安田屋のわらじカツ丼【秩父名物】

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埼玉県秩父。コンクリートの材料である石灰を大規模に採掘している鉱山の町です。そして東京都内からもほど近い場所で深い山歩きが楽しめると多くの登山者でも賑わいます。そんな鉱夫や登山者は体をいっぱいに動かします。空っぽになった胃袋を満たすのはやっぱりどっさりのお肉!そんな秩父らしい一品が「わらじかつ丼」です。その元祖が「安田屋」です。

安田屋日野店

安田屋本店は秩父市街地から離れた場所にあります。電車で秩父に訪れたのならば、西武秩父駅から徒歩10分の日野店が便利。見た目は古い食堂で、知らなければまず観光で入ろうとはしない外観。しかし、週末にオープン前にもかかわらずできている行列が人気店であることを物語っています。

安田屋のわらじかつ丼

安田屋のメニューはシンプル。わらじかつ丼の2枚(1080円)、1枚(860円)のみ。ここはやはり、両足のワラジが揃った2枚をオーダーしたいですね。手作業で衣をまぶし、油で揚げた大きなカツカツを、鍋でグツグツいってるソースにくぐらせてからごはんの上にドン!ワラジなのでカツは切らず、そのままがっつりかじりつきます。(要望すれば、食べやすいようにあらかじめ切ってくれます。)ソースにたっぷり浸かたったのに意外にもあっさりした味わい。甘くてふんわりとした味が染み込んだ衣にもサクサク感がまだ残っており、仕込みの段階でしっかりと叩かれた肉は柔らかくて楽に噛みきれる。味も食感も絶妙で、アツアツのご飯にもソースが揚げたカツからしみこんで、さらに味わい深くなっています。食べごたえもボリュームも味も大満足!登山だけでなく、観光で秩父に来てもぜひ味わいたい一品です。

安田屋日野店

店内はまさに懐かしの昭和の食堂そのもの。小上がりの4 人がけテーブルは2席あり、冬はこたつになっていておばあちゃんの家に遊びに来たみたい。カウンターは6席で、わらじカツがあげられていく様子をライブで楽しめます。ゴタゴタした感じが昭和の懐かしさを感じらます。時代の流れが止まったかのような、リアルなレトロを楽しめる店内もまた魅力的です。席は基本相席になります。長居はできないお店ですが、お腹も心もいっぱいに満たされますよ。

秩父の観光と宿泊情報

秩父や長瀞には意外にも良質な温泉がたくさん湧いており、温泉を目玉にした宿がとても多くあります。味噌をふんだんに使った素朴ながらも美味しい郷土料理を提供する宿も多く、首都圏でゆっくりと滞在するにはとても良い穴場なエリアです。

【じゃらん】秩父・長瀞の温泉・ホテル

安田屋 日野店

住所: 埼玉県秩父市日野田町1丁目6-9
電話: 0494-24-3188
時間: 11:30~17:00 (ラストオーダー16:30)
定休日: 毎週月曜日
席数: 14席
アクセス: 西武秩父駅より徒歩約10分
駐車場: 6台 (無料)

【投稿時最終訪問 2018年2月】

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