小笠原聖ジョージ教会【父島】

小笠原・父島の中心地大村地区。メインストリートを少し西へ行き、小笠原ビジターセンターを通りすぎた当たりに通りに面した気持のよい広い芝生広場の奥には白亜の教会がある。

小笠原・父島の町中にある美しい教会「小笠原聖ジョージ教会」。
日本国内で、かつ太平洋の孤島といえる父島に立派な教会あり、とっても不思議。日本ではなくここが海外のようにも思える。さらには入口の重厚な木の扉の横には、英語で書かれた看板が飾られている。この教会は、小笠原の特異な歴史を物語っている。
小笠原に初めて移り住んだのは、ハワイ系・欧米系の人々。やがて日本に帰化した彼らのために1909年に聖ジョージ教会が創設されたそうだ。太平洋戦争の戦火で焼失するも、アメリカ統治時代に再建に至ったと聞く。
道を歩いていると、時々どう見ても日本人ではない欧米系の人が日本語ペラペラで普通に生活している姿を見かける。この島には深いところまで、欧米の文化が根付いているのだと感じた。
青い空の下、南国の木々に囲まれた白亜の教会。日本離れした美しい教会の姿は思わずカメラに収めたくなる。写真を撮っていると、中から神父さんが現れた。
黒い牧師服に身をまとった神父さんは白人。本当に海外旅行に来たかのような風景。
この教会ではもちろん、挙式もあげることができる。あの木の扉から出てきた新郎新婦が、芝生の中の道でライスシャワーを浴びながら幸せな門出を迎える。ヘタをすればハワイへ行くよりも時間のかかる日本国内で、本格的な教会挙式。小笠原の美しい風景の一つなのかもしれない。

小笠原・父島の宿泊情報

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小笠原聖ジョージ教会

場所:東京都小笠原村父島字西町35
電話:04998-2-2033
交通:二見港(フェリーターミナル)から徒歩約7分

【投稿時最終訪問 2008年1月】

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