ひらゆの森【広大な露天風呂・奥飛騨温泉の日帰り湯】

岐阜県の深い山奥に湯煙をあげる奥飛騨温泉郷。北アルプス唯一の活火山である焼岳の恵みを受け、付近でも湯量・泉質ともに優れた良質な温泉地のひとつとなっています。多くの旅館が軒を連ねる奥飛騨温泉郷ですが、最も古い歴史を誇るのが「平湯温泉」。有名観光地、上高地や乗鞍岳の岐阜県側の入口でもある平湯温泉で、たくさんの源泉掛け流しの露天風呂を日帰りで楽しめると人気の温泉が「ひらゆの森」です。

北アルプスの麓の民芸風の広大な温泉

ひらゆの森

深い山々に囲まれた森の中に佇む平湯の森。飛騨の古民家をイメージした建物は、自然の中に溶け込んでおり、日本の古い山村を彷彿とさせます。広い駐車場もあり、車でのアクセスも至極便利。「安房峠道路」の料金所のすぐそばにあるので、長野・上高地側からも気軽にアクセスできます。上高地や乗鞍岳に向かう平湯バスターミナルにも徒歩3分。北アルプス観光に組み込むにも便利な場所にあります。

ひらゆの森森の灯台

ひらゆの森の入口に立つ大きな「森の灯台」と名付けられた櫓。その足元には無料で利用できる足湯があります。入浴の前にはやる気持ちをおさえて、奥飛騨の名湯をまずは足湯で味わってみたいですね。

ひらゆの森廊下

建物の中も白川郷などの飛騨や木曽路を思わせる民芸的なつくり。館内はロビーはもちろん、土産店も廊下もすべて畳敷き。素足で歩くことがとても気持ち良く、日本の良さをとにかく感じさせてくれる空間です。

雰囲気のある内湯に数多くの露天風呂が人気

ひらゆの森内湯

露天風呂が人気のひらゆの森ですが、内湯も相当に素敵です。飛騨の古民家をイメージした設えの民芸調の落ち着いた空間。高い天井の下に広がる空間にはいくつもの柱と太い梁が通されていて、まるでモダンな和室でくつろいでいるかのようです。「カポーン」と響く木桶の音と源泉掛け流しの優しい湯に包まれる空間は、まさに癒し。広い湯船も気持ちよく、洗い場の数も多くてとても使いやすく快適で、ついつい目玉の露天風呂にいく事を忘れてしまいそうになります。

ひらゆの森露天風呂

平湯の森の自慢は露天風呂。男風呂には7ヶ所、女風呂には9ヶ所もの露天風呂が用意されています。しかもすべてが源泉掛け流しという贅沢ぶり。さらにはどの露天風呂もとても大きい!北アルプスの雄姿と深い森を眺めながら、緑の薫りに包まれた広大な敷地で自分の好きな露天風呂に浸かったり、湯比べをするなど、贅沢な温泉三昧が楽しめます。

ひらゆの森露天風呂

たくさんある露天風呂は、それぞれの湯船によって温度や濁り方がすべて違います。湯の種類や温度、設え、さらには望める風景。自分のお気に入りの場所を探して広い敷地を歩いて湯めぐりするのはとても楽しいです。まるでテーマパークのような広さの中に上質な源泉掛け流しの露天風呂が何か所も楽しめる事は、もう天国のような心地です。

ひらゆの森温泉成分

白濁、湯の花、硫黄分。濃厚な温泉成分が楽しめる湯は「含硫黄ナトリウム・カルシウム・マグネシウム炭酸水素泉」。源泉温度は64℃で全てがかけ流し。これほど上質な温泉を惜しみもなく掛け流す湯もなかなかありません。贅沢な時間をなんと500円で楽しめてしまうというのも魅力のひとつです。

ひらゆの森露天風呂

開放的な露天風呂もあれば、白濁した濁り湯で奥まった東屋の下につくられた隠れ湯的な湯船も。露天風呂の一番奥には宿泊者専用の内湯があり、その内湯から宿泊者は露天ぶろや大浴場を楽しめるようになっています。

