えびめしや万成店【岡山のソウルフード】
その地域で親しまれている、その地域独特の料理「ソウルフード」。桃、マスカット、きび団子。美味しいもので有名な岡山でも「えびめし」というソウルフードがある。えびめしとは、ご飯に海老などの具を入れ、ソース味に炒めた料理。そばめしのように思えるが、それとは全く違った味わいを楽しめる。特に岡山市のB級グルメとして有名で、えびめしを楽しませてくれるお店も市内にも点在する。そんなえびめしを気軽に堪能させてくれるのお店が、その名も「えびめしや」。このえびめしを岡山に広げた店だ。
岡山のB級グルメ「えびめし」専門店
「えびめしや」は岡山内に2店舗あり、今回訪れたのは万成店。見た目は普通のファミリーレストランと特に変わりはないが、店名や幟には名物料理のえびめしの文字が元気よく踊っている。
えびめしやの駐車場。ロードサイド型店舗で、広い駐車場はとて便利。駅から離れた郊外に店があるので、車での訪問はとても便利になっている。
ファミレスのようなえびめしやの店
店内の様子。通常のファミリーレストランタイプの店で、家族連れでも気兼ねなく訪れる事ができる。店内も広々としており、とても落ち着いている。
掘りごたつタイプの座敷席もあり、小さな子連れでも楽しめる。実際にファミリーでの来店も多く、家族で岡山で愛されている「えびめし」を楽しむ姿があった。
見た目よりアッサリ!予想外の味「えびめし」
これが岡山名物の「えびめし」見た目はそばめしで、色あいからしてソースの濃厚な味を想像できる。しかし一口食べてびっくり。よく似た料理の先入観はあったものの、想像した味と全く違った味の料理を久々に食べた。濃いソース色の見た目からは想像できないあっさり味。そばめしからソースの風味が薄まった感じで、どちらかというとピラフの味わいに近い。それでいて、仄かにソースの味わいがまるでピラフのようにパラパラになったご飯一粒一粒から味わえる。そばめしのようなべたつきはなく。パラパラのご飯とプリプリの海老がアクセントになっていてするすると胃袋に吸い込まれていく。後味もとてもさっぱりとしている。
意外にさっぱりしていて、重たくないえびめし。見た目とは違い、何かこってりしたものをセットに欲しくなる。えびめしだけでは物足りない時は「えびめしプレート」ハンバーグ、チキン南蛮、ポークカツやクリームコロッケなど、えびめしにメインのおかずとポテトサラダ、コールスローなどがセットになっている。見た目はとんでもなく濃厚で重たい食事だが夕食やがっつり食べたいランチにはもってこいのボリューム。その他にもえびめしドリア、オムえびめしグラタン、デミカツ丼やカレー、パスタなど、メニューも豊富。名物を堪能しながらも何度も通いたくなる、そんなお店だった
えびめしや 万成店
住所: 岡山県岡山市北区万成西町2-53
電話: 086-251-6221
時間: 11:00~22:00
席数: 約60席
定休日: 火曜日
駐車場: 約45台 (無料)
アクセス: 山陽自動車道・岡山ICより車で約5分
メニュー(一部): えびめし680円 えびめしプレート880円~980円
オムえびめし880円、えびめしドリア810円、デミカツ丼700円
【投稿時最終訪問 2015年6月】