アクア東条【東条湖おもちゃ王国近くの無料水族館】

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小さな子供に大人気で、夏はアカプルコというプールで多くの人が訪れる東条湖おもちゃ王国。その近くにある無料の水族館が「アクア東条」です。規模は大きくありませんが、東条湖おもちゃ王国の後に、子供を連れて訪れるにはもってこいの施設です。

東条湖おもちゃ王国近くの無料の水族館

アクア東条

「アクア東条」は入場無料の水族館。無料の水族館とはとても太っ腹と思いますが、実際は資料館に近い展示内容です。東条川の支流、鴨川を塞き止めて造られた東条湖の湖畔に立地し、流域の資源について展示し、その周知・保護を目的にする施設です。

アクア東条大水槽

入口を入ると、水族館に当然あるような施設の一部となっているような巨大な水槽はなく、市販されているような水槽がズラリと並んでいます。

アクア東条大水槽

入口正面にある水槽は、オーダーメイドか余程の専門店に行かなければ取り扱っていないような巨大水槽があります。幅2.5メートル、高さ1メートルもあるそうで、中には悠々と錦鯉が泳いでいます。なかなか美しいニシキゴイをこのような大きな水槽で横から見る機会はないので、ついつい見とれてしまいます。

アクア東条展示

館内では東条湖周辺に生息しているメダカやタナゴなど約40種類の淡水魚を飼育・展示しています。展示室は1つだけですが、これだけ淡水魚を集めた水族館もなかなかありません。まさにみずうみの水族館です。

ウーパールーパーなどの愛らしい生き物も展示

アクア東条ウーパールーパー

派手な色をした水槽には、昭和の一世を風靡したウーバールーパーが飼育されています。

アクア東条ウーパールーパー

ウーパールーパーの正式名称はアホロートルという、メキシコ原産のサンショウウオの仲間。幼体の姿の特徴である首まわりりにエラを残したまま成体となる不思議な生態で、体長20cmほどの大きさです。昭和末期に大ブレイクした生き物で、ブラックライトに照らされて、透き通るようなピンクの体の色がより綺麗に見えます。じっくりと眺めるとつぶらな瞳でおとなしく、とても愛らしい生き物です、アラフィフ世代なら、ウーパールーパーのCMソングが頭のなかで再生されていることでしょう。

アクア東条ウナギ

人影を確認すると、こちらにすり寄ってくる人なれした愛くるしいウナギ。見ているだけで癒されます。

アクア東条ウナギの稚魚

どこで孵化しているか未だに謎であるウナギの幼魚についての展示もあります。日本の川にいるウナギが遥か遠くの南の海で生まれていることにはロマンを感じます。

東条湖を一望する展望ベランダが素敵

アクア東条ベランダ

展示室の奥にある壁一面の窓には東条湖の景色が広がっています。窓からバルコニーに出て、東条湖の景色を眺めることもできます。

アクア東条からの東条湖

バルコニーに出とそこからは東条湖が一望できます。鴨川ダムに塞き止められた人造湖で、昭和26年に完成しました。豊かな自然の中にあり、スワンボートなどもあり、湖のレジャーも楽しめます。

東条湖おもちゃ王国と一緒の訪問はもちろん、豊かな自然とお手軽な水族館を楽しみに訪れるにも良いスポットです。

■東条湖湖畔のホテル

アクア東条

住所: 兵庫県加東市黒谷1197-23
電話: 0795-47-0505
営業時間: 9:30~17:30(10~2月は10:00~16:00)
休業日: 毎週木曜日・年末年始12月29日~1月3日
交通: 中国自動車道・ひょうご東条ICより約10分
料金: 無料
駐車場: 約10台(無料)

【投稿時最終訪問 2020年8月】

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