東京ディズニーシーホテルミラコスタ・ヴェネツィアサイド

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日本を代表するテーマパーク、ディズニーリゾートの一翼を担う東京ディズニーシー。ディズニーシーでの最高級の贅沢のひとつがパークに併設されたホテル「ホテルミラコスタ」への宿泊だろう。今回はゆっくり滞在したい事と、妻の以前からの希望もあり、このホテルに宿をとることにした。

まるで海外旅行に来たようなミラコスタのエントランスとロビー

ホテルミラコスタ噴水

「東京ディズニーシーホテルミラコスタ」は日本初のテーマパーク内に設けられたホテル。東京ディズニーシーを取り囲む南ヨーロッパの街並みは実はすべてこのホテルだ。古い歴史と格式を感じられるのホテルは数多いディズニーリゾートのホテルの中でも別格。人気の高級ホテルは、そのエントランスに立つだけでも異国の風情を感じさせてくれる。

ホテルミラコスタロビー

ロビーに入ると、その華やかさには驚かされる。5階までの吹き抜けのホールは広く、とても幻想的な空間。ソファーやイスが何箇所もあるので、チェックインの手続きやバスの待ち時間など、ここでゆっくりもできる。

ホテルミラコスタロビー

ホールの天井には見事な絵画が描かれている。見上げているだけで、歴史あるヨーロッパの建物に訪れたような気がする。日本人だらけのホールだが、気分は遠い異国に来たような気になる。
チェックインは15時からだが、チェックインのみを先に済ませることもできる。この場合は部屋に入れるのは16時半からとなる。500室以上もありチェックインが混み合うからの配慮だと思うが、部屋でもゆっくりしたいので、通常のチェックインを選択。荷物をホテルに預けたら、ディズニーシーへ。

ヴェネツィアサイドのスーペリアルルームで極上の滞在

ホテルミラコスタ客室

ディズニーシーで遊び疲れたので15時半ころチェックイン。泊まった部屋は「スーペリアルルーム」。とても広くて落ち着いている。クラッシックな調度品がとても素敵な雰囲気を演出している。この部屋は標準グレード。それでもこれだけの広さと高級感がある。

ホテルミラコスタ客室

ベッドは広く、とても心地よい寝心地。チェックアウトは昼の12時なので、ついついこのベッドの上でゆっくりくつろいでしまう。手前のベッドの下にはエクストラベッドが用意されていて、引き出して使う。3人で泊まっても室料は変わらないので、リーズナブルになる。ちなみにモーニングコールをセットすると、ミッキーマウスから電話がかかってきて起こしてくれる。

ホテルミラコスタヴェネツィアサイド

ミラコスタの部屋は面する位置によって3種類のランクに分けられている。玄関口に面する「トスカーナ・サイド」ディズニーシー内の運河に面する「ウェネツィア・サイド」ディズニーシーに面した「ポルト・パラディーゾ・サイド」今回は「ヴェネツィア・サイド」のタイプの部屋に泊まった。部屋からはディズニーシーのアトラクション「ヴェネツィアン・ゴンドラ」の乗り場であるヴェネツィアの町を模した水路が見下ろせる。イタリアのホテルに泊まっているかの様な、とても素晴らしい雰囲気が味わえる。

ホテルミラコスタ客室

部屋の入り口にはミニバーがある。大理石のカウンターの下には冷蔵庫と棚があり、お菓子・ジュースお酒があり。しかしお値段は市価の3倍近い。お買いものはホテルロビー近くの売店「ミニリザ・サンドリー」で買った方が安く種類も多い。カプチーノ、紅茶、お茶は3セットずつ無料の備え付けがある。廊下には何箇所か製氷室があり、アイスボックスも利用できる。ちなみに、クローゼット上部にはテレビが入っている。使わないときは扉を閉めれば、部屋の雰囲気を壊さなくて良い。

ホテルミラコスタ洗面室

洗面室。大きな鏡があり、とても使いやすい。高級感もたっぷりで、ゆっくりと身支度ができる空間。

ホテルミラコスタアメニティ

アメニティもディズニーキャラクターのオリジナルタオルもフェイス・ハンド・バスと全部4組揃っていて、快適。

ホテルミラコスタ浴室

お風呂はシンプルながらも広い独立した浴室。バスタブも広くてゆっくりと湯に浸かれる。バスタブは普通に見えるが、ガラスコーティングが施されていてとてもきれい。シャワーヘッドもストレート、ミストが選べるタイプになっている。お湯の出はとても良く、ストレスなく気持ちよく使える。

