松山総合公園【巨大遊具と芝生広場と絶景】

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「松山総合公園」は、松山市内にポッコリと盛り上がった標高140mの大峰ヶ台という山全体に造られた公園。巨大な遊具広場や緑化公園、芝生広場などがあり、市民の憩いの場になっている。
松山のシンボル「松山城」がある標高132mの城山と対をなすように聳える標高140mの大峰ヶ台の一帯に広がる公園で、その山の中腹には「さくらの丘」という芝生広場が整備されている。遠くは瀬戸内海の島々まで展望できる公園はとても気持ちよく、季節と天気が良いと、多くの家族連れがお弁当を持参して、ここでピクニックを楽しんでいる。もちろんその名の通り、春には花見の名所になり、秋は紅葉も楽しめる。

桜の名所の芝生広場「さくらの丘」

松山総合公園さくらの丘

一面の芝生広場の「さくらの丘」。遠くは瀬戸内海の島々まで展望できる広場はとても気持ちよく、季節と天気が良いと、多くの家族連れがお弁当を持参して、ここでピクニックを楽しんでいる。もちろんその名の通り、春には花見の名所になる。広大な芝生広場では、子連れで訪れれば思いっきり遊ぶことができる。

松山総合公園さくらの丘

総合管理棟の上に広がる「さくらの丘」八重桜が新緑の中、いっぱい咲きほこっていた。目にまぶしい鮮やかな景色だ。

子供に大人気!カラフルな巨大遊具広場

松山総合公園遊具広場

さくらの丘の奥には、遊具施設群があり、まるでアスレチック。多くの子供が遊んでいた。とりわけ目についたのが、この巨大な砦のような大型遊具だ。

松山総合公園大型遊具

大人がこの大型遊具に入るのは楽ではない。なんといっても子供サイズで作られている。通り抜けできない場所や、はいつくばって進まなければならない場所がある。4つある塔のうち、楽に登れそうな1つを見極め、それを登る。こうやって、大人が登れる塔があるのはありがたい。しかし、大人が楽に登れるということは、子供にとっては難易度の低い塔なのだろう。
ここで遊ぶのはもう少し先かと思っていたが、3歳の娘が果敢に挑戦。今回すべての遊具を制覇できた。必然的にまだ補助が必要なので、大人の僕も遊具をすべて回った。ギリギリ大人も使えるサイズになっている。

松山総合公園の遊具

大型遊具の4か所の最上階はネットとチューブでつながれている。子どもサイズだが、なんとか大人でも渡れる。結構高い場所だが、こわい、こわいと言いながらも意外にすんなりと渡る娘。

松山総合公園遊具広場

最上階からの松山市内の眺め。西日本最高峰の石鎚山まで眺められる、見事な眺望だ。砦のほかにも様々な大型遊具が設置されている。

松山総合公園の遊具

今度は斜面に突き出すように建てられている遊具へ。遊具へは滑り台にもなる、傾斜のある大型スロープをくぐっていく。知らずにここに突入すれば、すってんころりん。気をつけよう。

松山総合公園の遊具

山から突き出すように作られた遊具。ウッドデッキがぐるりと1周している。楽しく展望を楽しみながらお散歩・・・と思っていたら、そんなに生ぬるい遊具ではなかった。悪戦苦闘する娘。

松山総合公園からの瀬戸内海

遊具砦の頂上に立つ。眼下に広がる景色に見入る。雄大な皿ヶ峰連峰を背負ったいつもの松山の町は、まるで知らない土地のように感じた。そして反対方向の三津浜方面に目をやると、陸と島に挟まれた瀬戸内海。瀬戸内海を表現するときに、よく「風光明媚」という言葉が使われる。まさに、その名のとおりの美しい景色だった。

松山総合公園のシンボル古城展望台からの絶景

松山総合公園フライブルク城

さて、遊具広場のあるさくらの丘から10分ほど山に登ると公園の頂上に出る。頂上にも芝生広場と、ヨーロッパの古城を模した展望塔がある。この古城は、松山市と姉妹都市になるドイツのフライブルクの古城を模して造られたそうだ。市街地から見ると、山の上に「松山城」と対をなしてこの古城が頭上にそびえる形になっている。

松山総合公園古城展望台内部

フライブルク城内部のらせん階段を登っていく。なかなか雰囲気があっていい場所だ。ここに来ると、よくコスプレイヤーが写真撮影をしている。

松山総合公園からの瀬戸内海

フライブルク城屋上からは360度のパノラマが楽しめる。
まずは三津浜方面。海に多くの島が重なるように浮かぶ、瀬戸内海ならではの多島美が素晴らしい風景。海の向こうにある陸地はすべて島である。

松山総合公園からの松山空港

松山空港方面。
道後平野に松山市、松前町、伊予市が広がっている。平野の広がりと、石鎚山から四国最西端の佐田岬へと続いて海に没する四国山地のつながりが、とても美しい風景美を描き出す。

松山総合公園からの松山展望

最後に松山市中心部。
町の中に盛り上がった標高132mの「城山」の上には松山城がそびえている。そして、写真中央上部、連なる山の一番奥のピークは、西本最高峰、標高1982mの石鎚山が鎮座している。松山の有名観光地「道後温泉」はここから見ると松山城のちょうど裏側にあたる。
市内の建築物は松山城を見渡せるように厳しい高さ規制がある。そのため見た目は高層ビルのない小さな地方都市に見えるが、実は四国一の人口を誇る町である。比較的温暖な松山だが、冬場は背後にそびえる石鎚山系が真っ白に雪化粧し、さながら信州の町のようにも見える。

子連れ松山旅行にオススメの宿

松山総合公園

場所: 愛媛県松山市朝日ヶ丘1-1633-2

電話: 089-923-9439

期間: 通年

休み: 無休

交通: 松山自動車道・松山ICより車で約20分

   JR松山駅より車で約10分

駐車場: 駐車場あり(無料・9:00~17:00)

施設: 展望台・各種大型遊具・管理棟・自販機・トイレ(一部おむつ替え可)など

【投稿時最終訪問 2014年5月】

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