五色台スカイライン 【瀬戸内海の絶景と讃岐うどん】

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「五色台スカイライン」は高松市と坂出市の境に位置する標高400~500mの溶岩台地である五色台の稜線の上を貫く道路。全線2車線、約10kmの瀬戸内海の風景を眺めながらの気持ち良いドライブが楽しめる。展望の良いところには、展望台が設けられているので、各駅停車で瀬戸内海へと下っていく。

瀬戸内海を見下ろせる絶景展望台が連続

坂出と瀬戸大橋

スカイラインを走り出してすぐ、左側に駐車スペースと東屋がある。
ここかは坂出の田園風景とコンビナート、そして島々に渡されながら海の上を伸びていく瀬戸大橋の姿が望める。

五色台からの眺め

スカイライン中頃には展望台がいくつかある。その一つから眺めた瀬戸内海。いくつもの島が海に浮かぶ瀬戸内の独特の風景をここから思う存分楽しめる。
県自然科学館が途中にあり、そこにはこの海を望める広い芝生広場がある。そこで弁当を広げるもよし、子供と遊ぶのもよし、ドライブの途中でゆっくりできるところだ。

五色台からの展望

県自然科学館をすぎてすぐの枝道を右折すると、そこには売店ある。五色台スカイラインで唯一の軽食やジュースを販売している場所なので、休憩をするならここだ。突き出した岬のような場所にあり、ここからの眺めはとても素晴らしい。
右方向を見ると、上の写真のような風景が。中央の海に浮かぶ2つの島は左から「男木島」、「女木島」
この「女木島」は桃太郎が鬼退治に向かった島で、鬼ヶ島と呼ばれ、鬼の住処の洞窟も残っている。「女木島」の右後ろの平べったい島は屋島。この付近が源平合戦で那須与一が扇を射た場所である。

坂出へ向かって下れば瀬戸大橋の姿が楽しめる

五色台からの瀬戸大橋

売店から左方向を見ると、瀬戸大橋がさらに近くなっていた。ずっと向こう、本州まで橋が海の上を伸びていく様子がよく分かる。幾つもの島に助けられながら渡る海の道の下を、幾艘もの船が忙しく往来している。

瀬戸大橋を眺めるドライブ

売店を過ぎると、スカイラインは高度を一気に下げる。最後は瀬戸内海を真正面にして、海に飛び込むように一直線に坂道を下る。
坂道を下りると、スカイラインは県道16号線に合流する。ここからはできれば海沿いに坂出方面を目指して車を走らせたい。それは目の前に瀬戸大橋を見ながら車を走らせることができるから。夕方なら、傾いた太陽に照らされた瀬戸大橋の美しい姿を何度も真正面に楽しめるとても気持ちの良い道だ。
のどかな農村風景と、塩田跡を走り抜けると、やがて車は坂出の工業地帯へと入ってくる。ここでドライブは終了。坂出周辺にはおいしい讃岐うどん屋が何軒かあるので、時間に余裕があればこちらにも寄ってみたい。ただし、有名店は昼間は混雑、夕方は既に店じまいしているので、お気をつけて・・・

瀬戸内海を見下ろせる五色台の絶景旅館

五色台スカイライン

場所:香川県高松市坂出市
交通:高松自動車道高松西ICから県道176号・177号などを中山方面へ車で18km
料金:無料
道路状況:全線2車線
沿線の施設:県自然科学館・瀬戸内海歴史民俗資料館

【投稿時の最終訪問 2007年9月】

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