釜あげうとん岡じま【高松駅前オススメの讃岐うどん店】
うどん県として自他ともに認められている香川県。県民食ともいえる讃岐うどんは香川に訪れたら必ず1度は食したい名物で本場の味は他県で食べるより格段上です。観光や出張途中、高松駅から徒歩すぐの所にある讃岐うどんの人気店が「釜あげうどん岡じま」の高松店です。本場の讃岐うどん店ながら、チェーン店のセルフ形式と独自のノウハウを組み合わせて、まさに本場と唸る釜揚げうどんを素早く提供してくれる名店。高松駅で時間がないけどとにかく本場の味を食べたい時にはオススメのお店です。
駅近、チェーン店形式で気軽に立ち寄れる名店
高松城跡前にある琴電高松築港駅から徒歩3分、JR高松駅から5分という、観光にもビジネスにも便利な場所に「釜あげうどん岡じま」があります。となりに牛丼のすき家があるためか、見た目はチェーン店のように見えます。本店は丸亀、支店はここ高松と多度津のみ。本店は丸亀でも人気のお店で、全国チェーンの丸亀製麺のような形式をとっていますが、中身は本場の讃岐うどん屋です。
店内にはテーブルはなく、すべてカウンター。高松駅前なので観光はもちろん、平日にはビジネスマンの利用もあるために回転重視のようです。どこにでもあるようなお店ですが、本場の讃岐うどん店が丸亀製麺など全国チェーンのセルフ方式を取り入れたと考えてもらえれば良いかと思います。PayPayなども使え、カウンターでうどんを頼んで、サイドメニューを取って会計するというお馴染みのシステムなので、初心者でも戸惑うことは少なくなりました。
ちなみに全国チェーンの丸亀製麺は香川県には1店舗を残して撤退しています。いかに便利なシステムがある有名店だろうとも、本場うどん県では美味しくなければ生き残れません。そういう意味では、香川県で普通に営業している讃岐うどん店は、どんな姿形をしていても好みと違うことはあってもハズレはないのです。
岡じま自慢の美味しい釜玉うどん
オーダーしたのは釜玉(中)・420円。
やはり店名にも謳われている釜揚げ系のうどんは外せません。釜玉と言えばオーダーしてからうどんをアツアツの釜で茹でた釜揚げうどんに卵を落とす、うどんの中ではかなり手間がかかるもの。それにも関わらず、オーダーして少し待つだけ。うどんの出る順番が後の人より遅くなることもありますが、それでもかなり早く準備してくれます。さすがは看板メニューに対する提供スピードも半端ではありません。1時間に400玉茹でられる最新の釜が使用され、お客をお待たせしないノウハウを構築しているそうです。
少しお昼の時間が過ぎていてお腹が空いていたのでついつい半熟玉子の天ぷら(100円)と出来立てアツアツのかしわの天ぷら(140円)をサイドメニューからチョイス。かしわの天ぷらは岡じまのサイドメニューでも1,2を争う人気で、サクサクの衣とホックリとした大きな鶏肉は大満足。これでも700円以内。本場香川で食べる讃岐うどんは、そのお値段もとてもお安くいただけます。
お腹が空いていたので、たっぷり天かすを放り込んでビジュアルを貶めてしまったことはご勘弁いただきたく思います。
釜玉はゆでたてをそのまま食べるのでとにかくアツアツ。太い麺はアツアツなのにすごいコシを感じられ、モチモチで噛み応え抜群。普通のチェーン店では味わえない驚きのクオリティはやはり本場ならではで、うどん県まで来たというもの。釜玉専用の自家製醤油もテーブルに用意されており、旨みと風味が感じられる、卵とベストマッチするあっさりとしたダシ醤油です。とはいえかけすぎ注意。少しずつかけて味を調整して自分好みに近づけましょう。釜揚げのもうひとつの命ともいえる出汁はこだわりの逸品。は厳選した北海道産の天然真昆布と独自ルートで仕入れた新鮮な地元瀬戸内海の伊吹島産のいりこをふんだんに使用しています。ぜひ次は釜揚げの味を楽しんでみたいと思います。
■高松駅前の人気ホテル
釜あげうどん岡じま 高松店
住所: 香川県高松市寿町1-4-3
電話: 087-813-3918
営業時間: 10:00〜15:00
休業日: 年中無休
席数: 70席(全席カウンター)
形式: 前払い・セルフ
交通: JR高松駅から徒歩約5分
駐車場: なし
メニュー: 釜玉(小)320円 (大)520円
(一例) 釜揚げ(小)350円 (大)550円
肉釜玉(小)520円 (大)720円
醤油(小)280円 (大)480円
ぶっかけ(小)300円 (大)500円
かけ(小)240円(大)440円
【投稿時最終訪問 2022年3月】