道の駅風の家 【ひるぜん焼きそば】

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今や全国区となった岡山県蒜山高原のB級グルメ「ひるぜん焼きそば」。2010年度B-1グランプリの2位に輝いた実力の一品だ。ひるぜん焼きそばは、蒜山高原の中の限られた店にしか、その名を冠した商品を提供することが許されていない。2019年10月現在、ひるぜん焼そばが食べられる店は10店舗。その中に、蒜山インターチェンジのすぐそばにある、道の駅「風の家」が含まれている。帰路に就く前に、ご当地のお土産を購入していると、美味しそうな焼きそばを焼く匂いが漂ってくる。これはもう、買うしかない・・・

手軽に食べられる美味しいひるぜん焼きそば

道の駅風の家のひるぜん焼きそば

道の駅「風の家」のひるぜん焼きそばは軽食コーナーか屋台での提供となる。今回は屋台で500円で購入。(軽食コーナーなら600円)
ひるぜん焼きそばは、味噌風味のタレで焼きあげ、鶏肉と蒜山高原産のキャベツを使うのが特徴。すでに、この道の駅による前に「高原亭」と「いち福」の2店舗でひるぜん焼きそばを食べてきたが、その特徴が一番はっきりと感じられたのはこの風の家のもの。
具材はひるぜん焼きそばのルーツを継承している「いち福」とほぼ同じもので、ひるぜん焼きそばのルーツを忠実に表現している感がある。それでいて、味はいち福よりも濃厚でピリ辛。タレがしっかり麺にまとわりついてモチモチ感がある。味噌の味は隠し味程度で、味噌が苦手な人でも問題ない程度。こう言っては失礼だが、道の駅の販売の品としてはレベルが高いと感じた。
ひるぜん焼きそばの商標登録を申請中の「好いとん会」のホームページによると、系列のレストラン「ウッドパオ」のオリジナルジンギスカンのタレに地元女性グループが丁寧に作り上げた味噌を使用しているそうだ。そう聞くと、確かにその美味しさには納得がいく。
旅の途中にふらりと立ち寄れて、「これがひるぜん焼きそばというものか」と感じるには絶好の店だった。

蒜山名物ジャージミルクを使ったスイーツも絶品!

道の駅風の家のジャージーソフトクリーム

食後には、これまた蒜山名物をいただく。ジャージー牛乳を使用した濃厚ソフトクリーム(300円)
ジャージー牛は、通常より濃厚な牛乳がとれるが、その管理の難しさやコスト面から、日本では飼育頭数はとても少なく、ここ蒜山高原がその一大産地でもある。濃厚なジャージー牛をふんだんに使ったソフトクリームは美味。その味はクリーミーで濃厚。濃い味の焼きそばを食べた後でもその味はしっかりと味わえる。これはひるぜん焼きそばの後のデザートとしてもしっかり頂きたい。
また、「風の家」の前には「ヒルゼンミルキー」というチョコレート工場がある。工場見学とチョコレートの土産の購入はもちろん、ここは素晴らしい「試食天国」なのである。ジャージー牛をふんだんに使った濃厚チョコをはじめ、20世紀梨や伯方の塩、わさびを使った変わり種チョコまである。美味しいチョコをつまみながら、お土産探しとチョコレート工場の見学(無料)を是非とも楽しみたい。

蒜山高原の宿泊情報

蒜山には高原リゾートのプチホテルや公共の宿、ペンションが多くあります。
また、高速道路で少し走ると、ダムの下の露天風呂「砂湯」で有名な湯原温泉もあります。
ゆっくりと滞在するにはもってこいのエリアです。

【じゃらん】蒜山・湯原のホテル・旅館

道の駅 風の家

住所: 岡山県真庭市蒜山上徳山1380-6
電話: 0867-66-4393
営業時間: 8:30~16:30(特産館)
休業日: 4~11月無休、12~2月毎週水曜日、3月第1・第2水曜日
交通: 米子自動車道・蒜山インターチェンジよりすぐ
座席数: 40席(軽食コーナー)
駐車場: 76台

【投稿時最終訪問 2011年5月】

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