夜の神戸南京町【中華街ライトアップ】
神戸市の旧外国人居留地区の近く。古い洋館が立ち並ぶ地区の一角に、アジアンムード満点のストリートがある。それが横浜、長崎と並ぶ神戸の中華街。日本三大チャイナタウンの「南京町」だ。
毎年クリスマス前に開催される「神戸ルミナリエ」の会場の近くにあるので、一緒立ち寄るのも便利だ。
平日夜6時頃は人通りも少なく絵になる南京町
南京町まではJR元町駅西口から歩いてすぐ。メインストリートの西側入口に建つ「西安門」。派手なネオンが夜の闇を明るく照らし出す。異国情緒たっぷりのこの場所はまるで映画のセットのようだ。
訪れたのはルミナリエ期間中の平日。点灯前後の時間とあってか、人通りはまばら。静かな中華街を楽しめる。ルミナリエ付近にも出店はあるが、こちらのほうが空いていて、安い。
店頭にずらりと並ぶ魅惑の美味しいものがずらり
南京町の特徴は店頭販売。これは阪神大震災の直後から始められたスタイルだが、気軽に食べ比べできると現在の南京町の目玉になっている。
先ほど「悦記」で刀削麺をで食べたぱかりだが、これほど美味しいものが目白押しなら追加で食べたくなる。娘にも好きなものを選んでいいよと言うと、いろいろと迷い始めた。見ているだけでも楽しい状態だ。
ネオンに照らされた冬の夜に漂うアツアツの蒸気。食欲を刺激する美味しそうな匂いが路地に立ち込める。
肉まんや角煮バーガーなど。魅力的な中華があちらこちらに並んでいる。少しジブリ映画の「千と千尋の神隠し」を思い出してしまう。勝手に食べたら、豚にされてしまいそう。・・・いやいや、現実でも「豚箱」に入れられるか(笑)
まるで映画に出てきそうな幻想的なチャイニーズイルミネーション
南京町の中心に位置する「南京町広場」さらにその中心には「あづまや」があり、観光名所となっている。このあづまやも派手にライトアップされ、通りゆく人の目を引く。
この時は見事な龍が飾られている。光り輝くその姿は今にも動き出しそう。訪れたのはルミナリエの時期。よく見ると、クリスマスツリーがあずまやの中、龍に守られるように静かに輝いている。
ジャッキーチェーンが大暴れしているシーンに出てきそうな絵。この提灯がいかにもチャイニーズ。まるで中国に旅行に来たかのような気にさせてくれる。
南京町のメインストリートは約200m。買い食いを楽しんでいると、あっという間に通り抜ける。メインストリート東側には「長安門」が待っていた。その隣には、チャイナ風に装飾されたファミリーマート。この門をを抜けると一気に現実世界へと引き戻される。
横浜の中華街など比べるとずいぶん小規模だが、コンパクトにうまくまとまっている感があった。駅からも近く、手軽に中華街を楽しめる良い場所。ついつい仕事帰りに立ち寄りたくもなる場所だった。
神戸・元町の宿泊情報
神戸元町が隣接する神戸ハーバーランドは、神戸を代表する港町エリアで、様々な有名ホテルが建ち並んでいます。神戸の美しい夜景や港町の風景を堪能するには、このエリアでの宿泊がお勧めです。
■ 元町・中華街近くのホテル一覧神戸南京町
場所: 兵庫県神戸市中央区栄町通1-3-18
電話: 078-332-2896
営業時間: なし
休業日: 無休
交通: 元町駅より徒歩5分
三宮駅より徒歩10分
駐車場: なし
【投稿時最終訪問 2016年12月】