日光戦場ヶ原の朝【戦場ヶ原展望台】
世界遺産にも認定されている日光東照宮がある日光。そんな大人気観光エリアで人で混雑する日光は朝早く観光するに限ります。ということで、夜が明ける前に日光へ車で訪れました。華厳の滝付近の駐車場は営業していないので、無料で24時間開放されている戦場ヶ原の三本松茶屋がある駐車場へ。ここは男体山への登山の最寄りの駐車場にもなっています。
戦場ヶ原の夜明けを気軽に迎えられるスポット
戦場ヶ原の降るような満天の星空に感動し、仮眠。訪れた9月の連休では、夜明け頃の気温は10℃を下回り、薄手のジャケットではガタガタ震えてしまいます。フリースや厚手のジャケットが必要です。明るくなれば、道路を挟んですぐの戦場ヶ原展望台に移動しました。
モルゲンロードとまではいきませんが、朝日が戦場ヶ原向こうにある山を赤く染めとてもきれい。朝の寒いながらも済みきった空気がとても気持ちがよいです。昨日まで9月の残暑の中を汗をかいて会社に行っていたのが嘘みたい。
朝日が山々や空に浮かぶ雲を赤く染め、真っ暗だった広大な湿原の姿を次第にに照らしはじめていきます。大自然の観光をするにはふさわしい、感動的な朝の訪れです。
感動的な朝の訪れを感じられる戦場ヶ原
戦場ヶ原を走り抜ける国道120号線。「日本ロマンチック街道」の一区間で、気持ちのよい絶景ドライブが楽しめる道路です。太陽が登ると朝早くからでも多くの車が走り抜けていきます。
太陽が高くなるに連れ、幻想的な赤色は失われていきますが、空は青くなり、山々もその美しい山肌を明るくさせていきます。9月の下旬ですが、高い場所の山肌は色づきはじめています。そして少しずつ震えるような寒さは和らいでいきます。
日光を代表する山のひとつ、男体山の後ろからから太陽は昇ってきます。低く飛ぶ雲が時々男体山にひっかかり、幻想的な風景を見せてくれています。
戦場ヶ原の日の出を堪能したら、今度は戦場ヶ原を散策しに行きます。南側にある「赤沼駐車場」が散策路の入口。駐車場がいっぱいにならないうちに車を移動させます。
なお、今回車中泊をした三本松駐車場は水洗トイレはありますが、戦場ヶ原のど真ん中にあることもあり水道で手が洗えません(消毒液があります)水道を使うなら、赤沼駐車場の利用がベストです。
戦場ヶ原の観光・宿泊情報
戦場ヶ原のさらに奥、戦場ヶ原を流れる湯川の源流となる湯ノ湖は効能抜群の温泉が豊富に湧き、湯治場として古くから賑わっていました。現在も多くの旅館があり、濃厚な温泉を源泉かけ流しで楽しめます。のんびりと美しい山々と湖を眺めながら湯に浸かることができる至極の温泉地です。
戦場ヶ原展望台
住所: 栃木県日光市戦場ヶ原三本松2493
電話: 0288-55-0287
料金: 無料
休み: 年中無休
営業時間: 24時間(三本松茶屋は7:00~19:00)
交通: JR日光・東武日光園より車で約40分
駐車場: 300台 (無料)
【投稿時最終訪問 2018年9月】