大漁【しまなみ海道・大三島の 激安海鮮丼の有名店】
愛媛県今治市から広島県尾道市まで、瀬戸内海に浮かぶいくつもの島を渡るしまなみ海道。しまなみの島々といえば、とにかく魚がおいしい事でも知られている。瀬戸内海の激しい潮流にもまれた魚の身はしっかり引き締まっていてとにかく旨い。そんなしまなみ海道の愛媛県最後の島「大三島」で、信じられないくらいの易さで海の幸を満喫できるお店が「大漁」だ。有名な神社の門前にあるとは言え、静かな島の中で大行列を作り、その様子が度々メディアでも取り上げられる超人気店だ。
国宝武具を多く保有し全国の三島神社や大山祇神社の総本山であることで有名な大山祇神社。そのの参道入口のすぐそばに「大漁」はある。そのあり得ない海の幸の安さに、島にあるにも関わらず、昼時に大行列ができることで知られている。「安いし美味しい」と壁に書かれたお店。見た目もよくあるお食事どころのようだが、その行列が壁の文言が真実であると物語っている。そして、この店のメニューで決まって絶品と紹介される「海鮮丼」を僕も頂きにお店へと向かった。
『大漁』の入口。お昼の営業時間は15時まで。海鮮丼に期待していたが、不意打ちのように「本日のおすすめ」という文字を見せつけられる。うに丼750円。スペシャル丼(うに+いくら)850円・・・?安い!!確かに噂通りだ。このお店はセルフサービスでおいしく安い海鮮料理を食べさせてくれることで有名。特に目玉商品である海鮮丼は激安で頂けることで人気を博している。
店内の様子。セルフの店なので、カウンターにいろいろな料理が並んでいる。おこぜ780円、カレイ480円、メバル780円と地魚がとて美味しそう。セルフの料理は自分でトレーにとって、レジで精算して頂く。丼系だけは通常の食堂のようにオーダーして、後で清算する。「おすすめ丼」として、海鮮丼380円、鉄火丼580円、いくら丼650円・・・激安どんぶりがメニューに並んでいる。どれもこれも安い。通常の半額ほどだ。いくら丼の誘惑に負けそうになったが、やはりここは目玉の「海鮮丼」をオーダーした。
少し待っていると、店の人がテーブルまで海鮮丼を持ってきてくれた。とってもおいしそう。これで380円はやはり激安だ。いくら・サーモン・イカ・ホタテ・マグロ・タイ・ハマチがご飯が見えないくらいに盛り付けられている。確かにやや丼は小ぶり。地魚以外のネタも多いが、それでもこれが380円とは驚きの安さ。
さっそく頂きます♪結構美味しい。ネタは新鮮で、どれも満足な味。中でもハマチは特に美味しかった。ご飯は酢飯になっていて、海鮮の味をさらと複雑に絡み合ってさらに旨さを引き立ててくれた。ネタはご飯の量に比べてかなり多めに入っている。そのため結構食べ応えはある。しかも酢飯なので、ご飯の存在もしっかりと引き立っている。
ただやはり、大人の男性の昼食としては物足りなかった。あと650円でいくら丼を追加しても合計1030円。追加注文をしようと思ったが、残念ながら昼の部の営業終了間際だったので、今回は諦めた。
店内の様子。セルフの店なので丼以外のメニューは自分で運ばないといけない。お茶もしかり。後片付けは店の人がしてくれる。
大山祇神社のすぐ前という好立地。低予算で満足の海鮮を楽しめる、とてもいいお店でした。しかし、夜の部はかなり居酒屋的な雰囲気になりそうな感じも。今度はここで、おいしい海鮮を肴に、酒を酌み交わしたい気もします。
サイクリストにも便利な大三島の宿
大漁
今治市大三島町宮浦5507-1
電話 0897-82-1725
営業時間 11時30分~15時、17時~21時
定休日 水曜
席数 約30人 (2階に座敷もある様子)
交通 しまなみ海道(西瀬戸自動車道)大三島ICより車で約8km
駐車場 2台 (道の駅、大三島藤公園の駐車場が隣接)
【投稿時最終訪問 2009年5月】