東伏見神社【東京の神秘的な鳥居の森】

三大稲荷のひとつ、京都の伏見稲荷大社。商売繁盛・五穀豊穣の神様で、多くの参拝客で賑わいます。そんな伏見稲荷の東京にある分社が「東伏見稲荷神社」東京の稲荷信仰者により伏見稲荷大社の分霊を勧請して昭和4年創建されました。それにあわせて、この神社がある場所は東伏見という地名になったそうです。

地名や駅名にもなっている東伏見稲荷神社

多くの車が行き交う伏見通りと青海街道に面して東伏見神社があります。巨大な朱色の大鳥居が街の中で厳かな雰囲気を漂わせています。

東伏見稲荷神社

石段を進むと朱色が鮮やかな門があり、その奥に本殿が見えます。よく見ると、木造の歴史的建造物ではありませんが、それでも色鮮やかな門構えは立派で、その奥にある本殿がさらに神々しく感じます。

東伏見稲荷神社本殿

本殿も朱色が眩しい立派なつくり。正面がカラス戸になっているなど、比較的新しいお社です。家内安全、商売繁盛などの各種ご祈願が受けられます。

本殿裏の「お塚参拝」は町の中とは思えない幻想的な雰囲気

東伏見稲荷神社お塚参拝

伏見稲荷といえば、延々とどこまでも続く千本鳥居。東伏見神社には見当たらないと思っていましたが、本殿の横になにやら不思議な世界への入口があります。

東伏見稲荷神社お塚参拝

本殿の裏は「お塚参拝」という、森の中にある祠を、いくつも立ち並ぶ赤鳥居の道で巡ります。先程の開放的な境内の様子とは一転し、とても幻想的な空間です。

東伏見稲荷神社鳥居

緑の森の中を、木漏れ日に照らされて真っ赤に輝く鳥居をくぐり抜けて進むと、心が洗われるような気がします。鳥居の密度は、本家の伏見稲荷に比べるとずいぶん薄いですが、東京の街中にこれだけ厳かな神域が突然現れる事には驚きです。ご利益のある伏見稲荷神社の大きな分社。駅からもほど近いので、機会があれば参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。
また、東伏見神社の裏側には広くて気持ちのいい「都立東伏見公園」があります。芝生広場や大きな遊具があるので、子連れでお参りの後、公園で楽しむこともオススメです。

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東伏見神社

場所: 西東京市東伏見1-5-38
電話: 042-461-1125
参拝時間: 6:30~17:00 (社務所は8:00~16:30)
休業日: なし
参拝料: 無料
交通: 西武新宿線東伏見駅より徒歩7分
駐車場: 70台 (無料・閑散期は一部閉鎖)

【投稿時最終訪問 2018年5月】

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