淡路ファームパーク イングランドの丘【美味しいものと動物との触れあい】

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自然豊かな食の島。それが淡路島。数多くの島が浮かぶ瀬戸内海でも最大の面積を持ち、本州と四国にも橋で地続きとなっている。そのため、関西・四国から訪れる観光客も多く、豊かな自然を生かしたテーマパークも多い。多くあるテーマパークの中でも、イギリスの農村風景の中、美味しいものがいっぱいで動物と触れあえると人気のスポットが「淡路ファームパーク イングランドの丘」だ。

まるでイギリスの農村のような長閑な風景

イングランドの丘エントランス

「淡路ファームパーク イングランドの丘」はイギリスの湖水地方を思わせる風景が広がる広い敷地の中で、自然と食と動物との触れ合いが楽しめる。子連れの家族などで賑わう人気のテーマパークだ。

イングランドの丘

まず訪れたのは「グリーンヒルエリア」。温室やロックガーデン、芝生広場が広がる緑豊かな場所で、入場するとまずこのエリアに入ることになる。このエリアには手作り体験教室があり、パンやバター、クラフト作りが楽しめる。また、多くの動物がいるので、子供にも人気だ。

たくさんの動物たちと触れあえる人気のスポット

イングランドの丘うさぎの国

子供に人気の「動物ふれあい・うさぎの国」
ここではモルモットやウサギなどのかわいい小動物と触れ合うことができる。実際に膝の上に抱っこして、なでる事も出来る。

イングランドの丘プレーリードック

プレーリードックもいる。ひょこりと立ち上がると、子供たちから歓声が。その姿はとても可愛らしい。残念ながら、プレーリードックには触ることはできないが、至近距離でその愛らしい姿を見る事ができる。
その他にもニワトリなどが放し飼いになっていて、いろんな動物と気軽に触れ合える。

イングランドの丘コアラ

「西オーストラリア州友好記念館」には人気のコアラがいる。ガラス越にしか見れないが、6,7頭とかなりの数が飼育されいてる。木に掴まり、ウトウトしている姿は癒しそのもの。
交友記念館の前には、同じくオーストラリアの人気者、ワラビーやエミュー、ペリカンのいる広場もある(柵があり、中には入れない)その他にもバードゲージなどがあり、様々な鳥やリスザルを見れる。まるで動物園のようで、とても楽しい。

淡路島の美味しさを凝縮した「島バーガー」は必食!

イングランドの丘島バーガー

グリーンヒルエリアにある飲食店「コアラ島バーガー」では淡路牛を使用した「島バーガー」や、名物の「淡路島牛乳ソフト」を頂ける。
「島バーガー」にはてりやきバーガー、チーズバーガー、オニオンステーキーバーガーなどの種類があり、水の代わりに牛乳を使ったバンズはふわふわ。
淡路島の玉ねぎをふんだんに使ったトマトソースは甘く、仄かにカレー風味。自家製マヨネーズにはヨーグルトが入っており、クセになりそうな絶妙な味わいだ。また、肉は淡路牛を使用しており、味わい深く旨味にあふれている。ボリュームも多く、ポテトも美味しい。
手拭きやスプーンなども、ファーストフードとしてはアイテムもとても充実していて食べやすいお店だ。

ロードトレインで楽しくエリア間を移動

イングランドの丘ロードトレイン

さて、グリーンヒルエリアを一通り回ったら、今度はもう一つのエリア「イングランドエリア」に向かう。
エリア間は約700m離れているので、無料のシャトルバスで移動する。シャトルバスだが、その形はまるで電車。専用の軌道をゆっくりと走っていくのは、子供たちにとっては一つのアトラクション。随時運行しているので、待ち時間もあまりない。

イングランドの丘

イングランドエリアに到着すると、英国風ガーデンが広がっている。美しいガーデンには、思わず子供が喜んでしまうような遊び心でお出迎えしてくれる。

英国風ガーデンが気持ちよいイングランドエリア

イングランドの丘国生みの館

イングランドエリアに到着。その名の通り、古い英国風の建物やガーデン、池に牧場と、英国ののどかな田舎を思わせる、素敵な場所だ。
「国生みの館」と名づけられたこの建物は、旧三原郡役所。南あわじ市に平成の大合併で統合された旧三原郡の役所として明治17年に建てられたもの。淡路島の最古の明治洋風建築で、阪神・淡路大震災後に解体され、平成18年にこの場所に移築されたそうだ。

イングランドの丘オールドローズ

気持ちよい英国ガーデンがここには広がる。この日はとても天気がよく、青空に緑の芝生が映え、最高に気持ちがよかった。このガーデンのど真ん中に、レストラン「オールドローズ」がある。園内で生産された食材や、淡路島の特産品を使った料理が自慢のレストラン。ここで昼食を頂く事にする。

