三角市場【小樽駅前・激安激旨海鮮丼】
札幌から電車で4～50分。日本海の港町で、かつては北海道の漁港や金融の中心として栄町小樽市。小樽運河が有名で、たくさんの寿司屋が並ぶことでも知られています。そんな小樽に来たなら、美味しい海の幸を堪能したいですね。そんな時にオススメのスポットが「三角市場」です。
小樽の駅横すぐの場所に三角市場はあります。見た目は昔からある市場そのものですが、多くの観光客が訪れるので、活気にあふれています。
市場の中は、昭和を思わせるような時代を感じる風景。高低差が少しある細い通路の両側に多くの店が並び、海産物がこれでもかといっぱいに並べられています。
冬に訪れたならやっぱりカニ！大きいカニが所狭しと並んでいます。当然、生きているカニもいっぱい。お値段は並のサイズなら4000円～とお高いですが、その美味しさと大きさは半端なく、この値段で町では買うことはできません。実家のカニ好きの父母に送りましたが、美味しくてお腹いっぱいになったと大満足でした。
三角市場には鮮魚店が営む食堂が6店あり、美味しく新鮮な海鮮を頂けます。特に海鮮丼は安くて美味しくて新鮮で、どこのお店でも人気。是非とも頂きたいところです。
数ある三角市場の食堂の中でも有名な「味処たけだ」で昼食に奮発して海鮮丼を頂くことにしました。たけだは海鮮丼のスタイルをいち早く三角市場で取り入れたお店だそうです。
たけだは鮮魚店直営のお店。新鮮で安い海産物が人気で、ANAと共同開発した海鮮丼を販売しています。そのため、観光案内でよく目にするお店で、とにかく明るい、明るすぎる女性店長が有名です。お店の中は市場内の食堂なので、質実剛健。コンクリートの床にイスを並べただけの質素なものですが、それでも荷物置きのかごがあったり、テーブルの上の小物は使いやすく並べられていたりと、気遣いがされています。
店内には訪れた有名人の写真だけでなく、このお店を訪れた人の写真でいっぱい。オーダーした丼が出てくるまで、ついつい見てしまいます。飛び石の祝日にも関わらず、昼にはまだ早い時間にも関わらず、多くの観光客が訪れ始めています。
注文したのは親子丼。普通の親子丼は鶏肉と卵ですが、北海道の海鮮親子丼と言えば、サーモンとイクラ！サーモンの刺身とどっさりイクラで、なんとだったの1500円。安い！！サーモンは肉厚で脂も乗っており美味しい！イクラもプチプチと口の中でものすごい弾力ではじけ、濃厚な海の味わいを口のなかに広げてくれます。ワサビを溶かしたしょう油をかけて、ご飯と一緒にかきこむと、もうこれがたまらないくらいに美味しくて、美味しくて・・・
海鮮丼には味噌汁がつきます。中にはホタテが貝ごと2枚も入っています。豪快ながらも繊細なホタテのお味噌汁、とっても美味しいのです。
丼が出てくるまでの付け合わせで出てきたのは「いかすみさきイカ」パッと見、海藻に見えますが、噛めば噛むほど、スルメのあの風味が口のなかに広がります。
美味しくて安い海産物がゲットできたり、美味しい海鮮丼を頂ける三角市場。駅横という最高の立地なので、電車で小樽に訪れたのならば、是非とも立ち寄りたいスポットです。
【小樽の観光・宿泊情報】
小樽の有名な観光名所は「小樽運河」ですが、街中にはレトロな歴史的建造物がたくさん残り、「堺町通り商店街」でのショッピングや「三角市場」をはじめとした海鮮グルメで一日中楽しめる街です。ぜひ小樽に宿をとり、ゆっくりと街中を散策したいですね。
【三角市場】
住所: 北海道小樽市稲穂3丁目10-16
電話: 0134-23-2446
時間: 6:00～17:00 (味処たけだは7:00〜16:00)
定休日: 年中無休
アクセス: JR小樽駅下車徒歩1分
札樽自動車道・小樽ICより約7分
駐車場: なし (市場前・駅前に有料駐車場あり)
味処たけだメニュー(一例)
旬の生うに食べ比べ丼4000円、生うにいくら丼3500円、かにいくら丼2200円、親子丼1500円、サーモン丼1300円、サーモンユッケ丼1200円、本マグロ大トロホタテ丼3000円、ANA特製丼2300円
【投稿時最終訪問 2018年3月】
