新井薬師【目の病気にご利益のあるお寺】
「新井薬師」は西武新宿線の駅名にもなっている中野区最大の寺院で正式名称は「新井山梅照院薬王寺」。特に目の病にご利益があり、武相四大薬師のひとつです。マンションが建ち並ぶ都会のど真ん中、境内に隣接して公園と池が広がっており、縁日が開催される毎月8のつく日は多くの参拝客で賑わいます。
多くの人が参拝する目の病院にご利益のあるお寺
新井薬師の山門。マンションが建ち並ぶ都会の中に別世界に誘う門のように建っています。毎月8がつく日には境内に縁日が開催され、多くの参拝客で賑わいます。
山門をくぐり、参道を進むとすぐに本堂があります。ご本尊は弘法大師が造られたと言われる薬師如来と如意輪観音像。表が薬師如来、裏が如意輪観音とする非常に珍しい二仏一体の像だそうですが、秘仏であり、寅年にのみ御開帳されてます。
霊堂と聖観音像。新井薬師は「治眼薬師」、「子育薬師」と呼ばれており、目の病と子育てにご利益があります。二代将軍・徳川秀忠の娘の眼病快気の祈願が成就したこと、5代住職に薬師如来が難病の子供を治すための処方箋を薬師如来から授けられた言い伝えが残っています。
都会の中に広い公園と池がある憩いのお寺
新井薬師の北側には新井薬師公園があります。その中にあるひょうたん池。かつては僧侶が身を清めた場所だったそうで、公共の池としては珍しく釣りをすることができます。都会のど真ん中にありながら自然と歴史を感じられる地元の人から愛されている空間でした。
新井薬師
場所: 東京都中野区新井5-3-5
電話: 03-3386-1355
営業時間: 9:00～16:00
休業日: 無休
料金: 無料
交通: 西武新宿線・新井薬師前駅から徒歩6分
駐車場: なし
【投稿時最終訪問 2020年12月】
