伏見稲荷大社初詣【千本鳥居】
京都の寺社の中でも多くの参拝者が訪れる伏見稲荷大社。日本三大稲荷のひとつで、数多の鳥居が何重にも重なり、延々と続く神秘的なトンネルと化している場所だ。
鳥居が重なっている場所は、本殿よりも奥、山を登っていく参道に存在する。鳥居が重なり、山の奥へどこまでも続く道はとても幽玄的。まるで神や物の怪が存在する、この世とは違う世界に迷い込んだようだ。
どこまでも鳥居が続く幻想的な京都の風景
初詣で伏見稲荷大社に訪れた。本殿を参拝し、その奥、山へと続く参道に入ると、千本鳥居が続いている。山の上へと美しい朱色の鳥居が立ち並ぶ参道はとても神秘的だ。
鳥居の隙間から射し込む光が鳥居の内側を照らし、神秘的な空間を作り出している。
山頂まで続く伏見稲荷大社の鳥居
鳥居の参道は標高233mの稲荷山の頂上まで続いている。頂上に向かう参道の所々から見える京都市内の展望は抜群だ。
初詣の時期は鳥居の参道に延々と人があふれる 一瞬人の流れが途切れた 神が舞い降りたかのように、あたりは静寂につつまれた。
初詣の時期ということもあり、かなりの人出があった。周辺道路も交通規制が行われるくらいの混雑だった。残念ながら、鳥居の参道ではこの時期は、独特の幽玄の世界は味わえない。
しかし、何もない時、特に平日に訪れると、人はそんなにいない。十分にその神秘的な世界を味わえる。また、夜も常夜灯が参道に灯されているので、山の頂上まで登ることができる。またゆっくりと静かな時に訪れてたい。
伏見稲荷大社参拝に便利な京都駅前のホテル
伏見稲荷大社
場所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
電話: 075-641-7331
休み: 無休
時間: 境内自由
交通: 京阪本線・JR奈良線 稲荷駅(急行停車)徒歩5分
【投稿時最終訪問 2006年1月】