オールドローズ店内
オールドローズ牛飯

レストラン「オールドローズ」の中は広々としていて、子連れでも安心して利用できる。もちろん、子供用のイスもある。入口で注文し、料理ができると呼び出されるフードコート形式だ。
頼んだのは「牛飯」(1200円)

松阪牛や神戸牛などのブランド牛の素畜にもなる「淡路ビーフ」を使った一品。お値段は正直高い。それに観光地のレストランで出される簡易な調理方法だ。しかし、肉はさすがに美味しく、素材がキラリと光る一品。当然、玉ねぎは淡路島産で、とても甘い。
子供にはお子様ランチである「コアラさんプレート」(800円)が人気。その他にもピザやパン屋、ソーセージ屋といった店がある。また、このレストランにはバーベキューハウスが併設されており、屋外で肉を焼いている人がとてもうらやましく思えた。

イングランドの丘野外ステージ

エリア内には大きな池があり、野外ステージもある。開放的でとても気持ちの良い場所。

イングランドの丘花畑

一面に広がる野菜畑と花畑。その間を「ユメハッチ号」が行く。広大な池の1周、約1kmをゆっくりと走る(1回300円)
春先には一面に咲く菜の花で美しい風景になる。

イングランドの丘遊びの広場
イングランドの丘遊具

「遊びの広場」にはゴーカートや変り種自転車、子供向けの乗り物がある。その隣にある広場には大きな滑り台やブランコなどの遊具もあり、ここだけでも相当の時間、子供を遊ばせられる。

イングランドの丘の池

イングランドエリアの中心に広がる、開放感満点の池。数日前の台風の影響で水が茶色くなっているが、それでもとても美しい風景。スワンボートが気持ちよさそうに水の上で遊んでいる。

イングランドの丘スワンボート

スワンボートは人気で少し並んで乗船となった。パパとママでペダルをこぎ、娘がハンドル操作。当然あさっての方向にスワンは進むが、広い池なので全く問題なし。
20分で900円(3人乗り)か1200円(4人乗り)

放し飼いされているヒツジと触れあえる

イングランドの丘ヒツジ

山の手には「ひつじの国」がある。羊といっぱい触れ合える。

イングランドの丘ヒツジ餌あげ
イングランドの丘ヒツジの餌あげ

ひつじには餌をあげることができる。掌にエサを乗せて差し出すと、ペロペロと食べる。くすぐったい。娘も恐る恐る、ヒツジにエサをあげる。

イングランドの丘ヒツジ牧場

放し飼いしているヒツジの牧場の中に入る事も出来る。もちろん、先ほど買ったエサを持ってきて、ここであげる事も出来る。ヒツジもエサを人間が持っている事を知っていて、人間が中に入ってくると、向こうから近づいてくる。先ほどよりも、濃厚な動物とのコミュニケーションを。そう思ったが、さすがに娘は近づいてくる大きなヒツジが怖いらしく、逃げ回っている。

収穫体験もできるイングランドの丘の広大な畑

イングランドの丘収穫体験

イングランドの丘の広大な畑には季節の野菜がたくさん育てられており、収穫体験ができる。大根、白菜、サニーレタス、ほうれん草、キャベツ、にんじん、玉ねぎなど。収穫時期に合わせて様々な野菜を収穫できます。これが結構楽しいのです。子どもは人気テレビ番組の「鉄腕!DASH」みたいと大喜びです。

イングランドの丘のたまねぎ販売

最後は淡路島の玉ねぎなどを使ったお土産を物色。入口に農産物の特売所があり、10数個袋詰めされた玉ねぎがなんと100~200円で売られている。200円で、我が家の1か月の玉ねぎが手に入った。
子供も大人もとても楽しめた、とても良いテーマパーク。美味しい食材と、優しい動物たちに触れ合える時間はとても貴重。そして何より、子供と楽しめる時間は、とてもかけがえのないもの。また今度も淡路島に来た時は、娘を連れて行ってあげたいと思える場所とだった。

イングランドの丘周辺の宿泊情報

イングランドの丘がある淡路島南部での宿泊でオススメのエリアは「洲本温泉」です。淡路島の中心・洲本市の海沿い、マリーナや海水浴場があるエリアに温泉宿がずらりと並ぶリゾート地。海を望みながらの温泉や美味しい淡路島の海の幸をふんだんに使った料理が楽しめます。

淡路ファームパーク イングランドの丘

住所: 兵庫県南あわじ市八木養宜上1401
電話: 0799-43-2626
営業時間: 9:30~17:00 (4~9月の土日祝は~17:30)
休業日: 無休
交通: 神戸淡路鳴門自動車道・洲本ICより約7km
料金: 大人1000円、子供200円 (12~2月は大人400円、子供200円)
駐車場: 1000台(無料)

【投稿時最終訪問 2017年3月】

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