客室の窓から見える風景はまるでベネチアの町並み

ホテルミラコスタヴェネツィアサイド

ヴェネツィアの町並みを見ながら楽しむ備え付けのカプチーノを楽しむ。まるで本当にイタリアに旅行に来た気分を味わえる。

ホテルミラコスタヴェネツィアサイド

夕方になり日が傾いてくると、街なみに街灯が灯り始めた。水路の町並みもとても雰囲気が出てくる。さて、夜のディズニーシーにもう一度遊びに行こう。

ホテルミラコスタヴェネツィアサイド

ホテルの廊下の窓から見た風景。ヨーロッパの歴史感じる街並みの向こうに、アメリカの古き良き時代の町並み。不思議な組み合わせが、場所と時代をわからなくさせてしまう。

ホテルミラコスタ廊下

ミラコスタの廊下。街並みが一つのホテルになっているので、廊下はとても長い。何度も何度も曲がりくねっていて先が見えない。それがまた、不思議な空間に迷い込んだような気分にさせてくれる。ホテルのエントランスから泊まっている部屋までたっぷり5分以上はかかった。

泊まって楽しむ東京ディズニーシーの夜

ホテルミラコスタヴェネツィアサイド

ディズニーシーの中から泊まっている部屋を見上げる。歴史ある古い建物のように見えるが、中はとても気持ちのいいホテルの部屋だ。

ホテルミラコスタ夜のエントランス

夜のディズニーシーを楽しみ、再びホテルに戻ってきた。ライトアップされたホテルエントランスはとても幻想的。

ホテルミラコスタ廊下

ロビーから客室へと向かう長い廊下。歴史のある高級ホテルのように思え、とても雰囲気がある。

ホテルミラコスタ廊下

長い廊下の途中、通路を渡るようになっている。この下はディズニーシーの通路。地球の形をした「アクアスフィア」からパーク内部に入る時に通る通路だ。

ホテルミラコスタヴェネツィアサイドからの夜景

部屋に戻ってくると、窓からの風景はさらに幻想的になっていた。街なみにはいっぱいの時代を感じる建物が立ち並ぶ。しかし、これらの建物はすべてこの「ミラコスタ」のホテル。外からは街並みに見えても、中は大きな1つのホテルになっている。

ホテルミラコスタヴェネツィアサイドからの夜景

ディズニーシーはとっくに閉園し、中を歩く人の影すらもなく、街はとっても静か。剣を携えた白人が歩いていそうな、タイムスリップした感じすら覚える風景。1つ1つの窓には、1つ1つの客室。客室に泊まる客もこの風景を見下ろし、不思議な夢の国に誘われているのだろうか。

ホテルミラコスタヴェネツィアサイドからの夜景

日付が変わって時間は深夜。一部の電気が消され、とても静かな町並みがそこにある。本当のヴェネツィアの町も夜はこんなに静かなのだろうか。昼間の華やかさからは信じられない、静寂に包まれた町並みはとても幻想的。深夜のディズニーシーの様子をうかがい知れるのも、このホテルに宿泊した人だけの楽しみ。ヘッドランプをつけた係員が深夜にも関わらず時々点検や清掃でこの風景の中を通って行く。

ミラコスタで迎えるディズニーシーの朝

ホテルミラコスタヴェネツィアサイドからの朝の風景

早朝の運河。ディズニーシー開園前で、まだ誰もいない静かな風景。しかし、もう数十分後には、ここは人があふれ賑やかな風景となる。人通りが多くなっても、窓の防音はとてもしっかりしていて、外の喧噪はほとんど気にならない。

ホテルミラコスタ入園口

ミラコスタからディズニーシーに入園する通路。とても高級感がある通路の先には夢のテーマパークが見える。ここから本日も再び夢の国へと行きたかったが、さすがにそこまでの資本はもう財布に残っていない。この日は12時ギリギリまで部屋で楽しんだ後、荷物をまた預けてホテルのレストランでゆっくりするつもりだ。

東京ディズニーシーホテルミラコスタ

住所: 千葉県浦安市舞浜1-13
電話: 047-305-2222
イン: 15:00(最終24:00)
アウト: 12:00
駐車場: 1泊目¥2,500、2泊目以降1泊ごと¥1,000
交通: ディズニーリゾートライン「東京ディズニーシー・ステーション」下車
アメニティ: パジャマ、タオル、バスタオル、歯ブラシ、髭剃り
設備: トイレ、テレビ、コーヒーセット、ドライヤー
客室: 502室

【投稿時最終訪問 2009年2月】

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