入間大森氏・加藤氏の宝篋印塔
入間市の大森地区の雑木林の一角に残る史跡である「大森氏・加藤氏の宝篋印塔」はかつて江戸時代にこの地を治めた旗本の墓所で、付近に残る自然と相まって不思議な雰囲気を感じられる散策スポットです。
町中に残る美しい里山の森
三井アウトレットパーク入間やコストコからもすぐの場所。郊外とはいえ、付近は里山や信州の別荘地のような美しい森が広がっていて、この付近だけ遠くに出かけてきたかのようなまったく違う雰囲気のです。散策やサイクリングにはとても気持ちがいい場所です。
案内看板に従い森の中に入ると、立派な宝篋印塔が立ち並んでいます。これらが大森氏とその親族加藤氏の宝篋印塔です。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような不思議な場所です。
ずらりと並ぶ芸術品のような宝篋印塔
林の中にひっそりと佇む6基の宝篋印塔。墓石や供養塔して建てられる石造りの仏塔ですが、どことなくアジアンテイストを感じられ、美術的な美しさをも感じられます。
かつて、旗本であった大森氏が建立した崇巖寺の跡地に、親族である加藤氏のものと一緒に散策宝篋印塔が建ち並んでいます。高さ3mを超える巨大な石の仏塔が森を背に建ち並ぶ風景はどこか物悲しくも威厳を感じます。
狭山丘陵のほど近くに位置する場所。自然散策の途中、歴史や趣のある風景を感じられるスポットでした。
入間大森氏・加藤氏の宝篋印塔
場所: 埼玉県入間市宮寺2595-6
電話: 04-2964-4889(入間市観光協会)
営業時間: 24時間
休業日: 無休
料金: 無料
交通: 圏央道・入間ICから10分
駐車場: なし
【投稿時最終訪問 2020年12月】