冬の赤レンガ庁舎(北海道庁旧本庁舎)

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札幌の中心、札幌駅のすぐそば。巨大なビルに埋もれるかのように赤いレンガの歴史ある建物が「赤れんが庁舎」。正式名称は「北海道庁旧本庁舎」で、現在の新庁舎ができるまで約80年間、道政を担った場所です。現在は一般に無料公開されており、レトロな歴史ある建物の内部はもちろん、北海道の歴史について展示されています。札幌観光の定番の観光スポットのひとつです。

雪に埋もれた赤れんが庁舎

赤れんが庁舎

雪の中に建つ旧本庁舎。間口61m、奥36m、高さ33mの大きさは明治時代に建てられたとは思えない規模。明治21年に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の建築はとても貴重なもので、重要文化財にも指定されています。煙突のような換気塔がいくつも屋根の上にあり、いかにも北国の建物らしいです。

札幌市北3条広場

赤レンガ庁舎の前、ビルの谷間に一直線に伸びる「札幌市北3条広場」には降り積もった雪が除雪されていません。春には札幌フラワーカーペットという花の絨毯がお目見えする場所ですが、冬は真っ白に雪の絨毯を都会の中に見ることができます。

赤れんが庁舎

雪の中の重厚なレンガ造りの洋館を目の前にすると、まるで異国に来たように感じます。春山々夏には建物の付近に美しい池や花壇があるのですが、冬は雪に埋もれて、その色を失っています。その分、赤レンガの色が雪の中でとても鮮やかに見えます。屋根には開拓使の建物にあしらわれる「五稜星」という赤い星印を見ることができます。

赤れんが庁舎

立派な赤レンガの壁を眺めつつ、旧本庁舎の入口へ近づきます。建物には約250万個という数のレンガが使われており、レンガは当時農村だった現在の札幌市内で製造されたそうです。長いレンガと短いレンガを交互に並べた国内では珍しいフランス積みだそうです。内部も無料で見学することができます。

赤れんが庁舎の中は重厚なレトロ空間

赤れんが庁舎階段

大きな扉を開けて中に入ると、立派な階段が設けられた巨大なホール。とても重厚な空間。それとどうしても人気ゲーム「バイオハザード」の洋館を思い出さずにいられません。

赤れんが庁舎階段

2階の天井まで吹き抜けた空間の高さは相当なもの。天井の三連アーチが見事で歴史的な建造物の雰囲気を醸し出しています。

赤れんが庁舎地下

上り階段の裏には地下室に降りる階段が。地下室にも明かりが灯っており何かに使われてそうですが、この先は立ち入り禁止とバリケードがされています。1階に比べて天井が低くなっており、どこか秘密の部屋のような雰囲気が悶々と漂います。明治時代の巨大な洋館の地下室、どのようになっているか興味津々なのです。

赤れんが庁舎廊下

高い天井を貫くように、正面の大階段の他に脇を固めるように2本の階段が2階へ向かって延びています。なんとも贅沢な造りです。

赤れんが庁舎階段

立派な階段を登って2階へ。派手さはありませんが、それでも重厚で落ち着いた空間です。くどいようですが、ゾンビでなければゴーストが出てきたり、魔法使いが出てきたりしそうな雰囲気。とにかく現実離れした物語の空間を彷彿させられます。

赤れんが庁舎階段

階段を登りきると開放的な空間。左右に高い天井の廊下が伸び、巨大な階段には大きな窓から光が射し込み、とても美しく感じます。

レトロな空間の中の充実した展示

赤れんが庁舎

階段を上がった真正面に一際大きな扉。いかにもこの巨大な洋館のメインルームといえる趣を感じられる部屋が「記念室」です。

赤れんが庁舎記念室

記念室では旧道庁で当時の様子をそのままに保存して展示しています。歴代の長官や知事が執務していた部屋で、壁には歴代知事の写真が飾られています。ここの窓は折り畳み式の二重窓になっていて厳しい寒さをしのげるようになっています。

赤れんが庁舎

1階の奥の部屋は「北海道立文書館」北海道の歴史に関する文書や記録などが保存・展示されています。

赤れんが庁舎

ここからは2階の展示室「赤れんが北方領土館」は、北方領土の歴史をパネルや資料などで展示しています。この本庁舎が現役だった頃には、北方領土には日本人が普通に暮らしていたのでしょう。

赤れんが庁舎

「国際交流・道産品展示室」では、姉妹都市や北海道各地の特産品が展示されています。その中でも一際目をひくのが、赤れんが庁舎の模型。厳しい冬の旧本庁舎はなんとお菓子で作られています。精密な模型と思いきや、メルヘンな作品。どこから食べようかなぁと、よからぬことを考えてしまいます。

赤れんが庁舎

「樺太関係資料館」は、かつての樺太に関する展示やサハリンとの交流状況などが紹介されています。敗戦後のサハリン、樺太からの命懸けの引き上げについても知ることができます。
その他、売店もあり、赤れんが庁舎をモチーフにしたグッズや赤れんが限定の北海道ワインも販売されているので、お土産を買うにもぴったりです。

札幌の観光と宿泊情報

札幌市内にはたくさんの見どころがあります。また、札幌ラーメンや新鮮な海鮮など、北海道ならではのお店が目白押しです。札幌市内ではシティホテルに宿泊がオススメ。夕食はすすきのの美味しいお店に訪問して、藻岩山展望台からの夜景など、夜の札幌ライフを楽しむのも旅の醍醐味です。

【じゃらん】札幌中心・ススキノのホテル情報

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)

場所: 北海道札幌市中央区北3条西6丁目
電話: 011-231-4111
営業時間: 8:45~18:00
休業日: 年末年始(12月29日~1月3日)
料金: 無料
交通: 札幌駅より徒歩8分
駐車場: なし

【投稿時最終訪問 2018年3月】

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