駅弁のあら竹【松阪の老舗駅弁の松阪牛弁当】

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伊勢志摩の電車旅。伊勢神宮の参拝や鳥羽への観光で立ち寄る事もある松阪駅。ここで求める駅弁といえばやはり「松阪牛」ですね。もちろんあります!松阪牛の駅弁。
人気は、創業明治28年の「あら竹」の弁当。日本で初めての牛肉を使った駅弁を販売した駅弁の老舗 。しかもいきなり松阪牛を使った駅弁「元祖特撰牛肉弁当」は冷めても高価な松阪牛を美味しく頂ける創意工夫がされており、当然値段も高かったが、その人気は相当なものだったそうです。そんな昔から人気の松阪牛駅弁、ぜひ食べないといけません。

松阪で駅弁を買うならやっぱり老舗駅弁の「あら竹」

えき弁のあら竹松阪駅店

あら竹の売店は松阪駅南口のJRの改札横にあります。改札外、ホーム内どちらからも買うことができます。また、駅から歩いて2分の場所(松阪シティホテル・百五銀行横)にあら竹本店があり、いろいろな老舗の弁当や商品を見てみたいなら少し足を延ばしてみるのもよいかもしれません。
さあ、松阪牛の駅弁買うぞ!多少の出費は覚悟しながらも、その弁当のラインナップを見ると絶句。まさに予想外。「松阪牛と本居宣長さんと松阪もめん」2900円。「松阪牛物語」3300円もしくは4400円。
・・・高い。
看板弁当「元祖特撰牛肉弁当」(1350円)は秘伝のタレや独特の肉の焼き方が使用されていますが、現在は松阪牛ではなく黒毛和牛を使用しています。松阪牛の駅弁は予算をはるかにオーバーしています。お許しください。松阪牛の駅弁レポートは、私の懐事情では無理でした。

 老舗のゆるキャラ「モー太郎」寿司

えき弁のあら竹モー太郎寿司

松阪牛の駅弁をあきらめ、やさくれて買ったのは「黒毛和牛 モー太郎寿司」(950円)オリジナルキャラクター「モー太郎」のシールが入っている、ゆるキャラを売り出そうとしている怪しいパッケージ。そのシュールさにひかれて購入。
とはいえ、駅弁に使う牛肉を知り尽くした老舗。味は間違いないはず。老舗の革新的なチャレンジと味を楽しもうと購入したわけです。もちろんシールは小学生の娘へのお土産に。

えき弁のあら竹モー太郎寿司

電車待ちの時間が長かったので、ついつい一緒に買ったビールをぷしゅっ。そうなったら駅弁にも手を付けないといけません。購入した「モー太郎寿司」は黒毛和牛の肉しぐれのお寿司。太巻きの中にたっぷりの肉しぐれが入っています。

えき弁のあら竹モー太郎寿司

肉しぐれは松阪牛ではありませんが、それでも肉を知り尽くした老舗が黒毛和牛を使って作った逸品。酢飯と肉しぐれとにかくあうのです。酸っぱい酢飯に甘辛いしぐれが絶妙のハーモニー。肉の風味も口の中にいっぱいに広がり、ついつい箸とビールがすすみます。美味しすぎて、電車がくる前に全部食べてしまいました・・・(笑)
いろいろ酒類があり、新作も続々発表しているあら竹の人気駅弁。松阪牛でなくても、取り扱うお肉はすべて黒毛和牛。どれもおいしいものばかりです。
駅弁のパッケージにかならず「松阪牛」か「黒毛和牛」か書かれているので、松阪牛が食べたい方はよく確かめて買いましょう。(松阪牛を使っているお弁当は値段が尋常ではないのですぐに気づきますが・・・)

松阪の観光と宿泊情報

松阪牛で有名な松阪市ですが、本居宣長などの有名人を輩出し、伊勢参りに向かう人々でにぎわった歴史ある商人の町でもあり、市内には立派な屋敷が多く残っています。JRと近鉄電車が乗り入れる松阪駅から多くの場所が徒歩で観光が可能なことも松阪観光のメリットです。駅周辺にはシティホテルも多数あり、観光の拠点となっています。

駅弁のあら竹(本店)

住所: 三重県松阪市日野町729-1
   (松阪駅売店は駅南側JR改札横)
電話: 0598-21-4350
時間: 7:00~21:00
定休日: 年中無休
アクセス: JR・近鉄松阪駅南改札より徒歩2分
駐車場: なし(店舗前チケット制パーキングあり)

【投稿時最終訪問 2017年11月】

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