ベルリーフ大月【柏島のリゾートホテル】

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海に浮かぶ船がまるで空を飛ぶような写真で近年人気の高知県・柏島。四国とは信じがたい宝石のようなエメラルドグリーン色の海には色鮮やかな熱帯魚がたくさん泳ぎ、ダイビングやシュノーケルのメッカとなっている。
その柏島から車で15分ほど国道321号線に向かって戻ったところに気持ちのいいリゾートホテルが「ベルリーフ大月」だ。全室美しい海を見下ろすオーシャンビューでウッドデッキつき。その抜群のロケーションにありながら、8月以外の平日には、目を疑うような安さで宿泊ができる。そのため我が家の柏島シュノーケリングでは常宿となっている。柏島で青い海を楽しんだ後は、その海を見下ろすリゾートホテルでの滞在が毎年の楽しみだ。

全室ウッドデッキ付きオーシャンビューのリゾートホテル

ベルリーフ大月

高知県の柏島。美しい海でダイビングやシュノーケルのメッカ。その柏島から車で15分ほど国道321号線に向かって戻ったところに気持ちのいいリゾートホテルが「ベルリーフ大月」だ。
南国の美しい海を見下ろす快適な滞在が楽しめるホテル。その抜群のロケーションにありながら、比較的リーズナブルに利用できるこのホテルに魅せられて、柏島にシュノーケリングに来た際には必ずお世話になっている。

ベルリーフ大月からの海の眺め

ホテルから見下ろす海。なんといってもこの美しい海を間近に見下ろすロケーションがたまらない。青とエメラルドグリーンの海を包み込むような、手つかずの森もとても気持ちいい。全室この海を眺められるオーシャンビューで、しかもウッドデッキつきといった、最高のロケーションなのだ。
写真右側の海の中にはサンゴがいっぱい生息しており、色鮮やかな熱帯魚が遊ぶ。そのビーチには、姉妹施設の「大月エコロジーキャンプ場」がある。キャンプ場には「シュノーケルセンター」があり、ここで気ままにシュノーケルを楽しめる。ホテルからは遊歩道を15分。車で3分でたどり着ける。さながら、このホテルとキャンプ場のプライベートビーチだ。シュノーケリングの道具やシーカヤックなどのレンタルもあり、滞在しながら気ままに海遊びを楽しめる。

メゾネット洋室

ベルリーフ大月メゾネット洋室

ベルリーフ大月の最もリゾート感を味わえる客室が、メゾネット洋室だろう。フローリングの広々としたオーシャンビューの部屋は海のリゾート感満点。のんびりとくつろぎ、滞在もできる部屋だ。

ベルリーフ大月メゾネット洋室

セミダブルのベッドにサイドテーブル、ソファーが配された室内。ロフトになっているので天井も高く、とても広々としている。トリプルだか4人の宿泊も可能なので、小さな子連れならメゾネット宿泊も選択肢にできるだろう。
窓の向こうは海を見下ろせるウッドデッキベランダ。椅子とテーブルがあるので、ビールやジュースを片手に潮風に当たりながらの至極の時間を過ごすことができる。

ベルリーフ大月メゾネット洋室

バス、トイレ、玄関の上はロフトになっている。広くは無いが、このロフトがあるだけで部屋に広がりが出て、とってもリゾート感があふれる。また、滞在中の使い勝手も格段に向上する。階段の下は荷物を置くスペースとしても活用できる。

ベルリーフ大月メゾネット洋室ロフト

ロフトにはベッドがひとつとテーブルが置かれている。テレビや冷蔵庫はロフトに無いが、まるでシングルのように、家族のうち一人がゆったりと利用可能。

ベルリーフ大月ユニットバス

セパレートタイプのユニットバスもとっても広く、わざわざ本館の大浴場まで行くのが面倒ならここでのシャワーで十分満足だ。朝の身支度なども便利で、海で泳いだ後の水着やゴーグルもここで洗うこともできる。

ベルリーフ大月トイレ

トイレがセパレートになっていて、独立しているのはとても嬉しいところ。

洋室

ベルリーフ大月洋室

ツインではあるが、とっても部屋は広い。フローリングの床は、夏は裸足で歩くのがとても気持ちいい。ベッドもセミダブルサイズですこぶる快適。テレビ、金庫、冷蔵庫(ミネラルウォーターひとり1本サービスつき)完備。

ベルリーフ大月ウッドデッキ

何といっても、ベルリーフ大月のイチオシは、このウッドデッキが気持ちいいベランダ。客室全てに海を見下ろすベランダがあるのは嬉しい。海だけでなく、緑豊かな山も見下ろせ、民家などの人工物も全くない。とっても気持ちの良い、最高のロケーションが目の前に広がる。

ベルリーフ大月ウッドデッキからの眺め

ベランダから見える風景。山の緑と海の緑が横たわり、そして青い空がどこまでも広がる。都会の喧騒など無縁で、聞こえるのは潮騒と潮風、そして小鳥のさえずりのみ。一度椅子に腰掛ければ、立ち上がりたくなくなるくらい、深い自然の中に吸い込まれていく。

