手打麺や大島 【旧馬渕手打製麺所】

香川県の県庁所在地、高松まで来たのなら、やっぱりお昼はやはり「讃岐うどん」を頂きたい。香川にはうどん屋が星の数ほどある。何軒も今まで訪れたが、ハズレにはまだ当たったことはまだない。どの店も、その店の特徴があり、そしておいしいのだ。本場では、生半可の味の店は生き残れない。それゆえにどの店のレベルも高いと言える。

高松市中心に程近い人気店

馬渕製麺所

今回訪れたのは、高松市内にある「馬渕手打製麺所」。高松中心部からもほど近く、車で行くには便利なところだ。駐車場も十分な台数がある。店舗の一角は製麺所になっていて、うどんをここで作っている。いわば、作りたて自家製のうどんを作られた場所ですぐに頂けるのだ。

讃岐うどんの醍醐味、本場のセルフスタイル

馬渕手打製麺所

最近では一般的にその方法は定着してきたが、四国ではセルフのうどんというのは以前から当たり前。一般的なセルフうどんの利用方法としては、まず、天ぷらやフライなどのサイドメニューやトッピングの具を選ぶ。そして、うどんをオーダーし、受け取る。最後にそれらの会計をして、テーブルに持って行って食す。場合によっては麺をゆでたり、うどんだしをかけたりするのも自分で行わなければならない。ここでは出汁は自分でかけるスタイルだった。この辺りはまだ全国展開していない本場讃岐うどんの醍醐味ともいえるスタイル。自分の好きなだけ出汁を入れられるし、天かすも取り放題だ。「つゆだく具だくさん」大好きの僕のうどんは、すでにえらいことになっている・・・

馬渕製麺

この店のうどんの特徴を一言で言うと「歯ざわりが良い」。うどんのコシはそんなに強くないが、とにかく麺の表面がつるつるしていて、口に入れると歯ざわりというか、舌触りが良いのだ。つるつるとしたなめらかなうどんの触感がとても気持ちよく、のどこしも良いので次々と吸い込みたくなる。嚙むよりもそのまま飲み込みたくなる。それだけにあっという間に2玉のうどんを飲み込んでしまった。
この日の昼食はうどん(冷)2玉・・・230円コロッケ・・・45円ちくわ・・・85円合計=360円
安い!おなかいっぱいおいしいうどんを食べてこの安さ。本場の讃岐うどん店の魅力のひとつは、何といってもこの安さにもあるといえる。

2019年よりオーナーが変わり、「手打麺や 大島」としてリニューアルオープンしました。馬渕製麺所で修業したうどん新オーナーが、うどんやダシのレシピを引き継いでいるそうです。

【高松市内のホテル一覧】

手打麺や 大島

場所:香川県高松市太田下町3013-1
電話:087-867-2895
駐車場:約20台
休み:第1・3・5日曜日
時間:9:30~15:30
交通:高松琴平電鉄琴平線太田駅から徒歩10分
   高松中央ICより車で約5分

【投稿時最終訪問 2007年8月】

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