翠波高原【天空の菜の花畑】

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四国でも有数の工業都市で、製紙工場の集積地である「四国中央市」
その玄関口である「三島川之江インター」を下りると、いくつもの煙突がそびえ立ち、空へ煙を立ち上らせている。そんな町の中から海岸線に迫る険しい山を一気に駆け上る。九十九折の急な登り坂をひたすら登るとたどりつく場所は、この世の楽園と言っても過言ではないような、美しい場所。それが「翠波高原」です。標高892mの翠波峰を中心とした翠波高原は、西日本最高峰の石鎚山に連なる四国の山々を望む天空の菜の花畑が広がります。

高原に広がる雲上の菜の花畑

翠波高原菜の花畑

翠波峰の頂上直下、標高750mの翠波高原が 一面の菜の花に覆われる。春には約30万本の菜の花、秋にはコスモスが山の上に一面に咲きほこる。3月下旬~5月上旬が菜の花畑の見頃だ。

翠波高原

翠波高原のシンボルともいえる三角屋根の展望台。展望台までは遊歩道が続いていて、多くの人が美しい風景の中の散策を楽しんでいる。

翠波高原の菜の花

菜の花に囲まれた遊歩道。ここを歩くのはとても気持ちいい。鮮やかな黄色が眩しく、高原の遅い春を感じることができる。

翠波高原からの金砂湖

菜の花畑から見下ろす金砂湖。高度感が感じられる。この花園がいかに高い雲上の世界にあるか感じられる風景だ。

翠波高原の菜の花畑と石鎚山

菜の花畑の向こうには、険しい赤石山脈とその奥に西日本最高峰の石鎚山が聳えている。赤石山脈の東端にこの翠波高原は位置していて、瀬戸内海から一気にせりあがった高い山の上にある。2000m近い山々の頂を同じ目の高さに広がる菜の花咲く高原は、まさに雲上の菜の花畑だ。

翠波高原菜の花畑

まだ色づかない山々を背にして太陽に輝く菜の花。その眩しい黄色が、山の色にとても映える。

翠波高原菜の花畑

山の斜面をびっしりと覆う菜の花はまるで金色の絨毯。広い菜の花畑は何枚もの絨毯が複雑に折り重なったようで、とても美しい。

翠波高原菜の花畑

複雑に絡み合う山の起伏。遠くには山々の起伏、近くには菜の花覆う斜面の起伏。幾重にも折り重ねられた色とりどりのヴェールが織り成す風景はいつまで見ていても飽きない。

遅れて花を咲かせる高原の桜

翠波高原ワシントン桜の園

菜の花畑のすぐ横にある「ワシントン桜の園」
4月中旬から5月中旬にはワシントン桜の園のソメイヨシノや山桜、八重桜も楽しめる人気のスポット。ワシントンから里帰りした桜が植えられている。平地では桜はもう散ったが、高原のここは今が見頃。鮮やかな花に囲まれ、もう一度花見を楽しめる場所だ。

翠波高原の桜

桜と菜の花に囲まれた道をドライブ。車窓から飛び込んでくる、眩しく色鮮やかな色がとても楽しい。早足で過ぎ去った春を追いかけて、またで会える場所だった。

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翠波高原

場所:愛媛県四国中央市

交通:松山自動車道 三島川之江インターから

   国道319号線を富郷方面へ約30分

入場料:無料

駐車場:200台(無料)

花期:菜の花3月下旬~5月上旬

   コスモス7月下旬~10月下旬

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