桃太郎からくり博物館【倉敷美観地区子連れスポット】

岡山県倉敷美観地区。古い街並みが続き、様々なお店や美術館が軒を連ねる風景は岡山を代表する観光地。近くに三井アウトレットパーク倉敷もあり、美観地区とあわせてショッピングも楽しめます。家族で楽しめる美観地区ですが、小学生の子どもだと買い物も芸術鑑賞は少し早くて困るところ。そこでオススメしたいのが美観地区内にある「桃太郎のからくり博物館」です。ちょっとしたからくりで子どもが楽しめる施設ですが、そのシュールさや意外な桃太郎の秘密ので大人も楽しめる家族で訪れたい博物館です。岡山県は桃太郎の舞台として定着しており、対岸の香川県には「鬼ヶ島」とされる島もあります。そんな岡山観光のひとつとしてもいかがでしょうか?

倉敷美観地区に溶け込んだ桃太郎からくり博物館

桃太郎からくり博物館

桃太郎のからくり博物館はまるで芝居小屋のような装いで、美観地区の町屋の風景に溶け込んでいます。入口前ではちょっとシュールな桃太郎ご一行がお出迎え。博物館は二階建てで、1階は数々のからくりの展示。係員が順番に案内してくれます。

からくりで楽しむ桃太郎の世界

桃太郎からくり博物館

桃太郎からくり博物館のメインのからくり。桃太郎が桃から生まれたときのように、桃の中に自分の顔を入れる事ができます。不思議なことに、顔だけ桃の中に入って胴体は見えなくなります。ぜひここで面白写真を撮っておきたいですね。

桃太郎からくり博物館

同じように桃太郎が桃の中から出てくるからかり。見る角度によって、桃の中に桃太郎がいたり、いなかったり。鏡を使ったからくりで、先程の胴体が、消えるからくりとよく似た原理です。仕掛けはわかりましたか?

桃太郎からくり博物館

その他にもよくある目の錯覚を使ったからくりが色々とあります。子どもは新鮮、大人はなんとなく懐かしい感じがするのではないでしょうか?

桃太郎からくり博物館

桃太郎は江戸時代の昔から、色々な書物や浮世絵に残されています。中には川で拾った桃を食べたおじいさんとおばあさんが若返り、その結果つくった子どもが桃太郎だったという話もあり、この辺りは大人が楽しめる内容になっています。

鬼の洞窟へいざ鬼退治!

桃太郎からくり博物館

からくりコーナーを抜けると桃太郎の鬼退治を題材にした、少しおどろおとろした展示室。この奥には鬼ヶ島の鬼の洞窟の入口があります。いざ、鬼退治にいかん!

桃太郎からくり博物館鬼の洞窟

鬼の洞窟はちょっとしたお化け屋敷。仕掛けのタイミングや迫力がイマイチで、コンセントが丸出しなど、大人にとってはシュールな感じが満載。でも、小さな子どもには本当に怖い様子。見事に子供たちは鬼に退治されて退出です。

レトロな雰囲気の桃太郎の博物館

桃太郎からくり博物館

子どもが鬼ヶ島十分に怖がったあとは2階へ。2階は桃太郎に関する博物館。桃太郎に関する解説というより、昔の桃太郎関連の本や絵など、どのように桃太郎が昔から庶民に愛されてきたかわかる内容として展示されています。階段を上がってすぐのところには、まるで昭和初期・大正期のようなレトロな町角を再現したコーナー。様々な古い桃太郎のグッズ展示と、紙芝居を模した映像が流れています。

桃太郎からくり博物館

昔の町角の一角には「のぞくな」とかかれた怪しげな穴。当然、こうされると覗いてみたくなるのは人間の心理。覗いちゃいましょう!ただし、1階の鬼ヶ島の追体験をすることになりますが・・・

桃太郎からくり博物館

順路を進むと真っ暗な部屋があります。またお化け屋敷か!と多くの子どもは怖がってしまいますが、ここでは昔のアニメが上映されています。上映されているのは「桃太郎海の神兵」というアニメで、桃太郎が海軍の総司令官となり、猿、犬、雉たちが鬼ヶ島の鬼を撃退する内容。これは太平洋戦争中に戦意高揚のために造られたもので、公開は敗戦の約4か月前の1945年4月。凛々しい動物たちが飛行機からパラシュートで鬼ヶ島に降下し、手際よく武器を取り出して鬼(どう見てもアメリカ人)を制圧するのです。その内容はともかく、驚くのはそのクオリティ。非常に画質は悪いのですが、その動きのリアルさや滑らかさなどは素人目にも驚きのレベル。飛行機で雲の中に突入したり、落下傘で一斉降下し、落下地点で武装する様子などはあまりにもリアル。戦争を知る人間が戦争が行われている真っ最中につくったアニメなので、戦争のリアルさとしては恐ろしいほどに伝わってきます。飛行機の音なども入っており、当然当時の現役戦闘機の音であり、聞きごたえも満点。高度経済成長期にテレビで放映された白黒アニメ以上のクオリティがあり、国策だったとはいえその技術の高さにはついつい見入ってしまいます。

桃太郎からくり博物館

館内には様々な桃太郎グッズが収集されています。江戸自体から昭和・平成に至るまで。桃太郎電鉄グッズまであります。

桃太郎からくり博物館

明治時代の教科書にも桃太郎は登場します。いかに昔から桃太郎が愛されていたかわかります。こういった古い文献もたくさん展示されているので、興味がある方には意外に見ごたえがある施設なのではないでしょうか。

館長が居れば名物のちくわ笛の生演奏!

ちくわ笛演奏

最後は桃太郎には関係ありませんが、からくりに関係するのでしょうか?館長の住宅正人さんの笛の演奏。とっても素敵な音色で聞きほれてしまうほど上手な笛の音。でもよくこの笛を見ると・・・えっ、ちくわ?ちくわでスピッツなどの素晴らしいメロディーを奏でるのはからくりでもなく正真正銘。演奏の途中、本当にちくわですよと言わんばかりに吹いている笛の一部を食べて見せるパフォーマンスも。実は住宅氏はちくわ笛の日本の第一人者でテレビ番組にも何度も登場している有名人。住宅氏は常勤ではないので、館長として「出勤」されていれば、ぜひその日本を代表する素晴らしいパフォーマンスを楽しませていただきましょう。

倉敷の観光・宿泊情報

倉敷市南部、児島・鷲羽山周辺には、風光明媚な瀬戸内海を眺めながら宿泊できるホテルが多数あります。瀬戸内海の幸を存分に楽しめる宿も多く、宿泊するにももってこいのエリアです。

倉敷・鷲羽山の宿泊情報

桃太郎のからくり博物館

場所: 岡山県倉敷市本町5-11
電話: 086-423-2008
営業時間: 10:00~17:00
休業日: 無休
料金: 大人600円、小学生400円、幼児100円
交通: JR倉敷駅より徒歩15分
駐車場: なし (美観地区の観光用駐車場を利用)

【投稿時最終訪問 2017年5月】

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