道の駅宍喰温泉【青い海とDMV】

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徳島最南端の町である海陽町。さらにその海陽町の南部で高知の県境を接するのが旧宍喰町(ししくいちょう)です。黒潮流れる青い太平洋と緑深い四国山地に囲まれた町は絶景の連続でドライブにはもってこいの場所。そんな宍喰町で温泉や宿泊も楽しめる人気の駅が「道の駅宍喰温泉」です。2021年12月に世界初のDMVの営業運転が始まったエリアでもあり、その情報発信の場や停留所ともなっている注目の道の駅でもあります。

海を眺める日帰り温泉

道の駅宍喰温泉

道の駅の中心となる観光ターミナル館には売店や産直市場、情報コーナーのほかに鉄道ジオラマもあり、見ているだけで楽しい場所になっています。平成20年までは日帰り温泉がありましたが、残念ながら現在は閉鎖となっています。宍喰温泉は隣接するホテルで日帰り入浴が可能です。

ホテルリビエラししくい

道の駅の中には、南ヨーロッパ風の外観が雰囲気が地中海のような雰囲気を醸し出している「ホテルリビエラししくい」があります。自慢は2階にある温泉で、太平洋を一望しながら美肌効果抜群の湯に浸かれます。客室は全室オーシャンビューとなっており、海から昇る朝日を眺められる感動的な滞在を楽しめます。 

世界初のDMVの話題が目白押し

道の駅宍喰温泉のジオラマ

観光ターミナル館で目を引くのは巨大なジオラマ。ホテルリビエラししくいがある道の駅を中心に、宍喰町の自然を再現したジオラマの中を電車が走っています。しかしよく見ると、電車の代わりにレールの上をバスが走っています。これはDMV(デュアル・モード・ビークル)という線路も走れるバスです。長年の準備期間を経て、ついに宍喰町を走る阿佐海岸鉄道が2021年12月より世界初のDMVの本格営業運転を開始しました。それを記念して、観光ターミナル館のジオラマでもDMVが走っており、運航を開始してからはDMVについての模型や資料展示もたくさん増えています。なお、道の駅宍喰温泉は道路走行形態のDMVの停留所となっており、町内にある宍喰駅は鉄道形態のDMVが停車します。

道の駅宍喰温泉DMV待合室

2階ホールに上がることができます。ロビーのようになっており、DMV運航開始後はDMVの待合室として改装されました。たジオラマの中にあるDMV車両を運転できるシュミレーターも設置されています。吹き抜けから1階にあるジオラマを見下ろすことができます。

道の駅宍喰温泉ジオラマ

先ほど見た1階のジオラマを真上から見下ろすことができます。これと言ってどう、ということはありませんが、模型の電車が走る様子を上から眺めているのはどこかほっこりとします。

尾崎三兄弟の出身地

道の駅宍喰温泉尾崎三兄弟メモリアルコーナー

観光ターミナル館の売店の一角には、ここ宍喰町出身のプロゴルファー、尾崎三兄弟のメモリアルコーナーがあります。一世を風靡したゴルフ界のスター選手の使用していた道具や足跡などが展示されています。小さなコーナーですが、見応えのある一角です。

道の駅の前に広がる青い海を楽しむ

道の駅宍喰温泉

道の駅の前を走る国道55号線は、青い海を眺めながら走る気持ち良いドライブルート。南国らしさをたっぷりと感じられる海の風景です。

宍喰町の海岸

道の駅の前には美しい砂浜が広がっており、腰を掛けられる階段状のコンクリート堤防もあります。砂浜に降りて美しい南国の青い海を楽しむこともできます。

道の駅宍喰温泉の海

真っ白な砂と青い海のコントラストがとても美しい海岸。遠く対岸は和歌山県の白浜ということもあって、その海の美しさは格別です。

宍喰町の海

海岸の北側は大きな岩が点在する磯になっています。足場は柔らかい砂浜になっているので、安心して磯遊びがでます。海辺の生き物を探してみるのも楽しいですよ。

道の駅宍喰温泉

場所: 徳島県海部郡海陽町久保字板取219-6
電話: 0884-76-3442
施設: 日帰り温泉、物産販売所、直売所、ホテル
営業時間: 9:00~18:00
休館日: なし(直売所は年末年始休業)
駐車場: 29台
アクセス: 日和佐道路・日和佐ICより約45分

【投稿時最終訪問 2020年4月】

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