湯上がりに森の中で頂く信州名物

ひらゆの森湯上り処

合掌造りの古民家を移築して造られた「合掌棟」には湯上がり処があります。吹抜けがあり、古民家風の落ち着いた佇まい。とても広々とした広間で、湯上りにごろりとくつろげる快適な空間です。自販機もあるので、湯上りの一杯も楽しめます。

ひらゆの森廊下

湯上りに本格的にお腹を満たしたいと思ったら、ひらゆの森の中にある気持ち良いレストランでゆっくり食事をとるのがおススメです。湯上がり処からさらに奥にすすむ廊下があります。上がったり下がったり曲がったり。まるで迷路のような畳敷きの廊下はちょっとした探検です。

ひらゆの森飛騨トラフグ

途中、ひらゆの森の施設内で養殖されている「飛騨とらふぐ」を見る事ができます。山奥の温泉でふぐの養殖をおこなっていることには驚きです。人工海水を温泉熱を利用して温度調節し、安定した養殖環境をつくっているそうです。もちろん自慢の飛騨とらふぐは宿泊時に追加料金を払えば、山奥に居ながらもとれたての美味しさを味わえます。

ひらゆの森レストラン

長い畳敷きの廊下を延々と進んだ先にあるのが『もみの木』というレストラン。和と木の融合した味のある意匠で長い通路を進んできた客を迎えてくれます。

ひらゆの森レストラン

レストランの構造は特殊で、既存の建物の外側をぐるりと囲むように室内が増設されています。今まで館内が畳敷きだったのに対し、レストラン内は気持ち良いフローリング。木に囲まれた空間は、懐かしいながらもどこか新鮮さを感じさせてくれます。

ひらゆの森レストラン

既存のレストラン室内が上品で落ち着いているように思えますが、実は増設された外側の席が一番気持ちが良いのです。和とログコテージが融合した空間に壁一面の窓が開放感を加えてくれます。さらには窓の向かうには信州の気持ちよい森が広がり、高原の雰囲気を満喫できます。なかなかこれだけのロケーションでゆっくり湯上りの食事が楽しめる事はありません。

ひらゆの森レストラン

各テーブルにはガスコンロかが設置されています。「もみの木」の人気メニューは「飛騨牛鉄板焼き」。名物の飛騨牛を鉄板を使い、テーブルの上でジュウジュウ焼いてしまうのです。夏は涼しく冬は豪雪が積もるひらゆの森。美味しいものを豪快に焼く食べ方が一番おすすめですね。

ひらゆの森の森

苔むし、小川が流れる広く深い森が屋外に広がっています。この景色を壁一面の窓から眺めながらゆっくり食事ができるのです。まさにくつろぎと癒し。もっとこの自然の中でリラックスしたいときは、湖の森の中にあるコテージに宿泊するのもよいでしょう。古民家風のコテージですべてに源泉掛け流しの温泉がついています。極上の湯だけでなく、美味しい食事と深い自然、さらにはゆっくりとそれらを楽しむ宿泊。たっぷり時間をかけて堪能したい、日帰りで済ますには勿体ない最高の日帰り温泉施設です。

ひらゆの森の宿泊情報

ひらゆの森には宿泊も可能。一泊二食付7500円~とリーズナブル。
温泉も入り放題で宿泊者専用の内湯もあります。
民芸調のこだわりの和室や離れコテージなど、奥飛騨の自然と温泉、そして美味しいものを堪能するゆっくりとした滞在が楽しめます。

ひらゆの森

住所: 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
電話: 0578-89-3338
時間: 10:00~21:00 (札止め20:30)
交通: 長野道松本ICより車で約55分
   中部縦貫道高山ICより車で約45分
   平湯バスターミナルより徒歩3分
駐車場: 100台(無料)
入浴料: 500円(子供400円)
休館日: 無休
泉質:炭酸水素塩泉 硫黄泉
設備:ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー、コインロッカー
付帯施設:貸切風呂、湯上り処、レストラン、土産店、宿泊施設

【投稿日最終訪問 2014年9月】

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