和室

ベルリーフ大月和室

ベルリーフ大月には8畳の和室もある。海で泳ぎ疲れた体をごろりと畳の上に転がせるのは何とも夏休みらしくて良い。ただし和室は外廊下から階段を登り下りしないといけないので、バリアフリーにはなっていない。

ベルリーフ大月和室

部屋はとても広く、テレビ、金庫、冷蔵庫がある。冷蔵庫の中の飲み物は申告制の有料だが、ミネラルウォーターのみ無料で頂ける。部屋にはウォッシュレット付のトイレとバスルームがあり、アメニティもしっかりしている。海水浴で疲れた体を畳の上で横たえると、とっても気持ちがいい。そのまま、気絶するように眠りに落ちてしまいそうなくらい。
浴衣は無いが、作務衣が用意されている。和室に泊まると、申し出がない限りは布団は敷いてくれない。布団敷きを希望する場合は、あらかじめフロントに頼んでおく。4人家族ならゆったり使える和室が良い。

ベルリーフ大月ウッドデッキ

ホテルの目玉のひとつといえるのが、各部屋に設けられた広いウッドデッキ。ここにはイスとテーブルが用意されていて、美しい海を見下ろしながらくつろぐことができる。このウッドデッキに魅せられて今年も宿泊したのだが・・・
あれ?去年と違って海があまり見えない。

ベルリーフ大月ベランダ

各部屋のウッドデッキは海に向けてつくられていて、とても開放的。洋室は2階、和室は1階にある。そして、部屋番号が若い方が海に近くなる。最高の海の眺めを楽しめるのは201号洋室や、101号和室。110号・109号和室になると、海はほとんど見えず、森が間近に迫ってくる。ロフト付洋室で一番海に近いのは203号室だ。宿泊の際の参考にしていたたければと思います。 ちなみに宿の方に確認しましたが、予約順に若い番号の部屋を割り当てていくそうです。良い部屋を確保しようと思えば、早めの予約が必須!! 
宿泊棟は各階に10室。2階建てなので合計20室。宿泊定員は少なく、団体のお客はほとんどいないので、とっても静かな滞在が楽しめる。

ベルリーフ大月と海

201号室のベランダと101号室のベランダ。この部屋に泊まれると、最高の眺めが楽しめる。右端の部屋と左端の部屋では、展望は天国と地獄くらいの差がある。去年はこの右端に泊まることができたので、ラッキーだったといえる。
とはいえ、漣の音とセミの鳴き声を聞きながらの海辺のウッドデッキはどの部屋でもとても気持ちいい。何よりも見渡す限り、人工物は何もなく、手つかずの美しい自然ばかりが広がる風景はとても貴重。ここで冷たいジュースを飲みながら海と森を感じる時間は、最高のひと時。特に、夕方のヒグラシの声は、夏の旅情をかき立ててくれる。

外廊下

ベルリーフ大月外廊下

宿泊棟と本館をつなぐウッディな外廊。
斜面にホテルが建っているので、2階の入口はそのまま入れ、1階には階段を降りて入る。残念ながら、エレベーターはないので、和室はバリアフリーには対応していない。
洋室ならロビーから部屋・レストランへの移動は階段の昇り降りなく利用できる。ただし、大浴場は1階にあるので階段の昇り降りが必要。

ベルリーフ大月のカニ

部屋の前でカニさん発見。
豊かな自然の中にあるホテルなので、すぐ近くまで海の生き物がやってくる。ルームキーで突っつくと、果敢にもカニさんはその大きなハサミでキーホルダーを攻撃。しかし、敵わないと知るや、それ以降は隅っに隠れてしまった。滞在中、何故かずっと僕の部屋の前の隅っこで小さくなっていた。もしかしたら、逆襲のチャンスをうかがっていたんだろうか?

大浴場

ベルリーフ大月大浴場

大理石調の白い壁に囲まれた落ち着いた雰囲気の浴室。壁一面の窓の向こうは庭になっており、湯船から少し体を乗り出せば、庭の緑の向こうに青い海も見える。温泉でないのが残念だが、小さいながらもサウナと水風呂があり、すこぶる快適だ。
なお、浴室には鍵付きロッカーが備え付けられていて、500円で外来入浴が可能。海遊びの後に入る大きなお風呂はとても気持ちがいい。

ロビー

ベルリーフ大月ロビー

リゾートウエディングが行うこともできるロビーは、とてもスタイリッシュな空間。昼間は美しい海を、夜はライティングされたお洒落な空間を楽しめる贅沢な場所だ。
ウナギやアユ、スッポンといった清流に住む魚も一角にある水槽で飼育されている。

