日本料理あわみ【ウェスティンホテル淡路和食レストラン】

古代、朝廷に海の幸を中心とした食材を提供した地域「御食国(みけつくに)」のひとつ、淡路島。たまねぎで有名な淡路島だが、鯛やタコといった海の幸も楽しめる島だ。そんな食の島で、地元の食材をふんだんに使った美味しい日本料理が楽しめる、ちょっと高級な日本料理店がある。それが「日本料理あわみ」だ。「あわみ」は淡路夢舞台にあるリゾートホテル「ウェスティンホテル淡路」の3階にある。

落ち着いた和のレストランをリゾート気分で楽しめる

日本料理あわみ

「あわみ」の入口。重厚な店構えはやはり入るのを躊躇ってしまう高級感を醸し出している。ホテルのホールとは別の階にあるので、とても静かな事もその雰囲気を高めている。ただ、店の隣には「ウェスティンキッズクラブ」があり、元気な子どもの声がかすかに聞こえるのが救い。
キッズクラブではなんと宿泊者対象の一時保育だけではなく、月極保育や一日保育まであるそうだ。

日本料理あわみ店内

店内の様子。洗練された店内は上質で落ち着いた空間。ウェイトレスではなく、和服を着た仲居さんが接客をしてくれる。それだけでもじんわりと緊張する。やはり高級なお店だ。とはいえ、リゾートホテル内にあるのでドレスコードは特になし。お子様ランチなどのメニューもあり、子供用イスや食器の準備もある。高級店でありながら、子連れでも歓迎な所がうれしい。

日本料理あわみ店内

あみみの壁一面は窓になっていて、とても開放感がある。淡路ウェスティンホテルは、海に頭を向けたアルファベットのAの形をした建物になっている。その先端部分にあわみの店舗がある。窓からは青い大阪湾と、明石海峡公園の深い緑が広がる気持ち良い風景を楽しめる。

 高級ホテル自慢の料理を緑と海を眺めながら贅沢に

日本料理あわみ花篭弁当

注文したのは「花篭弁当」通常は3000円だが、限定イベントで4割引きの1800円で楽しめることができた。昼食限定のメニューだが、ビールを片手に夕食でも十分なボリュームだ。豚の角煮は味は濃く過ぎず薄すぎず、後味さっぱりで脂抑え目。天ぷらはアツアツでサクサク。特に名産の玉ねぎの天ぷらは相当に甘くておいしかった。なすびの天ぷらは油がほとんどしみこんでおらず、なすび自体の味わいをとても楽しめた。刺身はタイやタコなど、地元の海で獲れたものでとても新鮮。特にタコの刺身はプリプリで相当に美味しかった。煮物はどれも柔らかく絶妙の味付け。このタコも煮ているとは思えないほどプリプリ。その他寒天も赤みそもとても美味しく、漬物がかなりの美味。さすがホテルの高級和食店。腕も食材も超一級で、普通の店で食べる料理とは全くの別次元だった。

日本料理あわみデザート

食後のデザートには杏仁豆腐。口にふくもとふわりと甘い味わいが広がるのに、ベタベタするような口の中に残る後味は全くなし。とても美味しくてペロリといただけた。なかなか気軽に立ち寄る事の出来ないお店だが、それでも値段に見合った素晴らしい料理を提供してくれる。そのうえ、上質な空間で質の高いサービスでありながら、カジュアルに利用できるのも良い。いつか機会があれば、夜に美味しい料理をこの店で味わってみたい。

日本料理あわみ

住所:兵庫県淡路市夢舞台2 ウェスティンホテル淡路3F
電話:0799-74-1111
交通: 神戸淡路鳴門自動車道・淡路ICより車で約5分
営業時間:11:00~14:30 17:30~21:00 (ラストオーダー)
定休日:無休
駐車場:600台(1日500円・7:00~23:00・3000円以上利用で駐車料金サービス)
席数: テーブル48席 座敷2室12席
メニュー: 会席料理5000~12000円 寿司会席5000円 すきやき膳2500円 淡路御膳3500円
     淡路海老天丼1500円 豆乳ぬーどる1200円 淡路野菜冷麺1200円 鯛淡路素麺1500円
     花篭弁当3000円 料理長おまかせ会席17500円
     緑丸(お子様ランチ)1800円、調姫(お子様膳)3500円

【投稿時最終訪問 2013年9月】

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