等々力不動尊【等々力渓谷の神社】

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東京世田谷区にある「等々力渓谷」は駅から徒歩3分という住宅街の中にありながら、深い谷を包むかのように豊かな自然が残る東京23区の中で唯一残る渓谷。森の中を流れる川沿いの遊歩道の散策は、東京都の市街地とはは思えない気持ちの良い自然を散策できる場所です。そんな等々力渓谷の自然に溶け込むかのように、渓谷の上部の閑静な住宅街に建つ寺院が「等々力不動尊」です。

等々力渓谷の緑に包まれた不動尊

等々力不動尊

等々力不動尊は平安時代後期の真言宗中興の祖である興教大師が開きました。夢に現れた不動明王のお告げに従って等々力渓谷に入り、錫杖で岩を穿つと滝が流れ出した滝に不動尊を安置したのが始まりといわれています。流れ出した滝が谷に水音をとどろかせたことから、等々力渓谷と呼ばれるようになったそうです。

等々力不動尊本堂

等々力不動尊は関東三十六番不動尊霊場の第17番の寺院で、正式名称は「滝轟山明王院」といいます。等々力渓谷の自然に包まれた厳かな神社です。大きな提灯が提げられた本堂はとても厳かな雰囲気。特に学業成就の御利益があるそうです。

等々力渓谷の森を見下ろせるウッドデッキ

等々力不動尊ウッドデッキ

境内にはお寺には少し不似合いなウッドデッキが組まれています。東屋の屋根などには和の趣になっていますが、その大きさと珍しさについつい引き寄せられてしまいます。

等々力不動尊からの眺め

ウッドデッキからの展望は大パノラマというわけにはいきませんが、等々力渓谷の付近に広がる緑地を望むことができます。東京23区のど真ん中に、これだけの手つかずの自然が残っていることに驚かされる風景です。

不動尊の発祥の地である等々力渓谷へ

等々力不動尊手水

ウッドデッキをくぐると渓谷に下っていく参道があります。その降り口には龍の吐出口の手水があります。現在は車が走る目黒通り沿いに山門がありますが、本来は渓谷から参道を登って参拝していたのか、渓谷にある「不動の滝」が信仰の中心だったのかもしれません。

等々力不動尊から等々力渓谷への階段

等々力不動尊の境内からは等々力渓谷に下りていく階段が続いています。深い森に包まれた長い階段は幽玄な雰囲気を感じさせてくれます。

等々力不動尊と等々力渓谷

階段を下りていくと、渓谷沿いに「お休み処 雪月花」があります。川の流れと滝の音を聞きながら、お抹茶やおしろこ、ところてんなどの和の甘味を風情ある空間でいただけます。
階段を下り切った場所は、谷沢川が流れる等々力渓谷の谷底。豊かな森の中にに水遊びができる川が流れている風景は、東京のど真ん中とはとても思えません。川沿いにはかつての修行場であり、等々力不動尊の発祥であった「不動の滝」や幼い頃の弘法大師を祀った学業成就にご利益がある稚児大師堂があります。心地よい渓谷の散策と一緒に参拝したいですね。

等々力不動尊

住所: 東京都世田谷区等々力1-22ー47
電話: 03-3701-5405
休み: 無休
料金: 無料
交通: 東急大井町線・等々力駅より徒歩10分
   第三京浜道路・玉川ICより約3分
駐車場: 20台(無料)
   
【投稿時最終訪問 2018年9月】

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