白馬ホテルグローリアス【源泉かけ流しと美味しい朝食で人気】
冬はスキー、夏は八方尾根登山の基地で避暑地となる白馬。冬場以外はホテルの数はやや多いようで、比較的リーズナブルに宿泊できる宿が多くあります。また湯量豊富な温泉地でもあり、源泉かけ流しの宿がほとんど。公衆浴場も多く、夏の避暑でのんびり滞在するにはもってこいの場所なのです。そんな中でも源泉かけ流しの温泉、美味しい朝食、目の前に人気の飲食店と三拍子揃ったリーズナブルなホテルが「白馬ホテルグローリアス」です。
円形のコンクリート壁がリゾートチックなホテル
![白馬ホテルグローリアス外観](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-454.jpeg)
グローリアスは特徴的なコンクリート打ちっぱなしで円形の外観。プチホテルの類いに入る3階建ての小さなホテルです。
![白馬ホテルグローリアスロビー](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-467.jpeg)
エントランスを入るとすぐにフロントのあるロビー。ホテルの1階はその他、レストランがあります。エレベーターなく、ホテルの真ん中を螺旋状の階段が設けられています。
![白馬ホテルグローリアス廊下](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-457.jpeg)
円形の階段室を囲むように、曲線の廊下が各部屋を繋いでいます。少し不思議な感覚がするホテルの構造です。
収納たっぷりでゆっくりとくつろげる和室
![白馬ホテルグローリアス和室](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-459.jpeg)
スタンダードな客室のひとつである10畳の和室。広いですが、円形の壁のため部屋は切り分けたバームクーヘンのような形をしています。夏場の宿泊費はリーズナブルですが、布団敷きはセルフになっています。
![白馬ホテルグローリアス和室](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-469.jpeg)
部屋にはクローゼットがあり、さらには壁掛けのハンガースペースもあります。夏場はあまり使いませんが、防寒具やスキーウェアがかさ張る冬場でも安心です。ちなみに乾燥室もホテルには設けられています。
![白馬ホテルグローリアストイレ](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-455.jpeg)
トイレは洗面所と一体になっています。ウォッシュレットはついていませんが、広くて快適。洗面台は広くて壁一面の鏡が備え付けられているので、旅の身支度にも使いやすくなっています。
ホテルの自慢!源泉かけ流しの温泉
![白馬ホテルグローリアス脱衣所](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-460.jpeg)
グローリアスの自慢は源泉かけ長しの温泉。小さな浴室ですが観光壁一面の脱衣場と浴室の仕切りガラスと、壁一面の浴室の窓が開放的な空間をつくりだしています。
![白馬ホテルグローリアス温泉](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-465.jpeg)
湯船は3人入れば満員、洗い場も3箇所といった小さなものですが、小さなホテルでかつ24時間入浴可能なので、時間が重ならなければ混みあうことは少ないです。壁一面の窓からは信州の山々が眺められ、開放感もあります。湯はかけ流しで、浴槽の縁から古い湯が絶えず流れ出しており、床に湯の花が固着しています。湯は白馬八方温泉で、無味透明もごく仄かに温泉臭を感じます。そして特筆すべきはその泉質。濃厚なアルカリ性単純線で湯に触れた瞬間、わずかにとろみを感じ、ボディソープを洗い忘れたかと思うほど。湯上がりはお肌がつるつるになります。源泉は53℃のため、湯はやや熱めです。なお、ドライヤーは各部屋にはなく、脱衣場に設置されています。
白馬の朝は高原リゾート気分を満喫
![白馬ホテルグローリアスからの白馬岳](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-456.jpeg)
朝は窓から感動的な風景が広がります。高い白馬連山が一足先に朝日を浴びて、美しく輝きます。朝には雲海を纏うこともあり、幻想的で美しい北アルプスの風景を部屋に居ながらにして満喫できるのです。
![白馬ホテルグローリアスからの白馬三山](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-463.jpeg)
八方尾根が伸びる唐松岳や、北アルプス有数の名山「白馬岳」を盟主とする白馬三山の大パノラマをホテルの客室から眺めることができます。その姿は美しく、まるでスイスの山岳都市に来たかのような風景を浴衣姿で歯ブラシをしながらでも眺められてしまうのです。
![白馬ホテルグローリアスの朝](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-462.jpeg)
朝は熱気球のフライトの時間のようで、音もなく空を漂っています。八方尾根を登るゴンドラリフトアダムも朝8時から営業しており、夏の白馬の朝はとても早いのです。そんな白馬にゆっくり滞在できるホテルはアクティビティの絶好の基地なのです
![白馬ホテルグローリアスレストラン](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-466.jpeg)
朝食は1階のレストランで。壁一面の窓から朝陽が射し込むレストランはとても気持ちがよく、心地よい高原の朝の雰囲気を満喫できます。
![白馬ホテルグローリアス朝食](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-468.jpeg)
白馬ホテルグローリアスの朝食は美味しいと人気。オムレツやスクランブルエッグ、美味しいパンなど充実しています。ゆっくりと広々としたレストランで頂け、連泊してもメニューが少し変わるので、のんびりとした滞在の朝を楽しみにさせてくれます。
散策をすれば気持ちいい!ホテル周辺は高原リゾートと温泉地
![八方温泉の朝](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-464.jpeg)
付近はホテルが建ち並ぶリゾート地。高原にホテルやペンションが建ち並ぶ白馬八方温泉はまるでスイスを思わせるような場所もあり、朝に散策をするだけでもとても爽快な心地になります。
![郷の湯](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-461.jpeg)
駐車場とホテルの途中、宿から徒歩2分のところにある八方温泉外湯の「郷の湯」。小規模な公共温泉といった六角形が目を引く建物。浴槽は総檜づくりで、木のぬくもりと香りを感じながらお湯が楽しめると人気です。その他「八方の湯」などの外湯が温泉街の中に何ヵ所もあり、どこもとても気持ちの良い湯。外湯巡りも楽しめる滞在です。
![八方観光駐車場](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-458.jpeg)
ホテルには駐車場がなく、エントランスの前に2、3台停められるのみ。満車時は八方観光の無料駐車場に車を停めます。駐車場は無料200台と広く、ホテルからも歩いて3分程の場所です。
![おひょっくり](http://travelingnavi.com/wp-content/uploads/2019/07/image-470.jpeg)
素泊まりでホテルグローリアスに泊まったなら、夕食はホテルのすぐ目の前にある「おひょつくり」がオススメ。居酒屋ベースのお店ですが、白馬の郷土料理や地酒も充実しており、子供も頂けるメニューが多く揃っています。大人はお酒を嗜みながら、信州の味を楽しむて家族の夕食にももってこいのお店です。
白馬ホテルグローリアス
住所: 長野県北安曇郡白馬村北城5270
電話: 0262-72-7836
イン: 15:00 アウト: 10:00
駐車場: 3台 (徒歩3分の無料観光駐車場を利用)
交通: 上信越道長野I.C.より約40㎞
中央道長野自動車道・安曇野I.C.より約50㎞
北陸自動車道・糸魚川I.C.より約50㎞
アメニティ: 浴衣、タオル、バスタオル、歯ブラシ
設備: トイレ、テレビ、空の冷蔵庫、お茶セット、ドライヤー
温泉: 内湯1 24時間入浴可能
泉質: 白馬八方温泉・源泉かけ流し(アルカリ単純温泉)
客室: 17室
【投稿時最終訪問 2018年8月】