井の頭自然文化園 【井の頭公園の分園も見ごたえある動物園】

全国的にも住みたい町として人気のある町「吉祥寺」。駅を降りてすぐ「井の頭公園」があり、都会のど真ん中に自然が残り、ショッピングも楽しめる素敵な町です。そんな井の頭公園の一角に、駅から歩いてすぐの動物園として、子連れに大人気なのが「井の頭自然文化園」です。

井の頭公園内にある別園の水生物園もたっぷり楽しめる

井の頭自然文化園分園

井の頭自然文化園は、本園と井の頭公園の中にある分園の「水生物園」に分かれています。まずは井の頭公園を散策し、その後、分園から入園しました。

井の頭自然文化園分園

分園の中は、木立が美しい見事な森になっており、この風景だけでも見ごたえがあります。

井の頭自然文化園分園

紅葉が木々を色づかせはじめています。ついつい動物ではなく、美しい公園の自然にも目がいってしまいます。

井の頭自然文化園水生物園

ゲージの中にはコウノトリやサギなどの水辺に棲む鳥が飼育されています。

井の頭自然文化園水生物園

いろいろな鳥の卵が展示されています。ただ展示されているだけでなく、どのように生まれているかまで再現して展示されているものもあり、なかなか興味深いです。

井の頭自然文化園水生物園

井の頭池にせり出すような園内には小さな池があります。ここで水鳥の姿を見ることができます。

井の頭自然文化園水生物園

池には白鳥が泳いでいます。池の一辺はガラスで仕切られており、水の中の様子や水鳥と同じ目線の高さをガラス越しに見られます。幼児でも安心して白鳥の観察をできます。

井の頭自然文化園水生物園

ガラス壁から池のなかを覗きます。白鳥が近づいてくれば、水中での足の動きが観察できそうです。

井の頭自然文化園水生物園

井の頭池も水生物園の中からはまた違った風景を楽しめます。園内の湖畔にベンチもあるので少しゆっくりしてみるのもよいでしょう。

井の頭自然文化園水生物園水生物館

水生物館では、魚だけでなく、カエルや昆虫など、水の中に棲む生き物を幅広く展示しています。コンパクトな施設ですが、なかなかの見応えです。

井の頭自然文化園水生物館

館内には泳いでいる魚に餌をあげたり、タッチできる小さな池があります。ここは子供たちに大人気でした。

森に囲まれた緑豊かな井の頭自然文化園

井の頭自然文化園

一旦水生物園を出て、井の頭公園の中の森を歩き、歩道橋で道を渡ると、徒歩5分程で本園の入口に到着できます。

井の頭自然文化園

日中は賑わう本園も夕方に訪れたのでとても空いています。夕日が射し込む森の中の動物園はとても静かです。

井の頭自然文化園モルモットコーナー

モルモットコーナーでは、決められた時間ですが小さくてかわいいモルモットを抱っこできます。たくさんのモルモットがいるので、好きな子を見つけてふれ合えるそうです。時間は15時までなので、夕方に訪れると残念ながら終了していました。

井の頭自然文化園カモシカ

人が少なくなった夕方、カモシカが夕日に照らされて、たそがれ感が半端なかったです。

井の頭自然文化園ワラビー

ワラビーがいました。故郷のオーストラリアでは野生のワラビーが餌付けできる位なので、人をあまり怖がらず懐っこく、こちらが柵に近づいても離れず、その愛らしい表情を見せてくれます。

井の頭自然文化園フェネック

世界で一番小さいきつねの仲間「フェネック」で、砂漠で暮らしているそうです。とってもからだが小さくて愛らしい表情・・・かわいい!

井の頭自然文化園

岩山を模した飼育棟にはタヌキやハクビシンなどの小動物がいました。自然とマッチしたデザインです。

井の頭自然文化園ゾウ舎

はな子という国内では飼育期間が最も長いゾウがいました。残念ながらはな子は2016年に死亡しました。誰もいなくなったゾウ舎の中には、はな子の思いでが飾られています。ゾウ舎の後ろには道を隔てて普通に家があるのにも驚き。家のベランダでゾウが飼えますというかつての住宅メーカーのCMにはかないませんが、家のベランダからゾウが見れたのです。

井の頭自然文化園

園内にも自然が多く、休憩しながらの散策がてら、動物を楽しめるようになっています。東屋やベンチも多く、ゆっくりとできます。

井の頭自然文化園はな子カフェ

広場と飲食店前ベンチ「はな子カフェ」という売店の前にはベンチがある広場になっています。芝生広場もあり、ここでゆっくりと食事やお弁当を楽しめます。

井の頭自然文化園ミニ遊園地

メリーゴーランドなどの乗り物があるミニ遊園地が園内にあります。幼児が気軽に乗れることもあり、子供に大人気の一角です。

檻に入ってリスを間近に見られる珍しい展示

井の頭自然文化園リスの檻

井の頭自然文化園の目玉のひとつがリスとのふれ合い。リスのいる檻の中に入り、方々をかけまわるリスの姿を観察すルことができます。リスが外に出ないよう、出入口はゲートで厳重に管理されており、手順通りに中に入ります。

井の頭自然文化園リスの小径

「リスの小径」と名付けられた施設の中には木や小川、リスの遊び場のような場所がいっぱい。基本的にリスは木の上や檻の金網に登っていて、なかなか人間に近づいて来ることはありません。

井の頭自然文化園リス

それでも水を飲みに地面に降りたり、餌を食べに近くにリスが降りてくることがあります。距離をとって、そのかわいい仕草を間近に見ることができます。

彫刻や自然博物展示なども見応えあり

井の頭自然文化園彫刻園

園内の一角には「彫刻園」があります。北村西望氏が長崎の平和祈念像の制作に用いたアトリエ館と、展示棟A館B館があり、さらに屋外の森にも200点を超える彫刻が展示されています。

井の頭自然文化園資料館

資料館には特設展示と絵本コーナーがあり、小さな幼児に人気の施設。ウッディな感じもとても素敵で、ここでも多くの子どもが遊んでいました。
駅から歩いて訪れることができ、豊かな自然の中で楽しめる動物園。吉祥寺でショッピングや美味しい食事も楽しめます。家族連れはもちろん、デートコースにもぴったりですよ。

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井の頭自然文化園


場所: 東京都武蔵野市御殿山1-17-6
電話: 0422-26-1100
業時間: 9:30~17:00 (最終入園16:00)
休業日: 毎週月曜日 (祝日の場合はその翌日)
料金: 大人400円、中学生150円、小学生以下無料、65最以上200円
交通: 吉祥寺駅より徒歩10分
駐車場: あり (井の頭恩賜公園駐車場・30分200円)

【投稿時最終訪問 2017年11月】

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