秩父・羊山公園の芝桜

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桜が散り終わったあと、今度は芝桜を楽しめる首都圏の春の名所のひとつ、埼玉県秩父市の羊山公園の「芝桜の丘」。武甲山を背に40万株もの色鮮やかな芝桜の絨毯が広がる風景はまさに絶景です。芝桜まつりの期間は例年4月10日頃の金曜日からゴールデンウィーク最終日までです。
【訪問日  2018年4月15日】

一面の芝桜と武甲山が織りなす絶景

羊山公園芝桜の丘

秩父のシンボルである武甲山の手前一面に広がる色とりどりの芝桜。目が覚めるような鮮やかな色彩と荒々しい山の姿が織り成す風景はとても美しく印象的です。

羊山公園芝桜の丘

生憎の天気だった芝桜祭り最初の週末。15時から晴れという天気予報を信じて秩父に向かいます。天気予報よりも1時間以上早く晴れ間がのぞきはじめ美しい風景に。日曜日とはいえ午前中は雨や曇天でしたので人はあまり多くありません。人がまばらで美しい風景を堪能です。

羊山公園芝桜の丘

芝桜の丘一番奥からの眺め。パッチワークのような芝桜の丘と火山のような武甲山の共演は、日本離れした風景を楽しませてくれます。手前の丘は満開に近いですが、まだ奥の丘は三分咲きといったところ。これからどんどん芝桜が増えていきます。

芝桜の絨毯

ピンクとパープルの芝桜がまるで大地の絨毯。寝転んだらとっても気持ち良さそうなふかふかの絨毯に見えます。太陽の光をいっぱいに浴びて輝く芝桜はとても眩しく色鮮やかです。

羊山公園と武甲山

少し腰を落としてみると、芝桜と武甲山のコラボ。芝桜の広がりは見えなくなりますが、歩く人も見えなくなります。

芝桜の絨毯

エメラルドクッションという品種の芝桜。木漏れ日の中に広がる絨毯は、まるでメルヘンの世界のようです。

芝桜エメラルドクッション

芝桜の小さな花。無数の花が重なるように密集している様子はとても美しいです。

美味しい秩父の名物と春の風景も満喫

羊山公園芝桜の丘

屋台はもちろん、物産品や秩父名物の食べ物もいっぱい販売されています。ここでテーブル席もあるのでここで食事をとるのはもちろん、テイクアウトで公園のベンチでいただくのもよさそうです。ちょっと食いには、秩父市の公式キャラにもなっているご当地グルメ「みそポテト」がオススメ。ホクホクのふかしたおいもをパリパリの天ぷらにして、甘い味噌をたっぷりつけていただきます。とっても美味しいですよ。

チューリップと青空

芝桜以外にも花がいっぱいの羊山公園。花壇には色とりどりのチューリップが咲き乱れ、春の青空と新緑の色とともに鮮やかな色彩を放っています。

芝桜

一眼レフを持った多くの人が写真を撮っています。そんな人が構えているアングルを真似てみるのもいい勉強です。普段自分が撮らないアングルはとても新鮮。北海道の美瑛のような風景になりました。

羊山公園芝桜の丘

広い広場は散策にはもってこい。緩やかな斜面の芝桜の丘には縦横無尽に遊歩道があります。美しい風景を探してのんびり散策したいですね。

羊山公園芝桜の丘

武甲山と新緑と芝桜のコラボ。雲湧く青空も良いアクセントになります。武甲山は標高1304mの日本に百名山のひとつ。武甲山の上部は大規模に削り取られ、段々に岩肌をむき出しになっています。武甲山はセメントの材料である石灰石の産地。良く見れば山の上にいくつもの巨大な重機がならんでいます。

新緑の元、ゆっくりくつろげる芝桜の丘

羊山公園芝桜の丘

公園を取り囲む森も、新緑の葉々をまといとても美しいです。森のすぐ脇にも遊歩道があるので、芝桜を眺めながらの森林浴が楽しめます。

羊山公園芝桜の丘

武甲山を背に東側斜面から望む羊芝桜の丘。浅い谷の両岸を覆うように、芝桜が広がっています。東側(写真手前)の斜面の芝桜の見頃は祭の中盤になりそうです。

羊山公園芝桜の丘

公園内には至るところにたくさんのベンチがあります。散策途中にお気に入りの風景の前で腰を下ろして、この美しい風景を眺めたり、おやつをいただいたりとのんびり過ごせます。人が多くても結構ベンチは空いています。

人が少なくなり夕日が射し込む夕景も見応えあり

羊山公園芝桜の丘

閉園時間の17時が近づくと、太陽が傾き、人も少なくなってきます。夕日が風景にオレンジの色合いを少しずつ加えていきます。

羊山公園芝桜の丘

人が少なくなり、夕日となった太陽が照らす芝桜の丘はまた日中と違った雰囲気になります。

羊山公園芝桜の丘

夕日が武甲山と芝桜を同時に照らす時間はごくわずか。その一瞬の風景がとても美しく思います。17時を回ると芝桜には光が当たらなくなってきます。お店も一斉撤収を開始しました。まだまだ日の光はありますので、電車で訪れた方はのんびり西武秩父駅に向かいましょう。

冬の羊山公園芝桜の丘

ちなみ2ヶ月前、2月の羊山公園に冬はこんな感じでした。山に囲まれた秩父は、冷え込むと真っ白になる雪景色も楽しめます。たった2ヶ月ちょっとですごい変わりようです。

秩父の観光と宿泊情報

秩父や長瀞には意外にも良質な温泉がたくさん湧いており、温泉を目玉にした宿がとても多くあります。味噌をふんだんに使った素朴ながらも美味しい郷土料理を提供する宿も多く、首都圏でゆっくりと滞在するにはとても良い穴場なエリアです。

【じゃらん】秩父・長瀞の温泉・ホテル

羊山公園・芝桜の丘 (祭り期間)

住所: 埼玉県秩父市大宮6267
電話: 0494-24-7481
料金: 300円(中学生以下無料)
期間: 毎年4月中旬〜5月上旬(ゴールデンウィーク最終日)
営業時間: 8:00~17:00
休み: 無休
交通: 西武鉄道西武秩父駅より徒歩20分
関越自動車道・花園ICより約30分
駐車場:300台(1回500円)

【投稿時最終訪問 2018年2月】

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