日本国道最高地点 【国道292号線・志賀草津ルート】

長野県湯田中温泉から志賀高原を走り抜け、群馬県草津温泉を目指す「志賀草津道路」をドライブ。志賀高原第二の標高を誇る「横手山」直下の「渋峠」で、長野県から群馬県へと車は差し掛かった。渋峠を通り過ぎてほんの数百メートル走ったところ、小さな駐車スペースに何台もの車が停車している。カメラを構えて記念撮影をしたり、風景の写真を一眼レフで撮っていたり・・・景色は良さそうだがこれだけの人がわざわざ立ち寄るのは、ここが日本一高い場所だからだ。

「日本国道最高地点」は雲上の志賀高原が一望

日本国道最高地点からの展望

車を下りて目の前に飛び込んできたのは、この絶景。雲の上に広がるのは高層湿原。そして奥には今もなお火山活動を続ける白根山が見える。普段は目にすることのない大自然の珍しい顔が複雑に織り合わされた風景。これは、この志賀草津道路の中でも1,2を争う絶景だ。

日本国道最高地点

駐車場の一角には「日本国道最高地点」(2172m)という石碑がある。ここは日本の国道の中で一番高い標高の場所だ。志賀草津ルートは国道292号線の有料区間が近年無料開放された区間。日本一高い国道からの眺めはさすがに、日本有数の自然の美しさを堪能できる。

芳ヶ平

見下ろす足もとに広がるのは「芳ヶ平」という高層湿原。付近には池糖や湿原が広がり、高山植物が咲く素敵な場所だ。雲上に広がる湿原は、そこにいるだけで別の国に来たかに思える。

実はこの芳ヶ平にはキャンプ場があり、大学生の時に僕はここでキャンプをしている。いや、正確に言うと、キャンプを試みたがあまりにも激しい雨にめげて、写真の赤い屋根の芳ヶ平ヒュッテに宿泊したのだ。質素な山小屋だったが、大雨の中、食堂で濡れた体を拭きながら自炊したご飯がおいしかったのを思い出した。この大自然の中で、自家発電とはいえ電気がある暮らしはなんと素敵で心強かったのかを思い知った場所でもある。今の芳ヶ平ヒュッテはとても洒落た雰囲気の山小屋になっているそうだ。
それにしても、こんなにきれいな所だったんだ。ここに登山で訪れた時は、濃霧と大雨で一寸先も見えなかった・・・

白根山の荒々しい火山の姿も望める

白根山

視線を右に移せば、深い緑の中に突然荒涼とした白っぽい露出した山肌が現れる。これは草津温泉に豊かな湯をもたらしている火山、「白根山」(2160m)写真は志賀草津道路の中でも有数の観光スポット「湯釜」の外輪だと思われる。ここからは見えないが、あのお釜の中にはエメラルドグリーンの不思議な色をした水が並々と湛えられている。次に車を走らせて目指すのはむここ。10年前、近くまで来ながら見られなかった白根火山をついに見るときがやってきた。
美しい風景を堪能したら、再び車をこの風景の中に走らせ始めた。トライブの通過点に過ぎない小さなスポットだったが、とても良い風景を堪能できる場所だった。

志賀高原のホテル・温泉

志賀高原のホテル・温泉宿一覧

日本国道最高地点

場所: 群馬県吾妻郡中之条町大字入山
期間: 4月中旬~11月中旬 (冬季は閉鎖)
駐車場: 無料・約10台
交通: 上信越自動車道・信州中野ICより国道292号線を約40km

【投稿時最終訪問 2008年7月】

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