徳島眉山天神社【学問と恋のご利益】
「徳島眉山天神社」は徳島市のシンボルであり、どの方向から見ても眉の形をしている「眉山」の玄関口に鎮座しています。徳島駅から一直線に伸びる大通りの一番奥にあり、代々徳島藩主に文教の神として祀られてきた学問と恋結びに強力なご利益がある神社です。平安時代、菅原道真が左遷されて太宰府に赴く最中、嵐で阿波に漂着したことが縁で、この地に天神社が祀られたと伝わっています。
徳島の代表的観光名所に隣接する神社
![阿波おどり会館と徳島眉山天神社](https://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2023/05/image-33.png)
眉山へのロープウェイ乗り場の乗り場でもあり、年中阿波踊りを楽しめる「阿波おどり会館」。まさに徳島市の観光の中心といえる阿波踊り会館にに隣接した神社が「徳島眉山天神社」です。観光で立ち寄ったなら是非一緒に参拝しましょう。
![徳島眉山天神社大鳥居](https://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2023/05/image-34.png)
阿波踊り会館に向かって左側に徳島天神社の参道入口があります。眉山を背にした石造りの鳥居の奥に朱色の鳥居が続く参道は短いながらもとても厳かな雰囲気があります。
![徳島眉山天神社](https://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2023/05/image-35.png)
朱色の鳥居の奥に鎮座する朱色の社殿は背にした眉山の新緑と青空にとても色鮮やかに映え、躍動感を感じます。地元の高校生も合格祈願のお参りや眉山を走る部活のトレーニングで立ち寄っていました。学問の神様である菅原道真公を祀っていることもあり、多くの受験生が訪れるそうです。
参拝する若者続出の学問と恋の神社
![徳島眉山天神社本殿](https://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2023/05/image-36.png)
社殿の前にある「知恵の牛」は、さすればさ知恵を授かれるご利益があります。勉学に勤しむ若者にはご利益がたっぷりのありがたい神社です。
![眉山の姫宮さん](https://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2023/05/image-37.png)
さらに若者、とくに女性に人気の摂社が本殿左側にある「姫宮神社」です。色鮮やかな天神社の中でもピンク色が交じったさらに鮮やか一角は恋結びのパワースポットで、「眉山の姫宮さん」として親しまれています。
![徳島眉山天神社姫宮神社](https://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2023/05/image-38.png)
「日本有数の奇巌として絶妙にして幽玄なる秘物」とされる巨大な陰石が祀られており、恋結び、縁結び、安産祈願、夫婦円満などにご利益があります。神額や石畳みなどがハートで作らた可愛らしい神社で、有名な芸能人も今まで多く参拝しているそうです。
![徳島眉山天神社ラジオ体操の像](https://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2023/05/image-39.png)
境内にはラジオ体操の像があります。ラジオ体操をしている人の像に首掛けがされているので間違ってお参りしてしまいそうな神々しさもあります。この場所でラジオ体操をしている有志団体が奉納したようです。
この像の後ろには眉山頂上に向かう登山道があります。隣接するロープウェイにのればあっという間に頂上に着きますが、健康のために歩いて登るのもいかがでしょうか?頂上までは歩いて約30分。危ない場所もなく、スニーカー程度でも気軽に登れ、徳島の中心に残る深い自然を楽しむことができます。
徳島眉山天神社
場所: 徳島県徳島市眉山町天神山1
電話: 088-622-9962
営業時間: 9:30~17:00
休業日: 無休
料金: 無料
交通: JR徳島駅より徒歩10分
徳島自動車道・徳島ICより約15分
駐車場: 4台(無料・阿波おどり会館を挟んで反対側)
【投稿時最終訪問 2020年5月】