野山北公園自転車道【廃線トンネル跡サイクリング】

最終更新日

Comments: 0

「野山北公園自転車道」は狭山湖の建設に用いられた羽村山口軽便鉄道の廃線跡に整備されたトンネルが連続する約4kmのサイクリングロード。ロードバイクでも走れますが、一部MTBでないと走れないワイルドな山道もあります。東京都の西部にある多摩湖と狭山湖。東京の街中を貫く贅沢な多摩湖サイクリングロードでアクセスでき、そのまま多摩湖を周回するサイクリングを楽しめる自転車乗りには最高のスポット。特に狭山湖北岸には都内にも関わらず長いダートがあり、MTB乗りなら絶対に楽しみたいスポット。ぜひ狭山湖・多摩湖のサイクリングと一緒に訪れたい場所です。

MTBやグラベルなら全区間踏破したいサイクリングロード

赤坂トンネル進入路入口

野山北公園自転車道の東端にあたる赤坂トンネルの入口へは未舗装の山道になっています。ロードバイクでは立ち入る事はできませんが、MTBなら難なく、いえ楽しく走れる道です。MTBやグラベルに乗っているならぜひこの道を進み、赤坂トンネルを通り抜けて野山北公園自転車道を走りましょう。

赤坂トンネルへのアプローチダート

最初の赤坂トンネルへのアプローチはオフロード。冬場は落ち葉が積もりますが段差や大きな岩は無いので、マウンテンバイクやグラベルなら難なくアプローチが出来ます。

赤坂トンネル東端

オフロードを進むと、赤坂トンネルの入口に出ます。ここから赤坂トンネルへは落ち葉が多いですが舗装道路となっています。

雰囲気満点の廃線跡をオフロード探検

羽村山口軽便鉄道の廃線跡

赤坂トンネルへの道とは別に、森の奥にまだ道は続いています。道幅は細くなり草木がせり出していますが、MTBなら難なく走れます。いえ、MTBに乗っているなら是非走りたくなる道です。

羽村山口軽便鉄道の廃線跡サイクリング

元々は鉄道が走っていた廃線跡。森の中で落ち葉に埋もれているとはいえ、比較的走りやすい道です。ただし雨上がりなどはかなりぬかるみそうです。

羽村山口軽便鉄道5号隧道

森の道を走る廃線跡は距離的にはほんのわずか。森の中に突如トンネルが現れて楽しい道は終わりを告げます。

羽村山口軽便鉄道5号隧道

トンネルはかつての羽村山口軽便鉄道 5号隧道です。トンネル入口には厳重に柵がされていて中には入れないようになっており、廃線跡のMTB走行もここで終了となります。わずかな距離でしたが、なんだか冒険をしているようでとても楽しかったです。

羽村山口軽便鉄道5号隧道内部

柵の隙間から5号隧道の中を覗き込んでみます。一直線に伸びるトンネルの先には出口の光が見えています。出口の先は多摩湖の近くへと通じているはずですがここからだとこの先がどうなっているのかはわかりません。多摩湖を周遊するサイクリングロードを走れば、もしかすると出口の場所が見えるかもしれません。この廃線跡は昭和4年に狭山湖を造るため、羽村の多摩川から狭山湖まで開通した全長12.6kmの軽便鉄道。昭和8年の廃止までの短い期間ですが、砂利などの運搬に利用されていました。廃線跡の約4kmの部分が野北山公園自転車道として整備されています。トンネル走行と春の桜が人気のサイクリングロードです。

鉄道が走っていた4つのトンネルが連続するサイクリングロード

赤坂トンネル東側出口

廃線跡と5号隧道の探索を終えたら、野山北公園自転車道の走行開始です。赤坂トンネルの前まで戻り、西に向かいます。

赤坂トンネル

舗装道路に入ってすぐに赤坂トンネルです。丘陵地帯に通した細く長いトンネルが口を開けています。中は電気もついています。トンネル入口にはシャッターがついており、時間外は閉鎖されます。

赤坂トンネル

赤坂トンネルは連続する4つのトンネルのなかでも最も長く、一つだけ独立しています。トンネルの片方はダート道しか接続が無いので、ロードならここで引き返すことになります。東側からトンネルを抜けると突然道がなくなるので、狐に化かされたかのような気分になりそうです。

赤坂トンネル内部

トンネルの中は照明が灯り、路面も走りやすくなっています。かつてはここに鉄道が走っていました。今の電車とは違い、かなり小さな電車だったのでトンネルはかなり狭いです。細く長いコンクリート壁のトンネルでは音がとても響き、声を出すとこだまになってかえってきます。

番太池

赤坂トンネルを出ると番太池という池に出ます。自然豊かな池で、江戸時代に造られた水田の灌漑用水として利用されていた溜池です。付近は住宅地になっており水田はありませんが、今は狭山丘陵に暮らす生き物の憩いの場となっています。

番太池と野北山公園自転車道

赤坂トンネルを出ると普通の道になりますが、番太池のほとりにサイクリングロードが続きます。

野北山公園自転車道

森のなかを抜けるサイクリングロードは快適。舗装道ですが、冬場は落ち葉がすごいごとになっています。森の先には御岳ンネルがあります。ここからトンネル3つが連続します。

御岳トンネル

御岳トンネルの出口。森の中からトンネルを抜けると、周囲は静かな住宅地になっています。

赤堀トンネルと桜の木

御岳トンネルを出ると、小さな丘をくり抜かれた赤堀トンネルに続きます。付近は美しい木々に囲まれた丘や畑に囲まれた住宅地。現在の里山のような美しい場所です。トンネルの上にある大木は山桜で春にはとても美しい風景となるでしょう。

赤堀トンネル内部

赤堀トンネルを走行します。どのトンネルもそうですが幅は広くありませんので、自転車同士のすれ違いや歩行者の追い越しには注意しましょう。

横田トンネル入口

廃線跡のトンネルを使った珍しい自転車道の走行はあっという間。最後のトンネル横田トンネルです。

野北山公園自転車道横田トンネル

横田トンネルを出ると都道に出ます。夜間は入口のシャッターが閉められて通行はできなくなります。トンネルの通行可能な時間は4~9月は7~18時、10月~3月は7~17時です。

ここで自転車道は終わっているかのように見えますが横断歩道で都道を渡った先に続きます。トンネルはもうありませんが、この先も西に向かい横田基地の近くまで住宅街の中を貫くようにして野山北公園自転車道は続いています。この先は多摩川やダート走行が楽しめる狭山湖外周道路など、自転車で走る場所は多くあります。引き続きサイクリングを楽しみましょう。

■多摩湖畔のホテル

野北山公園自転車道

場所: 東京都武蔵村山市本町4-46
電話: 042-565-1111 (武蔵村山市)
距離: 約4km
料金: 無料
時間: 7~18時(4~9月)、7~17時(10月~3月)

【投稿時最終訪問 2020年12月】

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください