湯布院金賞コロッケ【湯布院に来たならぜひ食べたい名物】
湯布院には今まで5,6回訪れているが、訪れた時には絶対に食べる「モノ」がある。それは「金賞コロッケ」。その堂々としたネーミングに魅かれ、初めて湯布院に来た時に食べてみたのだが、一口でその味の虜にされてしまった。
「湯布院金賞コロッケ」のお店。店舗は本店と湯の坪街道に2つある。今回訪れたのは湯の坪街道にある「2号店」だ。湯布院のメインストリートである「湯の坪街道」沿いにあるので、少し奥まった所にある本店よりこちらの方が目につきやすく、利用する機会が多い。
「行列のできるコロッケ店」と称されるだけあって、いつも人が並んでいて、コロッケを買い求めている。メインストリートから少しそれる本店を、以前に何の予備知識無く発見できたのは、その行列のおかげ。「金賞コロッケ」という自信にあふれる名前と、その前にできる行列に、絶対美味しいに違いないと珍しく行列に並んでみた。その結果、日本で最もうまいコロッケのお店のひとつと僕も妻も認定し、湯布院に来れば必ず立ち寄る店となった。
低料金で手軽に食べられるメニューということもあり、訪れたこの日も、コロッケを買う人が途切れる事はない。ただ、以前と比べ店が2つになったので、行列することは少なくなったようだ。
2号店には、店の横に飲食スペースが設けられている。とはいえ、ベンチとテーブルが並べられただけの場所ではあるが。
それでも散策の途中、緑あふれるスペースに腰をおろし、休憩がてら絶品のコロッケの味に集中できるのはありがたい。少し西に行ったところに公園があり、その公園のベンチで食べるのも悪くない。ベビーカーで小さな子供を連れた僕たちは、スペースが少ないこの場所よりも、広々とした公園の方がゆっくりと出来た。
さて、さっそく湯布院の楽しみ、「金賞コロッケ」をこの日も購入。その名の通り、NHKの「第1回コロッケコンクール」で金賞を受賞した実力のコロッケ。1個150円と、コロッケとしてはやや割高だが、それでも手軽に購入できる値段なのがうれしい。そして、あまりにも美味しいので、絶対に2つ以上、買ってしまう。「今回は我慢してひとつにしておこう」と言っても、食べ終わったあと、やはりどうしても我慢できずに「おかわり」してしまう。
さて、そのお味はというと・・・一口かじりつくと、「パリパリッ」という音が気持ちよく響く、揚げたてサクサクの衣。そして中身はトロリとした食感でホクホク。北海道産の男爵イモと脂身が少ない和牛の赤身のミンチを使用。少しスパイシーな独特な味付けがされていて、何もかけずに食べるのが美味しい。うまく言葉では言い表せないのがもどかしいが、とにかくこれは一口食べるとクセになる。
「金賞コロッケ」だけでなく、そのほかにもいろいろな種類のコロッケがあり、食べ比べるのも楽しい。特に僕か金賞コロッケと同じぐらいオススメするのがグラタンコロッケ。これがまた中身の濃厚なクリームと外のカリカリの香ばしい衣がベストマッチ。
「金賞コロッケ」と「グラタンコロッケ」その2つを食べに、また次に湯布院を訪れ時は、ここに立ち寄りそうだ。
湯布院の観光・宿泊情報
湯布院は自然と温泉にあふれる町。のどかな田園風景や美しい森が広がり、洒落た飲食店・カフェや手作りアート作品のギャラリーなどのお店も多くあります。豊富な湯量で源泉かけ流しの宿が多い「由布院温泉」は、静かな環境の中でゆっくりと湯を楽しめると、九州でも屈指の人気温泉地です。
湯布院金賞コロッケ 2号店
住所: 大分県由布市湯布院町川上1079-8
電話: 0977-28-8691
営業時間: 9:00~18:00(冬季平日は17時迄)
休業日: 不定休
交通: JR由布院駅から徒歩15分
駐車場: なし
座席: 屋外テーブル席が約15席
メニュー: 金賞コロッケ150円
グラタンコロッケ150円
チーズコロッケ150円
肉じゃがコロッケ150円
男爵コロッケ150円
カレーコロッケ150円
海老チリコロッケ150円
大分名物とり天200円
湯布院あら挽きドック200円
【投稿時最終訪問 2010年9月】