桔梗信玄餅【食べ方いろいろな山梨銘菓】

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山梨の代表的な銘菓である「信玄餅」。たっぷりのきな粉が乗せられたお餅に、さらに黒蜜をたっぷりかけていただく和菓子で、素朴ながらも濃厚な味とちょっと工夫して食べる楽しみがあり、お土産にも喜ばれます。
実は信玄餅には「信玄餅」と「桔梗信玄餅」の2種類があります。見た目はほとんど同じ。違うメーカーが作っており、餅の食感や蜜の味が少し違うそうです。お土産で買うにはこだわりがない限り、どちらでも美味しくいただけます。機会があれば両方買って食べ比べてみるのもよさそうです。
今回は桔梗信玄餅の8個布袋入(1368円)を河口湖のお土産で我が家に持って帰りました。

風呂敷に包まれた和の包装の信玄餅

桔梗信玄餅風呂敷

桔梗の花が印刷された風呂敷を模した不織布の包みが店頭ではとても目を引きます。信玄餅のパッケージはとても和の趣が強く、お土産にはとても喜ばれます。賞味期限も12日ほどあり、旅行のお土産にはぴったりです。

桔梗信玄餅

信玄餅はプラスチック製の小さな器にきな粉をたっぷりかけられた餅が入れられて蓋をされており、その上に黒蜜が入った容器と楊枝がのせられて、風呂敷に見立てたビニール袋でひとつひとつ丁寧に包装されています。このビニール袋の風呂敷は信玄餅を食べるときにも重要な役割があるため、今も従業員がひとつひとつ丁寧に手作業で結んでいるそうです。

色々な食べ方がある美味しい信玄餅

桔梗信玄餅

ビニール風呂敷を丁寧にほどき、容器を開けます。プラスチックの蓋はへこみがついており、そこに黒蜜の容器が収まって安定性を高めていました。そのへこみが容器の中の餅に乗ったきな粉を長方形に押しのけてくぼみを作っています。このへこみには黒蜜が注ぐと溜まりやすくなっており、包装と食べやすさの絶妙なアイデアを感じます。
モチモチの餅にきな粉をまぶしてたっぷりの黒糖をかけた信玄餅は、少しかりん糖のような味に思えるくらい強めで濃厚な甘味。食べ応えがある和菓子で、コーヒーやミルクなどにもあいます。

桔梗信玄餅

面白いのは信玄餅には様々な食べ方がある事です。誰もが思いつくスタンダードな食べ方である容器から直接食べる方法ですが、小さな容器に大量の餅、きな粉、黒蜜が入っているのでどうしても容器から食べようとするときな粉や黒蜜が飛び散ります。そのため、風呂敷のような個包装のビニール袋を容器の下に広げて、多少こぼしてもも大丈夫なようにして食べる方法が推奨されています。
また、餅ときな粉の上に黒蜜を乗せるのではなく、3切れの餅の1切れをようじで持ち上げて、できた空間に黒蜜を入れて餅に混ぜ込むとういう方法もあります。その他には、別のお皿に移し替える、広げたビニール風呂敷に中身を全部出して黒蜜をかけていただく方法や、そのビニール風呂敷に包んで餅にきな粉と黒蜜を揉んで混ぜ込むという方法もあります。またアイスクリームとトッピングすると相当に美味しくいただけます。上手に自分好みの食べ方で美味しく山梨銘菓を頂きたいですね。

桔梗信玄餅

価格(税込)
【2個入】    363円
【5個箱入】   911円
【6個布袋入】1,095円
【8個布袋入】1,368円
【10個箱入】 1,711円
【15個箱入】 2,511円
【20個箱入】 3,309円

賞味・消費期限12日程度

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