えひめこどもの城【あいあい児童館】

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松山市と砥部町に渡って広がる「えひめこどもの城」は豊かな自然に囲まれた愛媛県で最大規模の児童館で、楽しく遊べる遊具が充実しています。
四国最大都市の愛媛県松山市。その郊外には「とべ動物園」と「えひめこどもの城」という子供に大人気のエリアがあります。どちらも公共施設のため、無料・低料金で楽しめるため、娘が小さい時には足繁く通いました。今回はまるでテーマパークのような児童施設「えひめこどもの城」を紹介します。

まるで森の中の古城のような児童館

あいあい児童館

まるで古城のような「あいあい児童館」を中心にして緑地や池、そして楽しい乗り物が楽しめる広大な公園が「えひめこどもの城」。児童館なので、中にある遊具や施設は基本無料で使えるのがうれしい。付近の緑の中に佇むその姿は、まるでヨーロッパの古城のようにも見えます。中の遊具などで遊んだあと、屋上に上がれば様々なオブジェが設置されており、付近の美しい自然が眺められます。

あいあい児童館こどもタワー

あいあい児童館の1Fは にあるこどもタワー。あいあい児童館の中でも最も大型で楽しいタワー状の遊具です。

あいあい児童館幼児コーナー

2Fには 幼児コーナーがあります。小学生未満の乳幼児を対象とした遊びのコーナーで、安心して小さな子供を遊ばせることができます。

あいあい児童館幼児コーナー

幼児コーナーには様々な遊び道具が楽しめます。特におままごと道具はリアルで、娘も張り切ってクッキングしています。現在では小学生になりましたが、ここでの料理の疑似体験は全く生かされていません・・・

あいあい児童館多目的ホール

2F には多目的ホールがあります。体育館のような大きな部屋で、演劇、映画等の鑑賞、交流行事、軽スポーツなど多目的に利用できるようになっています。イベントがなければここでも遊ぶことができます。

あいあい児童館ふわふわドーム

あいあい児童館の前にはふわふわドームがあります。巨大なドーム型のふわふわのトランポリンで、3歳から小学生まで利用可能。裸足になってぽよんぽよんと飛び跳ねられる、とっても気持ちの良い遊具です。

えひめこどもの城

あいあい児童館の屋上に出ると、えひめこどもの城の広大な園内を一望できます。これでも敷地の1/4か1/3くらいしか見渡せない広大な園内には広い芝生広場やにキラキラと輝く池などが点在します。豊かな自然の中、思いっきり遊べる場所です。

えひめこどもの城
えひめこどもの城
えひめこどもの城
えひめこどもの城

あいあい児童館の屋上には、いろんな遊具がいっぱい。かなりの数があり、かなり充実しています。体を動かしたり不思議なしくみを体験して遊ぶことができるので、晴れの日は屋上にも出て遊びたいですね。

園内には楽しい乗り物がいっぱい!

えひめこどもの城ロードトレイン
えひめこどもの城

あいあい児童館でいっぱい遊んだら、今度はロードトレインに乗って別のエリアに移動。ロードトレインは園内を1周しており、おおよそ休日は15分おき、平日は30分おきに運行している。大人300円、こどもは100円で乗車可能です。あいあい児童館がある松山エリアから反対側の砥部エリアへとロードトレインで移動します。ゆっくりとのんびりと走る車内からは、園内の豊かな自然も楽しめます。

えひめこどもの城テントウ虫モノレール
えひめこどもの城てんとう虫モノレール

ロードトレインを砥部側の駐車場で下りると、娘が「あれ、乗りたい!」と大はしゃぎ。それがてんとう虫のモノレール。小高い丘の上にある「てっぺん砦」まで、モノレールが運んでくれるのです。モノレールは2人乗り。ベビーカーなども荷台に乗せることができるのがうれしいポイント。ただし、1台ずつ出発していくので、回転率は悪い。順番待ちをしている人が少なそうに見えても、なかなか番がまわってこないのが残念。

えひめこどもの城てんとう虫モノレール

さあ、てんとう虫のモノレールに乗り、山の上に出発!
こちらも大人300円、こども100円で乗車可能。山の斜面を登っていくので地面から高い場所はなく、高所恐怖症の人でも問題なさそうです。モノレールと併設するように「ボブスレー」のコースが敷かれています。これは山頂の「てっぺん砦」からボブスレーに乗り、ここまで滑り降りてくるアトラクション。こちらもかなりの人気で、登りはモノレール、下りはボブスレーを使う子供がほとんどです。

えひめこどもの城ボブスレー

山の中腹で振り返ると、眼下には美しい自然ときれいな池が広がっています。そしてすぐ間近には、西日本最高峰の石鎚山から続く山脈が聳え立ち、四国の分水嶺になっている。こんな大自然の中で乗り物を楽しめるのはとても気持ちが良いのです。

えひめこどもの城てっぺん砦

もうすぐ頂上。てっぺん砦が見えてきました。

えひめこどもの城

てっぺん砦からの展望。深い森と輝く通谷池。そして左側にそびえる山脈が四国の分水嶺。この山の向こうは温暖な愛媛でありながら、冬には雪が降り積もる四国有数の高原の町となっています。

えひめこどもの城

てっぺん砦からの松山市・東温市の展望。こうやって見ると、高い山々の中に開けた広い平野に町が広がっています。愛媛県の中心でありながら、これだけの自然が残っているのは何とも素敵な事です。今思うと、とても良い子育ての環境でした。

東温アルプス

てっぺん砦から望む「東温アルプス」
標高1270mの「皿ヶ嶺」をはじめ、陣ヶ森や石墨山など、標高1000~1500mの山が連なる山域。深いブナの原生林が残るなど、ここから見える北側の斜面には手つかずの自然が広く残っています。東温アルプスは石鎚山系の最西端とされており、一番左側、少し色が違う山が石鎚山。西日本最高峰の1982m。ここから見える山の風景は、西日本でも有数の山岳風景といえます。

えひめこどもの城サイクルモノレール

てっぺん砦にはサイクルモノレールがあります。この素晴らしい風景を見下ろしながら、ゆっくりとペダルで空中散歩を楽しめる。こちらも大人300円、こども100円。残念ながらこの日は風がきつくて運休でしたが、こんな天気の良い日に乗れたら絶対気持ちいいでしょう。
さて、娘が4歳でまだボブスレーで下りるのは大変だと思い、この日は「コシロちゃんバス」で山を下りるつもりでした。先ほど乗ったロードトレイン同様、園内の移動手段。普通のバスなので、山道も走ってこの砦までやって来てくれます。が、意外にモノレールに乗るのに時間がかかり、コシロちゃんバスの最終便はもう山を下りてしまっていた後。仕方なく娘を抱っこして、バスが走る舗装道路を歩いて下山開始。とはいえ、10分ほどで松山側の駐車場に到着。登りは大変だが、下りなら心地よい森の中の散歩を楽しめました。

えひめこどもの城

場所: 愛媛県松山市西野町乙108
電話: 089-963-3300
営業時間: 9時~17時 (夏休み中は18時まで延長)
休業日: 水曜日(祝日にあたるときはその翌日)
    (春・夏・冬休み期間中は無休)
12月27日~1月1日
交通: 松山自動車道 松山ICより車で15分
料金: 入園無料 (一部遊具有料)
駐車場: 500台(1回300円)

【投稿時最終訪問 2013年9月】

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