井草八幡宮【願いが叶う東京のパワースポット】

住宅街が広がる杉並区。道路沿いには商業施設が立ち並ぶ町の中に突然現れる「井草八幡宮」付近には、これまた突然住宅地の中に現れる善福寺池があり、区内にありながらほとんど手付かずの自然が残っているのです。豊富な湧水があった善福寺池付近にはかなり古くから人が集まっており、その拠り所として井草八幡宮ができたそうです。

青海街道沿いの巨大な鳥居と深い森

井草八幡宮鳥居

青海街道沿いに立つ大きな鳥居。スーパーや大型家電量販店、回転寿司チェーン店に隣接し、交通量も多い大通り沿いに突然現れる巨大な鳥居と広い森。そこだけ街中から切り取られたかのような不思議な空間です。

井草八幡宮参道

鳥居からは森の中を参道が続いています。東京の街中とは思えない静かな雰囲気で、参拝する人も多く訪れます。敷地もとても広大で厳かな雰囲気を感じられます。

東京の中とは思えない静かで広い境内

井草八幡宮楼門

参道の奥には立派な朱色の楼門が、境内の入口に建っています。歴史があるように見えますが、昭和46年に造られたそうです。かつては春日社を祀っていたそうで、総本山である奈良の春日大社と同じ平安時代を思わせるような様式になっています。源頼朝が奥州藤原氏征伐の際に戦勝祈願をしたと伝わっており、それ以来八幡宮を奉斎するようになったそうです。

井草八幡宮

境内はとても広々としており、区内の主要道路沿いのとは思えないゆっくりとした時間が流れています。源頼朝が手植えしたとされる松の木の2代目が境内の中にあります。

井草八幡宮

本殿は回廊に囲まれています。1664年に造られた小さな本殿以外は昭和49年に造られたそうです。そんな近世のものとは感じさせない立派な風格です。

井草八幡宮

列をなすほどではありませんが参拝客が途切ることはなく、代わる代わる多くの人が訪れます。回廊に囲まれた権現造りの本殿は、さらに俗世から隔離された神域となっています。井草八幡宮は杉並区のパワースポットとされていて、厄除け、満願成就、再起や勝負運などに強いご利益があるそうです。

井草八幡宮神招殿

巨木の森の中に招神殿(しょうしんでん)があります。1813年に造られた元拝殿で、現在は戦争でなくなった方を中心にお祀りしています。
少し駅から離れていますが、見ごたえのある神社でご利益も強力。青梅街道を車や自転車で走るときは、是非立ち寄りたいパワースポットです。

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井草八幡宮

場所: 東京都杉並区善福寺1-33-1
電話: 03-3399-8133
営業時間: 夏期5:00~18:30 冬期6:15~16:40
     (上記は最早・最遅開門時間、季節により細かく変動あり)
休業日: 無休
料金: 参拝無料
交通: Rおよび地下鉄荻窪駅・JR西荻窪駅・西武新宿線上石神井駅下車後バス利用
駐車場: あり (800台・無料)

【投稿時最終訪問 2018年1月】

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