竜頭の滝【紅葉シーズン竜頭の滝上駐車場】

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関東の紅葉の名所である日光。9月下旬より紅葉が始まり、最盛期には見事な美しさに彩られます。紅葉とコラボをして美しい風景を織りなすのが日光に数ある滝。その滝の中のひとつ「竜頭の滝」は、210mという長きい距離を流れ落ちる渓流瀑で、渓流沿いの遊歩道を歩けばその美しい表情を色々な角度から楽しむことができます。当然紅葉のシーズンは駐車場は大混雑しますが、上流にある国道沿いの「竜頭の滝上駐車場」はまだ比較的混雑はしておらず、遊歩道を使えば竜頭の滝のメインである頭の部分も見ることが出来ます。

滝前より空いている竜頭の滝上駐車場

竜頭の滝上駐車場

「竜頭の滝上駐車場」は無料駐車場で、約40台の駐車が可能。本格的な紅葉が始まる前の9月の3連休には多くの観光客が訪れます。竜頭の滝に近い「竜頭の滝駐車場」や「竜頭の滝下駐車場」が満車でも、こちらにはまだ駐車することが出来ました。

竜頭の滝上の森

駐車場は標高1335mの高地にあります。付近は美しい高原の森に包まれており、笹原が広がる中に美しい木立が広がっています。橋の袂から湯川沿いにに上流に向けてこの美しい森の中のハイキングコースがあります。付近の自然をトレッキングや登山する人の姿も見えます。

竜頭の滝上駐車場

橋の袂から、左側(上流)には湯川沿いのハイキングコース。右(上流)へは竜頭の滝への遊歩道が続いています。橋の上は竜頭の滝を上部から望む絶好の展望台になっています。

竜頭の滝上からの眺め

竜頭の滝は男体山の噴火で流れ出した溶岩の上を一直線に流れ落ちる滝。その長さはなんと210mもあります。勢いよく滑るように流れ落ちていく竜頭の滝上部は川のようでいて滝の様でもある不思議な場所。9月下旬ころから紅葉が色づき始め美しくなっていきます。

竜頭の滝

竜頭の滝は中禅寺湖に向かって落差60mを流れ落ちていきます。滝の最下部には大きな岩によって流れが二分されて滝つぼに流れ落ちる場所があり、その見た目が竜の頭に似ていることから竜頭の滝の名前の由来となり、最も竜頭の滝の代表的な風景となっています。

真上の川岸から眺める竜頭の滝

竜頭の滝落ち口

橋の付け根から橋の下には降りることが出来ます。橋の下は岩盤を削り取ったような細い流れとなっており、橋を超えたとたん一気に広まった川を滝となって水が流れ落ちていく。まさにここが竜頭の滝の上部なのです。

竜頭の滝上部

橋から一気に川幅が広がり流れ落ちる竜頭の滝。川の両側には深い森、流れの所々には苔に覆われた岩が頭を出し、勢いよく一気に流れ落ちていきます。橋の上からではなく、川岸で滝を流れる水と同じ視線で見る頭竜の滝は大迫力です。

竜頭の滝上流

竜頭の滝とは逆側、橋を挟んだ湯川の上流は湯滝以降一番川幅が狭まっているのではないかと思えるほどの場所を一気に川が流れ落ちており、小規模な竜頭の滝を思わせます。岩盤を激しい水流が削り取って一気に流れ落ちる風景は目の前に広がる竜頭の滝と対照的で、こちらもとても美しい長めです。

竜頭の滝

遊歩道を行けば竜頭の滝の最下部、龍の頭の部分まで行くことができます。この時は残念ながら時間がなく、竜の胴体部分を眺めて鑑瀑を終了しました。

男体山

橋の上から見上げると、美しい男体山が頭上にそびえています。標高2486mの火山で日光の主峰といえる山。山頂には日光二荒山神社の奥宮が鎮座する美しく神々しい山です。

竜頭の滝

住所: 栃木県日光市中宮祠
電話: 0288-22-1525 (日光市観光協会)
期間: 通年 (冬期は積雪あり)
交通: 日光宇都宮道路・清滝ICから約30分
駐車場: 100台(無料/竜頭の滝・竜頭の滝下・竜頭の滝上)

【投稿時最終訪問 2008年10月】

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