レストラン

ベルリーフ大月レストラン

海をイメージした落ち着いた雰囲気。壁一面の窓からは美しい青い海と緑の森を見渡せる。部屋数が少ないので、座席の間隔も広くとられており、ゆっくりとできる。

ベルリーフ大月お酒

ホテルオリジナルのお酒もあり、落ち着いた雰囲気の中、おいしい料理を楽しめる。高知の地酒も多く用意されているので、お酒好きにはたまらない。

高知と海の幸をふんだんに使った大満足の夕食

ベルリーフ大月カツオのたたき御膳

新鮮な海の幸をふんだんに使った夕食は大人気。リーズナブルに宿泊をするなら、オススメは「御膳」の宿泊プラン。カツオのたたき、四季の彩り、焼き肉陶板の3種類があり、単価はどれも1980円。
高知太平洋に来たのなら、やはり名物カツオのタタキは外せない。ボリュームも申し分ない。

ベルリーフ大月四季の彩御膳

連泊するなら、夕食の種類を変更もできる。海の幸を楽しむなら四季の彩り御膳。ボリュームはやや控え目だ。

ベルリーフ大月天ぷら

御膳には天ぷらとデザートがつく。天ぷらは熱々の揚げたてが出てくるのでとっても美味しい。海で遊び疲れて物足りないと思うなら、一品料理を追加オーダーもできる。

ベルリーフ大月コース料理

ハイシーズンの宿泊は室料のアップと夕食のグレードアップが必須となる。先ほどの御膳の用意はなく、コース料理つきの宿泊プランとなる。単価はかなり高額になるが、その分、ボリュームとクオリティが格段にレベルアップする。
写真は6000円のコース。海の幸をふんだんに使った料理はとにかく美味しくてボリューム満点。この後にもエイのヒレの天ぷらなどの料理も運ばれてくる。
さらに8000円のコースだと、鰻の柳川風陶板、ローストビーフ、鱧の唐揚げ、サザエの壺焼、カツオのたたき、刺身などなど・・・
広いテーブルなのに、料理が乗り切らない。デザートも2品あり、とにかく豪華絢爛。さすが美しい海の近くのホテル。海の幸の鮮度が違う。
海遊びでペコペコになったお腹もはち切れるくらいに満腹になった。美味しい料理を頂いたら、また明日の海遊びに備えて、気持ちよいベッドで眠りにつく。夜風が運ぶ潮騒を聞きながら、闇に突き出した部屋のウッドデッキで1杯やるのも素敵だ。

和洋を選べるボリューム満点の人気の朝食

ベルリーフ大月洋朝食

ベルリーフ大月の朝食は和食と洋食がチョイスできる。どちらもボリュームがありシンプルながらも、とてもおいしい人気の地メニューだ。

ベルリーフ大月和朝食

ヘルシーながらもがっつり食べられる和食。この日の海遊びに向けて、しっかりとした朝食を頂くことができた。

滞在しながら楽しめる美しい青い海

ベルリーフ大月ウッドテラス

本館には広いウッディなテラスがある。ここから見下ろす海は、このホテルの一番の眺望。

ベルリーフ大月ウッドテラス

海と森を見下ろしながらくつろげる広々としたウッドデッキテラスはまさに南国のリゾート。お風宿泊者はもちろん、日帰り湯の風呂上りに、ここでくつろぐ人も多い。

大月エコロジーキャンプ場

ベルリーフ大月から見下ろす瑠璃色の海。入江の奥には「大月エコロジーキャンプ場」があり、プライベートビーチになっているキャンプ場内のシュノーケリングセンターを利用すれば、気軽にシュノーケルを楽しめる。(用具レンタル・シャワー以外は無料)キャンプ場利用客以外でもシュノーケルは楽しめるので、このホテルからシュノーケルを楽しみに海岸まで降りるのもよい。キャンプ場までは遊歩道、車道が完備されていて、シュノーケルセンター訪問者用の駐車場もある。
この海の透明度もとても高く、海の中には数多くの熱帯の魚が泳ぐ。また、黒潮が削り取った岩肌の地形は複雑で、海中の地形を楽しむ事もできる。お魚派・地形派共に満足のシュノーケリングポイントだ。ただし、大堂海岸の一部のため、入り江の中ではあるが結構波が立つ。海が荒れている時は、とてもではないが入ることはできない。
オススメは車で20分ほど走ったところにある「柏島海水浴場」へ行こう。この海岸が大荒れでも、柏島海水浴場は島と陸地に守られている、もしくは北向の浜になるので波は全く立たない。岩場も多く、多くの魚がいるので、シュノーケリングもとても楽しい。

さて、ベルリーフ大月の魅力は安さにある。8月や週末だとそこそこのお値段になるが、平日はなんと、1泊2食付きで7000円台。海水浴シーズンの7月でも平日はこの料金が適応される。
青い海で色鮮やかな熱帯魚と一緒に泳いだ後に、美味しい食事を味わえるオーシャンビューのリゾートホテルでの宿泊。近年SNSで美しすぎると人気の柏島を満喫できる一番のオススメホテルです。

ベルリーフ大月

場所:高知県幡多郡大月町周防形404
電話:0880-74-0222
客室:部屋数 20室
時間:イン15時 アウト11時
外来入浴:500円
近隣観光:大堂海岸、観音岩、弁天島、お猿公園
アクティビティ:シュノーケル(柏島、シュノーケリングセンター)、ダイビング(柏島)

【投稿時最終宿泊 2020年7月】

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