春節の横浜中華街

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春節。旧暦のお正月で中国や台湾ではこの春節が今もお正月とされている。そのために世界中の中華街ではこの春節になるとお祝いでお祭り一色になる。
ちょうどこの春節の時期に横浜に行く機会があったので、賑わう横浜中華街に訪れた。

中華街で中国の風景と美味しいものを堪能

横浜中華街

春節の中華街はとても多くの人でにぎわっている。町には提灯がいくつも吊るされ、いたるところに正月の飾りが施されている。山下町公園では深紅のチャイナドレスに身を包んだ美しい女性が、美しい二胡の演奏で多くの人々を聞き酔わせていた。
人で賑わう通りにはおいしそうな匂いが常に漂い、胃袋を誘惑する。しかし、某大食いタレントのような胃袋の大きさは持ち合わせていない。どの店で舌鼓をうつか、吟味を重ねながら人の流れに流されていく。

王家沙の小籠包

昼食は「梅蘭」で人気の特製焼そばを頂いた。その後は「横浜大世界」で友人と飲茶をしながら久々の再会を祝う。
僕は世界で一日10万皿も売れるという老舗「王家沙」の小籠包をいただく。ひと噛みすると、中からアツアツの肉汁が大量に噴き出す。とてもおいしいっ。低料金で気軽に飲茶ができる、いい場所だった。

関帝廊

関帝廊

「関帝廊」は三国志で有名な関羽が商売の神様として祭られているそうだ。春節のこの時期、お参りに訪れる人はとても多く、行列が途切れない。

関帝廊

建物の中に入りお参りするには、線香を買い、きちんとした参拝方法で参らないといけない。ここは外から関羽さまのお顔を拝見させていただく。

媽祖廊

媽祖廊

「媽祖廊」は2006年に開かれた比較的新しい廊。安全や健康、縁結びの神で、1000年以上前の中国に実在した女性がモデルだとか。

媽祖廊ライトアップ

提灯に照らされる華やかで荘厳な装飾。中国の歴史と伝統が集約された美しいさ。空に漂う月が、その優雅な姿を引き立たせる。

媽祖廊

祀られている媽祖の像。とても優しそうな女性の顔だった。ここも関帝廊と同様、お参りするには線香を買い、ちゃんとした方法での参拝が必要。
外から見させて頂いただけだが、その豪華絢爛さにはとても驚かされる。中国の長く素晴らしい歴史と伝統文化を垣間見た気がした。

横浜中華街

住所: 神奈川県横浜市中区山下町
電話: 045-662-1252
休み: 店舗により異なる
営業時間: 店舗により異なる
交通: みなとみらい線元町・中華街駅からすぐ

【投稿時最終訪問 2008年2月】

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