不二屋のやきそば【松阪で愛される中華そば老舗】

最終更新日

Comments: 0

松阪牛の産地として有名な三重県松阪市。市内には美味しい松阪牛を頂ける焼き肉店やすき焼き店など数多数。しかし、いくら産地とはいえ、地元の方もそうしばしば松阪牛を頂くことはありません。そんな松阪で昔から地元の方に愛されている地元の人気店を紹介します。

松阪の老舗の中華そば屋が新しい店舗にリニューアル

中華そばの不二屋

松阪駅から歩いて約8分のところにお店を構える「不二屋」平成22年に建て替えられたまだ比較的新しい店舗ですが、堂々とした風格のある構えで老舗の雰囲気をとても醸し出しています。不二屋の創業は昭和4年。当初はうどん店としてオープンしましたが、昭和30年ころに、松阪初の中華そば屋に転身したそうです。

松阪不二屋

店内は木を基調にした落ち着いた内装で、広々としておりとてもきれい。、LED照明や上手に木枠で目隠しされた広い窓から差し込む光など、とても店内は明るく、 喫茶店のようにインストルメントミュージックが流れており落ち着いた雰囲気になっています。座席もカウンター席のほか、仕切りで区切られた2人、4人、6人のテーブル席があり、ひとりで訪問しても、グループで訪問しても気軽に食事を楽しめるように工夫されています。

必食!不二屋不動の看板メニュー「やきそば」

不二屋のやきそば

中華そば店に鞍替えした間もないころからラインナップされ、今も人気の不二屋看板メニューが「やきそば」。やきそばという名前ですが、見た目は皿うどんやあんかけそばです。
アツアツトロトロのあん野菜をたっぷり使い、口にした瞬間、ダシの味と一緒に野菜の甘味が口の中に溶け出す絶品。また、パリパリの食感で仄かな味わいのある揚げ麺は歯を立てるとぱりぱりっという音が立ち、食欲をそそります。この絶妙な味わいとバランスは、皿うどんやあんかけそばとは一線を画します。ボリュームも満点で一度食べたらクセになる味と食感。秘伝の和風ダシを使った中華そばや豪華松阪牛肉中華そばもありますが、やはり不二屋に来たのならこの伝統の看板メニューをぜひ味わっていただきたいです。
食事時を大幅に過ぎた昼下がりでも続々と人が入ってきて賑わう不二屋。店の入口に広い待合スペースが作られ、たくさんの待合席や雑誌などが置かれていることも、不二屋の人気ぶりや、来店する客を大切にする不二屋のおもてなしが感じられます。
また不二屋では、「中華そば」「やきそば」のお持ち帰りが可能です。地元の方は店で食べるメニューを注文すると同時に、持ち帰り分も注文されていました。まさに地元の方に愛された店です。

松阪の観光と宿泊情報

松阪牛で有名な松阪市ですが、本居宣長などの有名人を輩出し、伊勢参りに向かう人々でにぎわった歴史ある商人の町でもあり、市内には立派な屋敷が多く残っています。JRと近鉄電車が乗り入れる松阪駅から多くの場所が徒歩で観光が可能なことも松阪観光のメリットです。駅周辺にはシティホテルも多数あり、観光の拠点となっています。

■松阪のホテル・宿一覧

中華そばの不二屋

住所: 三重県松阪市中町1900
電話: 0598-23-9605
時間: 11:00~14:30 16:00~19:00 
    (土・日・祝は18:00まで)
席数: 60席
定休日: 木曜日
アクセス: JR・近鉄松阪駅から徒歩約8分
     伊勢自動車道・松阪ICより約10分
駐車場: あり(15台)
メニュー(一例)
中華そば(780円)、五目中華そば(880円)、野菜中華そば(880円)
辛口中華そば(880円)、のり載せ中華そば(880円)、カレー中華そば(880円)
味噌中華そば(880円)、松阪牛肉中華そば(1100円)、ちびっこ中華そば(880円)
やきそば(780円)、五目やきそば(880円)
チャンポン(880円)、デラックスチャンポン(1100円)

【投稿時最終訪問 2017年10月】

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください