松帆の郷【明石海峡を望む絶景露天と美味しい海鮮】
古より御食国として、朝廷に食材を献上していた淡路島。玉ねぎはもちろん、淡路牛や海産物など、美味しいものが目白押し。もちろん、美味しいものだけでなく洲本温泉をなどの温泉も豊富。淡路島の名物でもあるタコの絶好の漁場、明石海峡に面する高台にある絶景の温泉が松帆の郷だ。
明石海峡を眺めながらる人気の淡路島の温泉
松帆の郷の外観。明石海峡を見下ろす高台の上にあり、地中海を思わせる意匠が異国風情をも漂わせている。付近には高級リゾートホテル「ウェスティンホテル淡路」があり、送迎バスが出ているので、そちらの宿泊客も訪れる。リゾート感あふれる温泉施設だ。
松帆の郷のエントランス。レストラン「望海楼」と土産店があり、その奥に温泉がある。食事や土産物も充実しているので、温泉を堪能した後に後、美味しいものに舌鼓を打ったり、ショッピングを楽しむ事も出来る。
明石海峡大橋や神戸の夜景を眺めながら湯に浸かれる松保の湯
松帆の郷の裏側には、明石海峡大橋を見ながらくつろげるテラスがある。テーブルもあるので、ここで店内で購入したものを広げてくつろぐといった楽しみ方もできる。
露天風呂からはまさにこの絶景を望みながら湯を楽しめる。内湯は天井が高く、まるで欧州の家に囲まれながら湯に浸かっているような感じ。泉質は単純弱ラドン泉。湯は無味無臭もやや温泉っぽい味がする。塩素消毒の臭いが少し感じるもすぐにそれは気にならなくなる。露天の湯は塩素臭は感じなかったが、温泉施設のバスタオルのような、ややボイラーを通した匂いがあった。
明石海峡大橋を走る車を眺めながら、寝湯のスペースで体を横たわらせていると、日常を忘れられるリラックス感を味わえる。
湯上がりに海の幸を堪能できる食事処
絶景温泉を楽しんだ後は、ゆっくりと移動する事無く、その場で美味しい食事をいただきたい。館内に併設される「望海楼」というレストランで、夕食を楽しむ事にする。地元の美味しい食材をはじめとした、美味しい海鮮料理を楽しめるレストランだ。座席の配列は間隔が開けられており、かなりゆったりとしている。座敷もあり、湯上りにゆっくりとくつろぐにはもってこい。壁一面の開放的な窓からは、明石海峡大橋を眺める事もできる。
頂いたのはヅケ丼(1180円)マグロやサーモンなど淡路島では獲れないが、厳選した新鮮食材使用とうたっているだけあって美味しい。しっかりと味のしみこんだ刺身は美味く、特に地元産と思われる鯛はプリプリした食感を楽しめた。
妻が頼んだのは「彩海鮮丼」(1280円)名物の明石のタコは弾力と歯ごたえが絶品。
食事が終わる頃にはすっかり夜の帳が降りていた。明石海峡大橋は見事にライトアップされている。四国と本州の間にはいくつもの橋がかかるが、これだけ美しいライトアップを毎日楽しめるのは、明石海峡大橋だけだろう。見事にライトアップされた明石海峡大橋を眺めながらの食事や温泉は、また格別だった。
淡路島北部の観光と宿泊情報
淡路島北部の観光は「兵庫県立淡路島公園」や「あわじ花さじき」、「淡路夢舞台」といった花と緑の公園が人気。特に淡路夢舞台は、著名な建築家である安藤忠雄氏が設計した建物と緑が調和する美しい空間として人気を博しています。そんな淡路夢舞台でリゾート気分を満喫して宿泊できるのが、同じく同氏が設計した「ウエスティンホテル淡路」で、海と緑を見ながら美しい空間でのんびりとした滞在が楽しめます。
松帆の郷・レストラン望海楼
住所: 兵庫県淡路市岩屋3570-77
電話: 0799-73-2333
時間: 温泉/11:00~22:00 (札止め21:00)
レストラン/11:00~22:00(LO21:00 平日14~16:00休憩)
定休日: 第1木曜日(1・4・5・8月は無休)
席数: テーブル50席、座敷48席
駐車場: 64台 (駐輪スペースも完備)
アクセス: 神戸淡路鳴門自動車道・淡路ICより車で5分
メニュー: 望海寿司(松2180円、竹1520円、梅1120円)
(一例) 望海天丼(1280円)、蒸穴子丼(1480円)
鯛茶漬けセット(1180円)、淡路牛ステーキ膳(2180円)
淡路牛ひつまぶし(1380円)、ハンバーグ定食(980円)
とんかつ定食(1080円)、刺身定食(1480円)
鯛の兜煮定食(1080円)、天ぷらうどん(780円)
お子様ランチ(820円)、お子様手巻きセット(880円)
アオリイカのバター焼き(480円)、蛸の唐揚げ(480円)
【投稿日最終訪問 2014年4月】