトンネル通気口や非常出口といった施設が森の中にあります。舗装道路から広い山道を少しだけ進むと、市ヶ原に到着します。

キャンプや水遊びが楽しめる夏の市ヶ原

六甲山市ヶ原

8月初旬、朝6時30分の市ヶ原です。日曜日の朝とはいえ、キャンプをしている人は1グループだけでした。それでも昼前には多くの川遊びをする人で賑わっていました。

市ヶ原の標高は約240m。再度山駐車場から約30分、140mの標高を下って到着です。新神戸駅から来ようと思うと約1時間、200mの標高を登る必要があります。朝早くに色々と荷物をもって訪れるなら、再度駐車場まで車で来るという手もありだと思います。

市ヶ原櫻茶屋

市ヶ原で川を渡り、対岸を登ったところに「櫻茶屋」があります。早朝はもちろ閉店していますが、土日の昼間はオープンしていて軽食を頂くことができます。特にキンキンに冷えたビールを販売してくれているのはありがたいところ。またこの付近は携帯の電波は非常に弱いので、公衆電話があるのもとてもありがたいです。

市ヶ原の自販機とトイレ

櫻茶屋の上流には自販機があり、ジュースを購入することが出来ます。市ヶ原での水遊びやデイキャンプはもちろん、摩耶山登山でもありがたい施設です。自販機の横にはトイレがあります。(水洗・和式)
ビールは櫻茶屋で販売しており、ゴミ箱は櫻茶屋の上流側100m先に設置されています。摩耶山登山はここから生田川沿いを上流に進みます。六甲山全山縦走路でもある稲妻坂を登り、桜谷からトゥエンティクロスを下って市ヶ原に戻るコースがオススメです。ただしトゥエンティクロスは登山経験者でないと厳しいので、初心者のみなら稲妻坂の往復が無難です。

市ヶ原のバーベキューやデイキャンプ

市ヶ原での水遊びやバーベキュー、新神戸駅からのアクセスはこちらの記事を参考にしてください。

再度公園

場所: 神戸市北区山田町下谷上中一里山4-1
電話: 078-371-5937 (神戸市建設局公園部 森林整備事務所)
営業時間: 24時間(再度山ドライブウェイは5:00~23:00)
休業日: 無休
入園料: 無料
交通: 再度山ドライブウェイ・三宮方面より約20分
駐車場: 180台 (無料)
     
【投稿時最終訪問2023年8月】

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