淡路島イングランドの丘いちご収穫体験

「淡路ファームパークイングランドの丘」はイギリスの農村風景の中、美味しいものがいっぱいで動物と触れあえると人気のスポットです。自然豊かなパークの中で育てられた農産物の収穫体験も目玉で、特に冬から春にかけての「いちご収穫体験」は人気です。【12月下旬～5月下旬】

自然豊かな農園で楽しいいちご収穫体験

いちご収穫体験ができるのは2つあるエリアのうちのひとつ、イングランドエリア。入園ゲートからエリア間シャトルバスに乗って移動します。着いた先はイギリスの山間を思わせる、自然豊かな風景です。

収穫体験ができるやさい畑の中にあるトマト・いちご温室。この中でいちご収穫体験ができます。受付は平日なら先着順（火曜定休日）、土日祝日は事前WEB予約が必要。予約はじゃらんから可能です。

■イングランドの丘いちご収穫体験WEB予約【じゃらん】

温室の中は広く、中にはいっぱいのイチゴが育てられています。期間は12月中旬から5月下旬ころまで。料金は100ｇあたり300円での量り売り。摘果用のハサミとプラスチックのトレーを受け取っていちご狩りスタート。トレー1つで何gか目安がありますので、お腹とお財布の具合にあわせて収穫できます。

収穫できるイチゴは、あきひめ・紅ほっぺ・ゆめあまか・紅クイーン・甘クイーンの5種類。そのうち3つはイングランドの丘がある兵庫県ブランドの品種。

「ゆめあまか」は実は鮮赤色で小さめですが、香りは高く野苺のような味わいがある品種。兵庫県下でもほとんど栽培されていない希少なイチゴてす。

「紅クイーン」は香りが高く、甘さと酸味のバランスが良く、濃厚なおいしさがあります。実は濃紅色で固め。実に少し白い部分が残っていても食べごろです。

「あまクイーン」は糖度が高く、柔らかく香り高い果実が絶妙です。

最後に収穫した重さを図り、料金を支払うシステムになっているため食べ放題ではなく、その場でつまむことはできません。イチゴがぶら下がるプランターの下にかがみ込むと、イチゴの甘い香りが漂っていて、色鮮やかな果実はとても美しく、美味しく見えます。早くその味を確かめたくなります。

色鮮やかに赤くなった、宝石のような実を選んで収穫します。列によって品種が違うので、イチゴの向きを変えるなどしてできるだけ種別がわかるようにしましょう。

収穫したイチゴ。とても色鮮やかで瑞々しく美味しそうです。ビニールハウス内で食べることはできませんが、もぎたてはぜひ頂きたいところ。園内のベンチやおいしい工房のイートインスペースでさっそくいただきましょう。採れたてのイチゴはどれも甘く、濃厚な美味しさでハズレはありません。品種の違いで実の柔らかさ、甘さと酸味のバランス、水分量なと、少しずつその個性を感じられます。

美味しい淡路島の名物や動物たちとも触れ合おう

イングランドの丘中にはレストラン、カフェ、バーガーショップ、ベーカリーなどが園内に6か所あり、美味しい淡路島の食材を楽しめます。中でもオススメは「石窯ピッツァ工房」。石窯で焼く本格的なピザや、淡路島牛乳をたっぷり使用したソフトクリームが大人気のテイクアウト店。店舗前のテラスや、隣接するおいしい工房のイートインスペースで頂けます。デザートにはもちろん、先程収穫したばかりの甘いイチゴです。

イングランドの丘では豊かな自然はもちろん、多くの動物たちとのふれあえます。イングランドエリアでは羊の牧場、入園ゲートのあるグリーンエリアではコアラやワラビー、ウサギ、プレーリードッグなどの動物たちと近い距離で親しめます。コロナ禍で現在は動物たちとの接触はできませんが、日常が戻ればば羊に直接餌をあげたり、ウサギを撫でたりなどが楽しめるようになるでしょう。

その他にも遊具広場やスワンボート、パターゴルフなどが楽しめるイングランドの丘。収穫の後もたっぷりと楽しみましょう。